2010年1月26日火曜日

トマス・ヒットマン・ハーンズ~黄金の中量級

こんにちは。

最近はあまり観ないのですが、ぼくは格闘技も大好きです。新日プロレス~UWF~RINGS系のいわゆるゴッチのストロングスタイルレスリングと今の総合格闘技の合間あたりが一番好きです。でグレーシーに始まる今の総合格闘技は単調でつまらないので観ません。K-1もアーツら初期の頃は好きですが今は観てません。でも一番好きだったのは、80年代に「黄金の中量級」といわしめた時代のボクシングです。

黄金の中量級時代をつくったスター選手は4人。ヒットマン-トマス・ハーンズ、石の拳-ロベルト・デュラン、マーベラス-マービン・ハグラー、エクスプレス-シュガーレイ・レナード。特にハーンズ、レナード、ハグラーの3人は、数階級をまたいでタイトルマッチを何度も戦い、数少ない敗戦は互いだけ、みたいに、まるで他にまったく選手がいないのかと思うくらい、タイトルを独占していました。

面白いのはこの4人のボクシングスタイルがみな違うことです。ハグラーとデュランは、ガードを固めて間合いを詰めながらハードパンチを放つインファイト。特にハグラーは打たれ強い上にパンチも強く、完成度から見てもおそらくこのなかで最強でしょう。ハーンズは、ノーガードでスウェイだけでパンチをかわしながら強打でKOをねらうヒットマンスタイル。リーチが長く一撃必殺のパンチをもちますが、パンチをかわすスタイルで打たれ弱いためにリスクも高いです。レナードはエクスプレスの名の通りハードパンチャーではないもののフットワークとスピードで確実にダメージを与えていくアウトボクシング。

こういうタイプの異なる同志がしょっちゅうぶつかるわけですからたまりませんね!ヘビー級はパンチは重いがスピード感に欠ける、軽量級はスピード感はあるがパンチが軽い、両方の魅力をもった中量級が一番おもしろいと思うぼくは、大好きな4人でした。なかでもハーンズのファンでしたね。

片腕をだらりとさげるハーンズのスタイルはリスクが高いのですが、テクニカルだし観ていておもしろい。KOするかされるか、どちらかしかないですからね。試合前のにらみあいでは、ちびりそうになるくらい怖いハーンズ(なにせ殺し屋ハーンズですから。。。)ですがインテリですし。強いだけじゃなくて非常に魅力のある選手でした。

ボクシングも最近観てないなあ。。。^^;

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