2010年12月19日日曜日

年末ですなあ~(・∀・)


あっというまの1年という感じでした。

仕事と遊びで日々淡々と過ごしてるんですが、遊びのほうが多かったのは、わしのせいじゃない!不景気のせいだ、そうだ社会が悪いんだ!!てな、阿呆な若造の理屈はさすがにこねません。良しも悪しくもすべて自分の責任。「社会」とか「政府」「世間」などという、抽象的なものにごねるのは中学生まで。あえていうなら、運があった、なかったと言ったほうがよほど賢明です。

さて、クリスマス。元々かなり保守的な日本的家族であったので、ガキのころからお正月はあってもクリスマスなど無縁でしたね。青春時代(あったのか?)もそういう育ち方をしたせいか、祝ったことも祝ってもらったこともありません。社会人になって組織のパーティはたくさんありましたが、忘年会と同じレベル。

うん、メリークリスマスってそこそこ長く生きてきたけど全然ピンとこない。。。^^;; 数年前にネットで知り合った友人が、米に叩かれたイラクにメリークリスマスとか「優しさ」(彼には善意以外ありません)でブログに書いてたんで、おいおいイスラムに十字軍おくるのか?と言った覚えがあります。善意は世界共通かもしれませんが、そのカタチは共通ではないですねー。めんどくせーんですが(笑)。


まあしかし、そんなクリスマス。バーチャルワールドではにぎわってるね。それはそれでのってみようか^^ ちなみにそれなりに育ちまして商用クリッパー就航。船の名前はバッドカンパニーです。急加速でがーんと飛ばせば、ジパングからセビージャまであっというま!(ほんとはそうじゃないがw)

2010年11月30日火曜日

クラシコでメレンゲ粉砕!

今朝のクラシコ、モウリーニョのメレンゲを5-0で粉砕です(*゚∀゚)
完全にバルサが圧倒した試合でした。
正直、今季のマドリーは怖かったんですけど、ブラウグラナの戦士はひるむどころか今季最高とも言えるパフォーマンスで勇敢に戦いました。(ざまあみやがれ、モウリーニョ!とちょっと黒くなってしまう自分がいます・・・)

イニチャビの先制、すかさずビジャペドロの2点目が素晴らしかった。3点目のメッシビジャ黄金コンビでトドメをさしましたね。

2010年10月26日火曜日

2010年10月19日火曜日

予約してしまったではないか・・・



ローソン%TBSのコレボとな。。。
フィギュアにあまり興味はないのだが、澪とあずにゃんがいるとなるとこれは予約するしか・・・^^;

2010年10月6日水曜日

ついに考古学者へ!



やっと考古学者に転職です。
考古学者になるには探索8、視認6、考古学10、宗教学4、他にトルコ語、ギリシャ語が必要なんですが、普通に東地中海中心に考古学関係の冒険をやっていれば自然に到達できます。問題は名声が12500程度必要で、そうでないと転職クエスト「トロイ」が出ないんですね。これが冒険家序盤はかなり高いハードルです。ぼくの場合は、定番どおり美術館系のクエストをやり、あと運もあって考古学の希少クエに出くわした関係で9000あたりから12500を超えるまで普通にあがってくれました。

とはいっても「トロイ」というクエストはなかなか出ないクエで、以来斡旋書80枚くらい使いました^^;。また同じことはしたくないので、当分は考古学者のまま学問に励みたいと思います^^

2010年9月17日金曜日

メッシさ、空から参上!

レオ・メッシ、adidasがらみでロンドンに空から参上です。
周囲のひとらびっくりしたでしょうね!

2010年9月14日火曜日

フェラーリ競り勝つ!


F1イタリアGPは、フェラーリのアロンソが優勝。フェラーリは1,3フィニッシュ。2位はマクラーレンのバトンでした。

このレース、ポールポジションはアロンソ。2番手がバトンでしたが、はっきりいってこのモンツァ・サーキットでは1,2番グリッドの意味はありません。ていうか2番のほうが有利じゃないの?と思ったら、やはりスタート最初のコーナーでバトンがアロンソを抜き以降終盤のタイヤ交換までバトンをアロンソが追いかける展開になります。しかしバトンのちょっとしたミスでテールトューノーズまでアロンソが迫ったあとピットイン。ピットスタート、先にピットインを済ませたバトンが迫る、ここのぎりぎりの競り合いに勝ち、アロンソがトップに立ち、あとはそのままチェッカーフラッグでした。

F1に限らずレースの見どころはスタート直後とピットインなのですが、まさにそれを象徴するようなレースです。ぼくはアンチマクラーレン、フェラーリ至上主義者なので、うれしいですね。

90年代前半までのF1ブームの頃とは異なり、今はたまにしか観ないのですが、ぼくのなかで一番かっこよかったレーサーは、ナイジェル・マンセルです。しかもウイリアムズでチャンプになったときではなく、フェラーリのときのマンセルですね。マクラーレンのプロストやセナが圧倒的だったときのです。フェラーリは、万全ならスピードは申し分ない、でもセミオートマティックシステムを導入したばかりのトランスミッション系がもろくて完走すら危ういような脆さを持ってました。そんななかでごくたまに、とくに地元イタリアで優勝したときの歓びは、フェラーリファンにはたまらないのです。マクラーレンみたいに完璧じゃなくて、フェラーリは美しくて速いけれども脆い、そこがいいんですねー。そこにマンセルの荒々しいけれども凄腕のドライバーがいたことで、あのときは大好きでした。

フェラーリ。永遠に乗ることはできないでしょうが、大好きなブランドです。

2010年9月7日火曜日

セスク、来年待ってるよ



フランセスク・ファブレガス。通称セスク。カタルーニャ出身、ラマシーアでピケらと共に育った生粋のバルサカンテラーノ。現在はアーセナルの司令塔であり主将をつとめます。毎年移籍市場になるとバルサのセスク奪回の話でもちきりですが、今季はかなり本格的にうごいたものの、実現せずでした。アーセナルの主将ですからね、そう簡単にはいきません。

でもいずれかえってきます、いやきてほしい。シャビも30歳。彼が現役でいる間にセスクにきてもらわないと。そしてシャビからバルサの司令塔の真髄を引き継いでもらわないと。

しかしこうやってみるとほんとスペイン代表ってなかがいいなあと思いますね。
(左からセビージャのナバス、バルサのイニエスタ、アーセナルのセスク、バルサのペドロとブスケツ)

2010年9月6日月曜日

発掘家から史学者へ


先月復活させたDOLですが、ひたすら冒険家の道を進んでおります。ふとしたクエストでアデンを根城にアラビア海、ペルシャ湾あたりで史跡の発掘ばかりしていたのですが、爵位が上がったのでセビリアにいったん帰国。爵位があがると貸金庫の枠が増えるんですね、とこんなことも忘れている浦島ぶり。

ヨーロッパに戻ったついでに黒海にいって史学者になるためのクエストをこなしてきました。

いつか考古学者になるため、しばらくはこのまま冒険の旅を続けます。

2010年8月27日金曜日

ロナウジーニョ

甲子園球場のそばで生まれ育ったぼくが、野球は虎ファンであることは、先天性のものです。理由なんて何もない。親も阪神ファン、自転車で見にいける距離に聖地、甲子園があるわけですから(笑)。

でも後天的にファンになる場合は、スポーツのジャンルを問わず、特定の選手を好きになることが、きっかけの大半だと思います。例えば、この2年ほど、サッカーではFCバルセロナの人気がオーバーヒートしてますね。確かにペップが監督に就任してからのバルサの強さはバルサ史上最強といってもよく、未曾有の成績を残してることもあります。でもたぶん、バルサのサッカーを観たい!と思うきっかけの大半は、今ならメッシでしょう。

さて、ぼくの場合はどうかというと、他のスポーツから語りますと、テニスはジョン・マッケンローのファンになって観るようになりました。破天荒で感情を表に出す天才型のサウスポーが見事にはまったんですね。男子テニスはマッケンロー引退後は観なくなりました。女子テニスは伊達公子で、やはり彼女が引退後は観てなかったんですが、復活した近年は彼女の試合だけ観ています。

F1グランプリだと、やっぱりアイルトン・セナですね。プロスト時代が終わり、セナとシューマッハの頃は夢中でした。当時トランスミッションが弱く速いけど完走できないフェラーリが実は一番好きだったんですけどね。

ボクシングは前にも書きましたが、トマス・ハーンズです。黄金のミドル級の頃です。タイソンも楽しく観ていたのですが、あっというまにがっかりさせられましたね。。

プロレス&総合格闘技は前田日明です。新日&UWFの頃からファンで、特に強烈な蹴りと七色のスープレックスから持ち込むサブミッションで、新日プロレスラーを粉砕していたときに大ファンになり、以後リングスで引退するまでずっと試合を観ていました。全盛期にグレイシーとやれれば、と今も残念に思ってます。

あ、肝心のサッカーでした。
ぼくがバルセロニスタになったきっかけは、リバウドとフィーゴです。丁度10年前くらいです。リバウドは強烈な印象を与えてくれて、フィーゴは今一記憶に残ってません。ああ、ユダになったことははっきり覚えていますが(笑)。でも1,2年ほど強かったけどもそこから暗黒時代に入るんですよね。やっぱりそこで気持が離れかけました。そのとき圧倒的なプレイでぼくをバルサに引き戻してくれたのがロナウジーニョです。

バルサ全盛期の彼のプレイは華麗としか形容のしようがないです。ドリブル、フェイントの切れ味、アクロバティックなシュート、点取り屋かと思うと、10番として絶妙のスルーパスでアシストしたり、すべてにおいてエレガントでした。いつもニコニコしてましたし、チームメイトからも愛されてましたね。メッシがデビューしたのもこの頃で、初ゴールを決めたとき、ロニーはメッシを肩車してました。メッシは兄貴のように慕っていました。

そんなロナウジーニョも、花形外国人選手の宿命か、成績が振るわないシーズンがきっかけでバルサを去りミランに行きました。ミランではバルサのときほどのキレはないですが、その彼が25日のガンペール杯でカンプノウに戻ってきたのです。そう、バルセロナーミラン戦です。親善試合みたいなものなので終始和やかな試合でしたが、カンプノウはロニーを大歓声で迎えました。バルサの記念写真には呼ばれてしっかりロニーも写ってます。トロフィーをカピタンのプジョルが受け取ったらすくロニーを呼び寄せて彼に渡しました。




バルセロニスタにとって、ロナウジーニョはいっとき暗黒時代に入ってしまったバルサを救ってくれた救世主であり、まさにバルセロニスタ好みのアグレッシブなプレイをしてくれたので、今も英雄なんですね。ロナウジーニョは大感激でした。

スポーツが素晴らしいなと思うのは、こういう瞬間ですね。
長々とすんません(笑)

2010年8月16日月曜日

DAW(DTM)に再チャレンジ!

まずはこれを観てください。


先日たまたま発見したこの動画で、一度挫折した(笑)DTM熱が再燃いたしました。
かつてはミュー次郎、少し前はフリーのMusic Studioでトライしてましたが、試してみるとDAWのほうが簡単で楽しい。当然DAWも音源もすべてフリーです。

現在作業中の環境は次のとおり。

DAWソフト・・・REAPER V0.999
VSTプラグイン
Classic Chorus
Classic Compressor
Classic Delay
Classic EQ
Classic Flanger
Classic Master Limiter
Classic Phaser
Classic Reverb
Classic Auto-Filter

VSTiプラグイン

Synth1
Ugo Rez v2.0
DR-Fusion2
MellowSound (メロトロン音源)

とても参考になるサイト
http://kamoneg.blog43.fc2.com/blog-category-1.html
まんまの構成ですが、メロトロンだけは欲しかった音源なので探して追加しました。

うーん、理解してしまえば、フリー音源は無限にあり、自在に追加できるので便利です。DAWなので最終的にボーカルやギターをかぶせることも可能。とりあえずはオリジナルのインストを作成していますが。

初音ミク登場の頃からこんな話は当たり前になってたんですね。。。凄い時代だ。
さすがにミクには興味ないですが(笑) 

2010年8月14日土曜日

いよいよ開幕!リーガエスパニョーラ!

hola!

久しぶりのサッカーネタです。
そう、いよいよリーガが開幕なのです。

ワールドカップが終わって、一休みもほんのわずか。プレシーズンが始まり、愛するバルサはノルウェーでバレレンガと、アジアツアーでは韓国選抜、北京国安と、合計3試合をこなしてきました。もちろん全勝ですがこの時期の親善試合の勝利は余り問題ではありません。W杯後でスペイン代表は出ておりませんし、もちろんアルゼンチンのメッシもブラジルのアウヴェスも。親善試合はW杯に関係のない一部の主力と、ほとんどがバルサBカンテラーノの試験でありました。ジョナタンドスサントスをはじめ、試合を観ていて今季覚醒しそうな選手がいましたねー。やっぱり生え抜きがいいよ^^

リーガの開幕は29日ですが、その前にカップ戦が2つあります。
そのうちのひとつ、今日14日と21日、ホーム&アウェー方式で行われる「スペインスーパーカップ」、いわゆるスーベルコパは重要なタイトルです。このカップ戦は前シーズンのリーガの覇者と国王杯の覇者で行われますが、今回の相手はセビージャ。まずは本日アウェーで1stLegが行われます。

なんといってもまだ選手が間に合っていません。バルサの場合は、スペイン代表7人とアルゼンチン代表メッシと主力がごそっとW杯で調整が遅れているため、14日はバルサB中心で戦うことになります。21日カンプノウでの2ndLegには主力も間に合うので、14日は拮抗した試合になれば良し、という感じですね。

とにかくリーグ開幕です!

2010年8月12日木曜日

The Night Watch Live 1973 (King Crimson)

こんにちは。

連続してプログレネタですが、ぼくがガキの頃から今にいたるまで追い続ける、永遠のカリスマ、キングクリムゾンです。クリムゾンは1969年「宮殿」でデビュー以来、アメーバのように変化しながらRフリップという奇才の圧倒的力によって現在に至るまで第一線で活動を続ける大英帝国のロックバンド。フリップが商売的な意味もあるでしょうが、フリークにはうれしいライブ音源を洪水のように放出していることもあり、アルバムの数は数え切れないくらい存在しますし、そのほとんどを持っているぼくですが(笑)、今回とりあげるのは「The Night Watch Live!」という2枚組のライブアルバムです。



これは1973年にアムステルダムで行われたライブを収録したものですが、深い思い入れがあるのです。クリムゾンに目覚めたガキのころ、NHKーFMで放送したライブがこれだからです。BBCが過去の映像を持っていて放送したんでしょうね。いわゆるカルテット(フリップ、ウェットン、ブラッフォード、クロス)のライブを聞くのは初めてだったのですが、オープニングの「Easy Money」のド迫力にぶっとんだ覚えがあります。スタジオ録音よりも数倍恰好いいですからね。ウェットンのベースが大音量で響くのが大好きでした。時が流れ、CDで発売されたときには即買いでした。

この73年のライブにはもうひとつ、大きな意味があります。それはこのときに披露した新曲が翌年発表される「暗黒の世界」というアルバムにほぼそのまま収録されているからです。なかでもぼくがいまだに最高傑作と信じる「Fracture」は、アムスでのライブ演奏をそのまま収録しています。フリップですら最も難しいと語るこの難曲、実はライブだったんですよね。それ自体が驚きです。何度もとりなおしてあの演奏かと普通はおもうレベルの難易度なんですが。。。でも確かに、Fractureには緻密に計算された構築美と同時に、インプロビゼーション的なノリがあるんですよね。その理由はライブ音源だからなのです。

さてフリップ先生は、元気いっぱいでありまして、過去のアルバムを完全にリマスタリングしてDVD-Audioも付け加えた40周年記念をガンガン出しております。のってはいかん・・・と思いながらも、「Red」はしっかり買ってしまいました(笑)。だって、未公開の74年頃のフランスTVでのライブ映像があるんだもの・・・わずか4曲ですが、最高ですよ!

2010年8月8日日曜日

眩惑のブロードウェイ

こんにちは。

今回は70年代英プログレッシブロックの名盤、ジェネシスの「眩惑のブロードウェイ」をご紹介します。



まずはじめにぼくが呼ぶジェネシスというロックバンドは、ピーター・ガブリエル在籍時代のみを指します。彼が脱退してからフィルコリンズが中心となって活動したジェネシスのほうが実は有名だったりしますが、ぼくは完全に離脱してしまいました。そしてこの「眩惑のブロードウェイ」という2枚組のアルバムがガブリエル在籍時代最後の作品です。

一般的にはこのアルバムの評価は分かれているみたいです。レエルという主人公のわけのわからない物語を音楽で奏でたいわゆるロックオペラなのですが、はっきりいってぼくもわかりません(笑)。でも、A面1曲目、アルバムタイトルでもあるハードな「ブロードウェイ」の歌詞のなかで、ガブリエルははっきり歌ってます。「I'm Rael!」「わたしはレエルだ!」この時点で、彼が役になりきっていること、そしてそれはこのアルバムだけが変わっているわけではなく、ライブでは演劇のような動きをするガブリエルの真骨頂であること、つまりここまでのジェネシスの集大成であることがわかるのです。言い方を変えると、ガブリエルのジェネシスの集大成ですね。だからそれを好むぼくは、以後のジェネシスに興味がなくなる、このアルバムに違和感を覚えるファンは以後のジェネシスを気に入るのかもしれません。

ところでこのアルバムのジャケはヒプノシスです。以前ここで紹介した「アーガス」のジャケと同じですね。ヒプノシスというデザイングループはロックアルバムのデザインで有名ですが、フロイドやELPなど特にプログレにはよく見かけました。このジャケットを見ているだけで、迷宮に入っていくような気持ちになります。そしてアルバムを聞いていくと、実際にそうなっていきます。

というと前衛的でわかりにくい曲がならんでいそうな気がするかもしれませんが、全然そんなことはありません。ハードなロック、ガブリエルらしい叙情的なバラード、ヒットチャートにでも入りそうなポップなソング。。難解な曲など皆無に等しく、一曲一曲をとりあげれば、ジェネシスらしい美しくときに激しい素晴らしい曲ばかりです。難解なのは曲のつながり、展開ですね。おそらく歌詞も。ですが、歌詞がよくわからないぼくらにはそんなものを解析する必要などありません。ひたすら心地よい音の洪水にひたっていればよいのです。

ぼくはとくに好きなのはA面で、激しい曲の後に一幕が降りるように静かで叙情的な曲が最後に2曲続きます。カーペットクローラー、ザ・チェンバー・オブ・32 ドアーズ です。本当に演劇を観たかのように、幕が降りていくのがわかります。そしてB面をかけると、リリーホワイト・リリスという一風変わった逸品が出てきて新たな幕開けを感じるわけです。

そうしてみるとアナログLPの時代に出会って良かったなと改めて思いますね。一幕から二幕への変化とかを面で感じ取れるし、ヒプノシスのアートをジャケットで楽しめるんですから。

場所はとりますが、やっぱりLPが良かったなあと思うこのごろです。

2010年8月3日火曜日

修羅雪姫-外伝

こんにちは。

数年ぶりにはまっている朝ドラ「ゲゲゲ」ですが、実在漫画家の自伝ということもあり、かなり人気があるようですね。ところで水木しげるはもちろん超有名ですが、アシスタントのうちの2人も超有名な漫画家であることは知ってますか?水木しげるが漫画をみてガロの編集長に頼んだ漫画家志望のアシスタントが池上遼一、寺だったかで写生しているのをしげるが見かけて即雇ったのがつげ義春です。

つげ氏はねじ式をはじめとして前衛路線を突き進みます。一方池上遼一は、劇画系の漫画家としてメジャーな存在になっていきます。たぶんぼくが初めてのめりこんだ作品は「男組」という学園モノ(というにはスケールがでかすぎますが)で、そのときから絵の美しさには定評がありました。ほとんど原作者とコンビを組む漫画家ですが、その後もアイウエオボーイやフリーマン、サンクチュアリなど、暗黒街、復讐、殺し屋などを扱うハードな作品で超一流となりました。絵もますます磨きがかかり、おそらく現存する漫画家でいわゆる絵画の世界に近いレベルに達しているのは池上遼一だけかと思われます。

その彼の作品のなかで近年一番好きな作品が「修羅雪姫 外伝」です。


かつて梶芽衣子主演で映画化された漫画で、ドン小池一夫が原作、上村一夫作画が元祖ですが、ドン小池と池上遼一が組んで描いたのがこの外伝です。

とにかく美しい!凛とした立ち振る舞い、冷徹に切り捨てながらもとても悲しげな表情、これが漫画か?と思わせるくらい素晴らしい絵のタッチです。絵師といわれるゆえんですね。



いやあ、漫画って本当にいいもんですねー^^

2010年7月20日火曜日

ハチロク-MGB-猫足

たまたま「イニシャルD」というアニメがやっていて初めて観てみたらハチロクがメインなんですねー。

それでブログを書いているんですが、ぼくが初めて社会人になって自分のカネで買った車がレビンGT-APEX、いわゆるハチロクです。(イニシャルDはトレノのほうみたいですが)

歴史に残る名車になるとは思わなかったんですが、ぼくがこのクルマを選んだ理由は
・FRにこだわっていたこと
・DHOC(ツインカム)にこだわっていたこと
・友人が先代のレビンに乗っていてひそかに憧れていたこと

です。で、実際に乗ってみると。。

のりこなせねえええええ@@;

正直普通に乗る分にはとても扱いやすいクルマでした。いわゆるじゃじゃ馬じゃないです。でもこのクルマのおいしいところは8000回転こえてからなんですよね。音もいいし。しかし峠とかを攻めたりせず普通にドライブしているぶんには、滅多にその回転使いません。。。。きびきびしたハンドリングも使いません。。。
ということでほとんど普通のセダンのような乗り方で終わらせてしまいました・・・ごめん。。

次に買った車はなぜなのかいまだにわからないんですが1970年前後のMGB,旧車のロードスターです。。写真は模型(笑)。メンテナンスが大変で3年ほどで手放しましたが、楽しいクルマでしたね!スピードは120Km出せばハンドルががたつくくらいですが、車高が低く目線が低いのでスピード感があります。パワステもクーラーもなく、冬用のヒーターだけがあるところも潔い。普通にドライブしているだけで充分楽しめるクルマでした。



最後に買ったのはプジョー306カブリオレ(ワインレッド)の中古です。実はアルファを狙っていたんですが、たまたまお勧めされたこのクルマに試乗してみたら、いわゆる猫足にしびれて即決でした。206だともっとかもしれませんが、本当に路面に吸い付く感じで滑るように走ります。オートマだしSOHCだし、と思ったら大間違いで、ワインディングロードでは相当速いです。このクルマで首都高をガンガン走りましたが、あおってくるやつがいるくらい、戦闘力のあるクルマでしたね。ただ、カブリオレなのにほとんどオープンしませんでした。だってそのほうが速いんだもん。

ここから先はバイクに転向し、峠を攻めるようになりますので、また今度!

2010年7月15日木曜日

一番くじ

こんなものが定期的に行われていたことに最近気づいたワッキーです。

なんと!

もうすぐ始まる一番くじは!

ルパン三世初代グッズ!><

大人げなくクジをひきまくるであろうワッキーでした。

詳しくはこちら

2010年7月12日月曜日

スペイン優勝おめでとう!

ついにやりました!スペインのワールドカップ初優勝です。

しかも延長戦後半終盤にセスク・ファブレガスのアシストにイニエスタが決める、という劇的なゴールで。
言うなればラ・マシアの勝利です。

今回のスペイン代表にはラ・マシア出身者が9名もいました。バルデス、レイナ、プジョル、ピケ、ブスケッツ、チャビ、イニエスタ、セスク、ペドロ。バルデスとレイナはカシージャスのバックアッパーでしたが、他の選手はチームの中核となって戦いました。

ご存じない方のために。スペインは国として一枚岩ではありません。特にカタルーニャとバスクは、フランコ政権時に弾圧された暗い歴史があります。バルセロナ(カタルーニャ)がFCバルセロナを熱狂的に応援してもスペインにさほど燃えないのはそういう背景があります。実際、スペイン代表は国歌を歌いませんからね。

優勝候補にあげられながらワールドカップで結果を残せないのは、そういうことを踏まえた上でクラブで戦う場合とモチベーションが違うためと言われてきたのです。ですが今回のスペインは違いました。

それはやはろ、多くをバルセロナの選手、いえ前述したようにラ・マシア育ちが占めていたからではないかと思います。複雑な思いの中でも目的のために団結できたとぃうことですね。

そしてバルセロナに滅多に掲げられない国旗が掲げられました。

ラ・マシア万歳!

2010年7月10日土曜日

カンちゃんも使ってるGRD

こんにちは。

ぼくのカメラはmバルナックライカとM3、ローライコードⅣ、特にバルナックライカⅢfが主力です。いわゆるオールドライカ、完全機械式の銀塩カメラですね。戦後まもないころのカメラなのに多少の擦り傷があるくらいでどれもまったく問題なく動作します。やはり電池を使用しない機械式は永遠に不滅なのであります。というアナログ人間ですが、コンパクトデジカメも持っています。

ずっと気に入って使っているのがリコーのGRD(初代)です。画質はもちろん使い勝手も良くて一時期ブームになりましたね。



なんで下に菅野美穂さんがいるのかというと、ぼくは彼女の昔からのファンなんですが、昨年出した「カンタビ」というフォトエッセイで、持ち歩くカメラがどうみてもGRDなので、あー同じカメラ使ってるのかーとうれしくなった次第でして(笑い)

ちなみにカンタビという本、菅野美穂の屈託のない笑顔満載だしレトリックに優れたエッセイも秀抜な「旅本」なのでお勧めですよん^^

2010年7月9日金曜日

しゃあないからSに再び加入・・・

こんにちは。

W杯はいよいよ決勝です。楽しみですね~。

しかしこれは同時に、8月からスタートする次期リーグ戦に興味が映ることを意味します。もちろんその前にW杯で名をあげた選手を中心に移籍市場が大いに盛り上がることでしょう。

ところでバルサ側の人間であるぼくは、当然リーグ戦をTVで観るために8月から有料放送Wと契約することになります。Wは03年以降放映権を握っているからです。

ですが実に中途半端!本物のファンであれば、開幕前のフレンドリーマッチから観たいですよね!だって、新加入の選手もいるわけで、主力は休ませるにしても色々な選手をテストしてみたり、観るべきポイントはたくさんあるんですから。それだけではありません。ジョアン・ガンペール杯とスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパーカップ)もあるんですよ!前者はミラン、後者はセビージャを相手にすでにタイトルのかかったカップ戦です。これらはWでは放映しないのです。。。生中継じゃないですが観るためにはバルサTVの放映権を持つSと契約しなければならんのです。もちろん国王杯もCLも。

はっきりいって納得できませんね。CLは仕方ないですが、スペインリーグの放映権を握ったなら、カップ戦もすべて網羅すべきでしょう。おかげで視聴者は悩まされるわけです。ダブルで契約するのももったいない、でもやはり観たい。去年はCLまで我慢したんですけどね。今年はあきらめました。ビジャが新加入してますし、ミランとの一戦はぜひみたいので。お金は・・・そのぶん食費切りつめます_| ̄|○

とにかく中途半端な放映権獲得だけはやめてほしいですね。スペインはまるごとW、プレミアやセリエはまるごとSでいいじゃないですか!といいたい。

単なる愚痴ですw

2010年7月8日木曜日

だって会社はどうするの?

こんにちは。

ランボーの詩の一節です。ランボーは「地獄の季節」「イルミナシオン」が有名ですが、初期の詩も彼らしい激しくもシニカルな部分が出ていて良いですよ。表題の一節は、自分もはっとしてしまうほど、シニカルです(笑)

ぼくは小説も好きですが詩も大好きです。夜お酒を飲んで映画見たりサッカー見たりしてさて寝ようかな、と思うとき、小説はちと重い。詩を数編読んでからiPodのお気に入りの局で眠るのが最高です。

詩というと食わず嫌いのひとは、物語性がなく愛を語ったり美しいだけの退屈なものと想像しがちですが、全然そんなことはなく、まあそういう詩もありますが、ぼくの好きないわゆる象徴派と呼ばれる詩人たちの詩は、斬新な展開があり、憎悪や野望に満ち、ときに残酷で不気味なくらいグロテスクで、それでいてどこか叙情的です。詩ですからまったくの作り事を書いているわけではないので、物語のように見えてもそれはそのときの詩人の状況や心理状態が反映されているので、最終的に理解するためには詩人そのものを知る必要がありますが、そこまでせずとも雰囲気を味わうだけでも充分楽しいです。

詩は肉体を捨て感覚だけがひとり歩きしている、そういう感じでしょうか。例えば朔太郎の「ばくてりや」や「寝台を求む」を読んだときの背中を這い上がってくるような恐怖に近いけれどもどこか共感する感じ。」ボードレールの「吸血鬼」に宿る闇のパワー。まさに読んでいる人間の神経にじかに触れてくるような凄みです。

正岡子規は死ぬ間際の随意筆「病床六尺」で脊椎カリエスで寝たきりになりモルヒネで激痛を抑えながらも、世相を切なく語り続けました。「病床六尺、これがわが世界である。しかもこの六尺の病床が余には広すぎるのである。」という中でも感覚だけで書き続けたわけです。ランボーは19歳でさっさと普通の仕事についてしまいました。小説と違って詩人とはそういうものです。

ここであくまでぼくの好みですが、好きな詩人とオススメを紹介しておきます。

萩原朔太郎「月に吠える」
ボードレール「巴里の憂鬱」(散文詩ですが「悪の華」よりも読みやすいです)
ランボー「地獄の季節」
E.A.ポー「詩と詩論」(文庫でポーの全ての詩が読めます)
正岡子規「病床六尺」(詩ではなく随筆ですが、必携かと^^;)

(ちなみにポーは詩人としても凄いです。)

どれも文庫で安く手に入りますのでお試しあれ^^

2010年7月4日日曜日

黒執事

こんにちは。

鋼の錬金術師がいよいよ本日最終回(アニメのほう)です。
これでリアルタイムで観るアニメは「ワンピース」と「けいおん」だけになるかと思ったのですが、先日始まった「黒執事Ⅱ」がなかなか面白そうなので録画予約継続です。

黒執事は、シエル・ファントムハイブという13歳の伯爵と故あって契約を交わした悪魔の執事セバスチャンの二人を主人公とする、中世の英国を舞台にしたゴシックロマンです。同じ中世でも「鋼」のような大作ではないですし、世界観の大きさ、伏線の緻密さも及びませんが、少しホラー味のゴシックロマンが好きなぼくのような人間には十分すぎる秀作でした。特にシエル。子供にしてその辺の大人など足下にも及ばない意志の強さ、気高さ、ときに冷徹、ときに優しさをかいま見せる少年の存在が光ります。

なので黒執事Ⅱは完全オリジナルで、主人公も変わるように見えたのでまあみてみっか程度で余り期待してなかったのです。・・・が、しっかりセバスチャンと箱に入ったシエル(契約によって魂はセバスチャンのもの)が登場してるではありませんか!でHP公式を確認してみると、黒執事VS黒執事となっていて、いつのまにか主人公の位置も逆転してる・・・ということでこれは絶対に観なければなりません。

しかし最近、ドラマを全く観なくなりましたなあ。。最後にはまったのは「銭ゲバ」だけ。以降リアルタイムで観るのはアニメとスポーツだけです。映画はレンタルで。だってどのドラマみても全然おもしろそうじゃないから。。。あ、ゲゲゲは観てますよ!久しぶりに朝ドラ皆勤かも?

2010年7月3日土曜日

バティゴール

バティゴールってご存知ですか?
バティストゥータというアルゼンチンの歴史的FWがいるんですが、彼のゴールが余りに豪快なのでついた名前です。GKごと吹き飛ばすくらいのド迫力シュートですね。

たまたPS3でプレイしていたら、ぼくの場合滅多に出ないバティゴールが炸裂したので、アップしてみました。決めたのはアンリで、ちょっとイメージがあわないのですが(笑)

2010年7月2日金曜日

サッカーの知識

こんにちは。

日本が健闘してこれまでサッカーに興味がなかったひとも観てみようか、という気になったかもしれませんね。そんなときひ必要なのが戦術的な知識です。

サッカーは最も点が入りにくいスポーツです。0-0スコアレスドローなどはざら。野球と違いますね~。
なので3点も4点も獲られると、時間帯にもよりますがまず逆転不能。満塁ホームランなどありませんので。

サッカーをつまらないと思う人の多くは、「点が入らない」ことが原因かなと思います。それを除けば、観戦は90分で済むし、ルールは野球みたいに複雑ではないし、むしろ忙しくて他にもやりたいことがたくさんある現代人には向いているスポーツだと思うんですよね。

ではどうすればサッカーを面白く観ることができるか。
それはどんなスポーツ観戦もそうですが基本戦術、ひとつのプレイの意味を理解することだと思います。
野球を例にとりましょう。例えば「強肩の外野手はレフト、センター、ライト、どこに配置すべきか?」と問われたら答えは?

ライトです。イチローがライトにいる理由ですね。
なぜならライトの肩が弱いと、1塁にいた走者がライト前のシングルヒットで簡単に3塁まで行けてしまうためです。センターと答えがちですが、センターは守備範囲が広いのでむしろ走力や捕球能力重視。もちろん肩が強いにこしたことはないですが。
では投手とファースト以外の内野手はなぜ右投げなのか?
これも野球の知識があるひとならわかりますよね?
ファーストに投げることが難しくなるからです。

これらは別に戦術でもなんでもないです。ですが、守備の基本です。
しかしTV観戦していても、盗塁がどうだ、ヒット&ランがどうだというような話はしても、こういう話はしてくれません。でもこれを知っている知っていないでは野球を観る面白さがだいぶ違います。
特にライトの肩が弱いチーム、一時の阪神がそうでしたが、完全になめられていたので1塁走者はガンガン3塁まで走ってました。

サッカーも同じです。カウンターがどうの、ドリブルがどうのという前に、ボールを持っている選手が走る、そのスペースに別の選手が走り込む、反対側の選手が走り出す、そういったすべての選手の動きに意味があるので、そこを理解しないと、点が入らない->つまらないになってしまいます。

そこで何か良いサイトはないかな、と調べてみました。色々ありますね。さすがネット社会です。

ひとつ読みやすいのがあったので紹介しておきます。

http://mdate.hp.infoseek.co.jp/tactics/tacticsindex.htm

2010年6月30日水曜日

アルゼンチンにはだかる2つの巨大な壁

こんにちは。

日本惜敗でした。でもよくがんばりましたね。帰国したら暖かく迎えてあげましょう。もちろん選手は悔しいでしょうが。。

さてベスト8が出そろいました。
右側にわが母国・・・じゃない、愛するアルゼンチン、ドイツ、パラグアイ。
左側にウルグアイ、ガーナ、オランダ、ブラジル。

まず左側ですが、まずブラジル決勝進出は固いでしょう。壁らしき壁はオランダですが、攻撃力はず抜けてますが守備に脆さを抱えるので、攻守のバランスが鉄壁のブラジルには勝てないと思います。申し訳ないですが、ウルグアイ、ガーナはまず無理。

それに比べてアルゼンチンにはだかる大きな2つの壁。
まずは準々決勝であたるドイツ。

今回若手中心とはいえ確実に勝ち抜いてくる強豪中の強豪です。
それを乗り越えても・・・確実に来るであろうスペイン無敵艦隊。
なかなか調子に乗り切れてないしコンディションがまだ良くないですが、の顔ぶれからみればスペインは最強です。この2募り越えて、はじめてブラジルとの決戦への資格が得られるのです。

試合巧者と実績経験に富むドイツ、そして無敵艦隊。
どうすれば勝てるのか?

答えはひとつ。

リオネル・メッシ!

彼がかき回す以外に手はありませんね^^

2010年6月28日月曜日

アルゼンチンに乾杯!


こんにちは。

1週間ほど前に心斎橋大丸でやっていたサカフェスで勝ったグッズのひとつです。
ピンボケですみません^^;

香蘭社というブランドで売っている品物です。
過去の大会優勝国のマグカップやワイングラスなどありますね。
品質も良いですからオススメです。
http://www.koransha.co.jp/images/catalogue/pdf/fifa_historical.pdf

ぼくのは78年優勝国アルゼンチンのワイングラスです。
ただ、大抵はワインじゃなくてビールを注ぐんですが(予算の都合上w)

かなり気に入ってます!

メキシコを見事に撃破し、いよいよ次は強豪中の強豪、ドイツとあたります!
がんばれアルゼンチン!リネオル・メッシ!ディエゴ・マラドーナ!w

2010年6月26日土曜日

ラウンド16!ここからがW杯本番!

こんにちは。

いやあ下馬評を見事に覆して日本決勝トーナメントに進出です!まずはおめでとうー^^
特に進出を賭けたデンマーク戦は、3-1という結果だけでなく内容が素晴らしかったですね。終始ボールを追いかけ身を挺して守り、かといって守りにはいることなく攻撃的にプレイしたこの一戦は、記録以上に記憶に残る名勝負となるでしょう。平日の深夜から早朝という時間帯ながらパブリックビューイングなどでこの試合を生観戦したひとはとても運が良かったと思います。結果はともかく、4年に1度の大会でこういう試合を観られたんですから。

さて、ベスト16が出そろいました。組み合わせはこうなりました。


ぱっとめの印象では右側に強豪密集、左側はブラジル突出というイメージですね。

ここからのトーナメントはノックアウト方式ですから負けたらそれで終わりです。醍醐味はPK戦があるということ。ドローはあり得ないからです。ワールドカップといえば、PK戦、といわれるほど強烈なインパクトがあります。しかも通常PKは滅多にはずさないものですが、この大舞台のプレッシャーのなか、ワールドカップでは結構はずすんです。もちろんメンタルがすべてなんですが、観ているこちらも胃が痛くなります。今大会はどれくらいPK戦が観られるでしょうか^^

さてここまでのグループリーグを観てきた個人的な印象です(すべてを観ているわけではありませんが)。

まずブラジルはやはり王者であることを再認識。地味といわれる今回のチームですが、トリッキーなプレイをするスターはいないけれども、すべてにおいてハイレベル。攻撃も守備もフィジカルもメンタルもすべて揃ってます。何より統率がとれている。組み合わせを考えれば、決勝進出の可能性は極めて高いと思われます。

次に予想以上に強い!と思わせたのがアルゼンチン。バルセロニスタですからメッシがかき回すのはわかってましたが、チームとしてどうか、と思っていたのですが、いやいや見事に連携がとれています。まあ、メッシがいなけれれば・・・というのはあるものの、メッシがかき回して空いた隙をきちんと他の選手がついてますね。少なくとも連携がすべてのはずのスペインより、アルゼンチンのほうがよほどポゼッションサッカーしてると思います。強豪揃いの右側ですが、ここまでの調子を見る限り決勝進出の有力候補です。

次にアメリカ。サッカー後進国ですがさすがスポーツ万能の国。少し力を入れただけでこれだけ強くなるのかと思わせる進化です。細かいテクニックは南米やヨーロッパには及びませんが、スピード、スタミナ、パワー、メンタルでは互角以上。むしろ小技を弄せずシンプルなプレイに徹しているだけ、スペインのように緻密な組み立てに終始しフィニッシュできないチームよりも完全燃焼しています。特にドノバンのバティゴールに観られるダイナミックなサッカーは魅力ですね。

そして日本。終盤にスタミナ切れしてしまうのはどうしようもないかもしれませんが、この3戦、それぞれスタイルは違うけれども素晴らしいプレイをしたと思います。ひとことでいうと「献身的」ですね。イングランドのハードワーカーとよく言われますが、今大会においては日本のほうがはるかにハードワークしてるでしょう。そうしなければ勝てない、という必死の気持ちが伝わってきます。ですので、常にピッチを動き回り一瞬も労を惜しまない。そりゃ最後スタミナきれるのも無理はありません。でも途中一息入れるほどの余裕は日本にはないので、これでいいのです。試合以外のところで消えたフランスは論外として、イタリアが消えたり強豪が苦しんだりしているのは、この「献身的」な部分を欠いているためと思われます。

予想通りなのはドイツとポルトガルと南米勢。ドイツはやはり堅実で攻守のバランスがとれています。大好きな大会男クローゼも次は出られますし、今のイングランドではきついでしょう。クローゼを中心にチームのまとまりもありますしね。南米勢はやはり強い。ブラジルとアルゼンチンはもちろんですが、すべてのチームが16に進出しました。しかも内容も素晴らしい。ポゼッションから攻撃への展開が速いし鋭いです。目立つのはチリですが、次ブラジルとあたるんですね。。ポルトガルは良くも悪しくもCロナウドのチーム。彼がすべての鍵を握っています。

予想を裏切っているのが、スペインとイングランド。スペインははっきりいって策におぼれてます。きれいなサッカーをしようとしすぎる。結局ビジャの単独プレイでしか点がとれなかったりします。南米勢やアメリカのように、ポゼッションから攻撃への展開を速く、もっと泥臭くしないとこのままでは苦しいですね。それとイングランドはどうしちゃったのか、ボールへの執念が見られません。縦横無尽に走るルーニーも元気がない。体調悪いのかな?

まあとにかくここからが本当のワールドカップです!
1戦1戦がサバイバルになる真の闘いを楽しみましょう~

アスタプロント!

2010年6月21日月曜日

今回のハガレンは凄すぎる!ネタバレあり。

現在、リアルタイムで観ているアニメは、2つだけ。
「ワンピース」と「鋼の錬金術師」。

ワンピは雑誌とコミックですべて読んでいるので、ここから白ひげVS海軍本部の「大戦争」そしてエースの衝撃的な結末へと向かうんですが、アニメのほうはおきまりの時間稼ぎで横路に逸れてます。一方、雑誌ではついに完結したハガレン。こちらは今回放送分含めて残り3話のクライマックスで最高潮です。

そして今回の放送。正直鳥肌ものの迫力でこれでもかとたたみかける展開と涙なしに観られない感動で観た後に放心状態になるくらいのテンションでした。録画して観てるんだけど、後半のシーンだけでも10回以上繰り返して観たかな?(笑)

ハガレンは、エルリック兄弟が主人公ではあるけれども、前半は別として後半になって彼らが余り目立たず他のメインキャラが活躍することが多いです。スカーやマスタング、オリビエやイズミなど強烈な個性を持つキャラがいますからね。戦闘能力だけとれば、マスタングの炎とスカーが最強だと思うし、実際これまでホムンクルスを倒してきたのは彼らです。しかしここに来てエルリック兄弟の「真の強さ」が前面に出てきました。前回の放送でプライドをエドが倒したあたりからです。いえ、エンヴィーがエドの言葉に射抜かれて死んでいったあたりからかな?

そして今回放送の怒濤の反撃シーンです。ボスキャラ相手に錬金術師たちが連携して速攻攻撃を仕掛けるシーンから目が点になります。そしてアルフォンスが自らを犠牲にしてエドの右腕を再生した後の、エドの怒りの攻撃ラッシュ!とどめは久しぶりに聞く最後の決め台詞!!!永久保存版です(笑)もちろん原作が素晴らしいのですが、アニメの演出も素晴らしい出来ですねえ。こんなにスピード感があってほとばしるような激情を伝えながらどこか哀しくて涙がとまらないんですから。

アニメはあと2回だそうです。必見。
うーんDVDボックス出たら買おうかな(笑)

2010年6月20日日曜日

けいおん!

こんにちは。

ほんと遅れてるんだけど、アニメのけいおん!を借りて観ております。
まだ序盤ですが、ぐいぐい引き込まれますねー^^

ほとんど女の子しか出てこないし、ジプリっぽい絵は多少苦手なんですが、とにかく・・・

・中高生の自分を思い出してうひうひ
・ハイテンションアニメに慣れてる自分はこのゆるーい感じが心地よい。。

で、はまってます。

まあ、まず軽音楽部。高校の部活で勧誘がアニメほど盛んだった記憶はありませんが、最初からそこに決めてましたからね^^; ぼくの場合は活況で、活況過ぎて、逆につまらなかったんですが、このアニメみたいな状況なら、ほんと楽しかったと思います。部活は楽しくてナンボですからねえ。

でもやっぱり引き込まれたのは楽器をよく知らない主人公が友達と楽器を買いに行くシーン。経験があるひとならわかりますよね?そこそこ弾けるようになってからの買い物とは別次元。はじめて買った楽器は、記憶に強烈に刻まれるんです。まあおいおい、女の子が最初からレスポールか!ってのはあるんですが、でもサンバーストに魅了される、そういう感覚はわかりますー。だって、経験ないから、手に取ってみて感触がどうのといわれてもわからんのですから、形とかフィーリングから入りますよね。それがとても純粋で楽しい。

ぼくは最初に買ったギターは、ヤマキのオーソドックスなフォークギターなんですが、なんで買ったかというと親友の兄貴がもっていたサンバーストのフォークギターを観たからです。サンバーストみて、おおおお、と思った、ただそれだけでした^^;

まあしかし、色々あって練習しまくったわけですが、最初に買ったエレキギターはグレコのストラトレプリカでしたね。そのときなんでストラトにしたのかは、うまく説明できないんですが、レスポールタイプは最初から外してました。たぶん、アームを使いたかったのとやっぱり軽いってのもあるんですが、すでにJベックやクラプトンがストラトに持ち替えていてそれを観ていたからかもしれません。要するにイメージなんですよね^^

エレキになれて、上のモデルを模索していた大学時代に次に買ったのはヤマハのSGでした。これはライブでかなり使ったんですけども、ぼくの買い物のなかでアームが付いていないエレキはこれだけですね。音も良かったし、素晴らしかったんですが、やっぱり重かった^^;(体力ないw)

とにかく何でもそうですが、買い物は買うまでがとても楽しい。手に入れるとがっかりしたりもするんですけど、まあぼくの場合、SG以外はずっとストラトです。だからレスポールを選ぶ人間の気持ちも滅茶苦茶わかるんです。ほんとはテレキャスターも欲しかったりしますが、レスポール系は今も圏外ですね。

つまるところ、サンバースト!の塗装。これはねー、このアニメの主人公と同じく、子供心に強烈に印象があるんです。楽しいな、このアニメ。自分の高校生時代を観てるみたいです^^

2010年6月18日金曜日

アルゼンチン快勝!

こんにちは。

初戦のナイジェリア戦は勝ったもののイマイチでしたので、この試合、もはや強豪の域に達しつつある韓国相手にどんな試合を見せてくれるか楽しみでしたが、


やってくれました!アルゼンチン(・∀・)



終始試合を支配しての4-1で圧勝です。
最初の1点目はセットプレーからのラッキーなオウンゴールですが、これとてメッシの突破から生まれたチャンスです。2点目はきれいなヘッドでしたがこれも同様。前半ロスタイムのデミチェリスの安易なミスは頂けませんが、後はアルゼンチンらしい攻撃サッカーが楽しめました。

特に後半はメッシ劇場。自分の得点こそありませんが、メッシの光速ドリブル突破からシュート、GKのナイスセーブからのこぼれ球をイグアインが決めた3点目。イニチャビかい、と思わせるような小さなロブスルーパスでメッシがDFを抜いて自分がゴール前に飛び込む、しかしメッシにはマークがついているため、パスを受けたアグエロはファーサイドのイグアインにラストパスを出し、イグアインのハットトリックで4点目。

すべての得点にレオが絡んでの完勝でした。この大会、得点の少なさで騒がれてるだけに、ドイツに次ぐ圧勝劇でしたね。強い韓国相手ですから、大きな意味を持つと思います。
もちろんこれでグループ突破は、得失点差から考えてもほぼ確実。

ぜひ全勝で文句なしの突破を決めて欲しいです。

しかしフランスはほぼ一次リーグ敗退確実ですね。。。ジダンがいないとボロボロ。。。。うーん。

2010年6月17日木曜日

無敵艦隊轟沈。。。

こんにちは。

_| ̄|○

_| ̄|○ _| ̄|○

_| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○

スペインがスイスに負けた。。。
今日はこれにて^^;

メッシの初得点みたい!

2010年6月16日水曜日

EA SPORTS FIFA Online

こんにちは。

ワールドカップ、日本が勝利し、やっと盛り上がってきましたね!ぼくは、ハナから盛り上がっているので、既に息切れ状態です。ハアハア。。

今日は情報まで。

ワールドカップの情報は、fifa.comで満腹になります。ハイライト動画もスタッツもニュースもここで全部そろいますので知らない方はぜひどうぞ!

もうひうとつは、EA SPORTS FIFA Onlineというベータ版ゲームです。

マウスだけで操作するので、簡単な反面、やりこみゲーマーにはむかないですが、手軽に楽しめる高品質サッカーゲームです。もちろん無料。リーグ戦もよし、ワールドカップもよし、オンライン対戦もよしということで、インターフェースは英語のみですが、ぜひお試しあれ。

それではまた!

今夜は待ちに待ったスペイン登場!!!

2010年6月13日日曜日

動画を漁ってます

こんにちは。

怒濤の納品で今日はオフです(・∀・)。
夜はワールドカップ三昧でしんどいですが、梅雨入りして外にも出る気にならないし、いつものとおり動画漁ってます。

まずはYESの「南の空」。「こわれもの」という名盤でぼくが一番好きな曲です。
ある外国人アマチュアギタリストさんがカバーしてます。



すげ!
自分も多少ギターを弾くだけに、恥ずかしくなってしまうほどすごいです。

オケをバックに演奏を動画でアップするひとはたくさんいますが、愛するKing CrimsonやYesなどハイテクを弾く人は滅多にいないです。このひとはKingCrimsonもひきますし、ジミヘンは本職みたいでとにかくすごいので色々と観てください。

次はイエスのスティーブハウの名曲ソロ。実は、ぼくも昔おぼえてたまに弾いたりしますが、これ観てると恥ずかしくなります。。。このひとアコギ中心みたいですがうますぎ。。。



最後はクリムゾンの難曲中の難曲。Fracture。
さすがにこれをあの速度で正確に弾けるのはフリップ先生だけでしょう。
でもこれだけ弾けるだけでもすごいです!



結構楽しいですね、動画漁り^^

2010年6月11日金曜日

W杯ってことでサッカー初心者のための基礎知識!

こんにちは。

いよいよ今日から始まりますねー。

そこで、サッカーよくわからん、ルールとか見所とかわからん、という方!ぼくも昔は野球オンリーでしたので、最初はとっつきにくかった記憶がありよくわかります。そこで観戦を楽しむための基礎知識その壱です^^

まずルールの大前提から。
サッカーは攻防一体、野球と異なり前後半それぞれ45分と時間で区切られており、野球のようなターン制ではありません。つまり攻めていてもボールを獲られたら一瞬にして守備側にまわる、その切り替えの速さが特徴であり魅力です。次に、ファウルによる退場者が出た場合、その試合で補充することができません。レッドカードが提示されると一発退場ですが、最後まで10人で戦う必要があります。イエローカード2枚はレッドカードに相当します。つまりイエローをもらった選手は、慎重にプレイせざるをえなくなりますね。交代すれば別ですが。次に引き分け(ドロー)が重要であること。勝利は勝ち点3,ドローは1,負けは0です。W杯の場合はグループリーグだけの話ですが、この勝ち点累積で通過できるかが決まります。格上VS格下の戦いではこのドローが非常に重要になります。トーナメントにはいると、PK戦がW杯ならではの見所です。前後半90分ドローで、延長戦30分もドローの場合、PK戦に入ります。テニスのタイブレークに近い、神経戦に入ります。どんな一流選手でも重圧からはずすことがあり、その結果戦犯扱いされることも少なくありません。PK戦のルールはググって見てください^^

さてまず攻撃の基本です。
サッカーにおける攻撃を楽しむには、絶対にオフサイドというルールを知っておく必要があります。そのルールがあるがためにいくつかの基本的な攻撃パターンがあるからです。オフサイドによる制約とは、おおざっぱにいうと、GKを除いて相手の一番ゴールに近い選手よりもゴールに近い場所にいる味方にはパスを出せない、ことをさします。要するに待ち伏せしている味方にパスを出せないということですね。ここで重要なのは、その判断を下すタイミングはパスを蹴った時点であり、パスを受けた時点ではないということです。

ここでまずスルーパスという攻撃パターンが生まれます。パスを蹴った時点では味方の最前線はぎりぎり相手の守備の最終ラインを越えていない、その状態でその味方よりも前にパスを出す、味方はその瞬間に全速力でダッシュしてボールにおいついてシュートにもちこむ。これが典型的なスルーパスによる攻撃パターンです。
次にドリブル突破という攻撃パターンが生まれます。ドリブルで突っ切る限りオフサイドも何もないので、相手をひたすら交わしてボールを持った自分が前に出れば、そこからシュートを打っても、「後ろの」味方にパスをしてもオフサイドにならないからです。メッシやロナウド、かつてのマラドーナやジダンが恐れられたのは、ドリブルだけで個人突破できる選手だったからです。ファウルを受けることはあってもすることはありえないドリブルこそサッカーでは最強ですね。基本と言われるのも当然だと思います。
同じ理屈でクロス(センタリング)があります。サイド攻撃でよく使われるのは、左右どちからのライン際をパスで攻め上がっていって、奥のラインぎりぎりまでボールを持ち込み、そこからゴール前にボールをふわっと上げる、それをヘディングやボレーで選手がシュートする、このパターン。この場合も、奥まで上がれば上がるほど、「後ろへ」パスを出すことになりオフサイドになりません。また、中央は遠い距離からでもシュートを打たれる可能性があるので守備が固いですが、サイドは角度がないために比較的空いています。ですので典型的なサイドからの攻撃パターンになるわけです。クロスでも、アーリークロスといって、奥ではなく早めにゴール前にボールを上げるパターンもありますが、これは当然オフサイドにひっかかる危険があります。

スルーパスで飛び出す、ドリブルで突破する、サイドからクロスを上げる、あとは応用であり、基本的にはオフサイドというルールを前提にこれをおさえておけば良いと思います。

次にセットプレイです。特にコーナーキックとフリーキックは頻繁に登場します。敵陣ゴール側のラインを最後に敵が触れたボールが出た場合、味方はその側のコーナーからコーナーキックをけることができます。これには直接オフサイドは適用されません。ゴール前で敵味方が競りあうところにボールを上げてヘディングなどで決める、とか典型パターンですが、結構決まったりします。突破力に劣る日本などは、こういう機会を大切に、とよく言いますね。もう一つはフリーキック。これはオフサイドやハンド、ボールじゃなくて相手の身体に当ててプレイを妨げるなど、何らかのファウルがあった場合、その場所から蹴ることを差します。当然ゴールに近い場合は、得点の大チャンスになります。なぜか今さら騒いでいる無回転シュートなどはその典型で、名手と呼ばれる選手が今も昔も名を残しています。

長くなりますが、守備の話です。
守備は単純なようで複雑なんですが、ここでもまずオフサイドをおさえなければなりません。
当然守備側にしてみれば、オフサイドになるように味方の守備の最終ラインを統率する必要があるからです。オフサイドトラップという戦術がその典型ですが、相手がパスを出しそうなタイミングで意識してラインを上げてオフサイドのファウルをとる戦術です。ただし、一人でも遅れたらむしろ相手のビッグチャンスになるため、積極的に仕掛けていく代物ではないです。でも最終ラインの意識は常に持っています。
それを踏まえた上で、二つの守備パターンがあります。プレッシングとリトリートです。
プレッシングは、ボールを持っている敵の選手からボールを奪おうと積極的に走り込んで仕掛ける守備です。当然どこかでやらなければ、ボールを奪えませんが、局面や場所を考えずにいつもやってると、ばててしまいますね。また、奪いに行って交わされて抜かれたとき、後ろに味方が揃ってないと逆にピンチになります。
なのでリトリートと組み合わせになるでしょう。リトリートは、積極的にボールは奪いにいきません。ボールを持っている敵の選手とゴールを結んだ線の真ん中当たりを抑えてシュートコースをけしながら移動します。そうやっている間に、味方が守備に戻ってきてだんだん数的な有利を作り出し、それからプレッシングをかけたり、相手のシュートをガードしてマイボールにしたりします。

まあ最後はゴールキーパーなんですけどね^^;

2010年6月5日土曜日

ワールドカップ、わしの予想~

こんにちは。

またまた、日本負けてしまいましたね。イングランド戦、良かったのに、昨日は駄目でした。
怪我はつきものとはいっても、相手のエース/主将のドログバを骨折させてしまって、後味悪いし。。
南アフリカで大丈夫かな、日本代表・・・^^;



さて、そろそろそんな記事でいっぱいになりそうですが、W杯の予想いってみましょー^^

ぼくはズバリ、
◎ブラジル
○ドイツ
△オランダ
Xスペイン

スペイン穴馬扱いかよ!って言われそうですが、理由は後で。

ブラジル
突破力△、タレント力△、攻撃力○、守備力◎、組織力◎、大会実績◎
正直積極的に観戦したいと思わないかなり地味な今回のブラジルですが、司令塔にカカ、CFにファビアーノ、サイドバックにマイコンがいて、実は要所に超一流がいるんですよね。組織と守備はず抜けているうえに、今季のルイスは乗ってますから、マドリーでは冴えなかったカカさえチャンスメイクすれば、攻撃面もOK。逆にルイスは、単独ドリブル突破とかのタイプじゃないので、カカの動きが悪ければ苦しいかも。でも優勝候補筆頭です。

○ドイツ
突破力X、タレント力△、攻撃力○、守備力◎、組織力◎、大会実績◎
ドイツも地味ですが、ドイツらしく堅守で組織重視。クローゼが今季イマイチだったのが気になりますが、ぼくは組織と守備がしっかりしているチームを推したいので、2番手です。このチームにも、単独突破できる選手は不在。パスでビルドアップからチャンスに持ち込めるか?バラックが出られないのが痛いですが・・・

▲オランダ
突破力◎、タレント力○、攻撃力◎、守備力△、組織力◎、大会実績△
まずロッベンの突破力。スナイデル、カイト、ペルシとタレント豊富。まさにポゼッションサッカーの本家の布陣。守備力がいまいちっぽいけど、攻撃力は抜群。かなりの確率で上位に来るとぼくは思ってます。ちなみにFIFA10というPS3のゲームでもよく使うチーム(笑)

X(穴)スペイン
突破力○、タレント力◎、攻撃力◎、守備力◎、組織力○、大会実績△
はっきりいって、選手の顔ぶれはすごいし、同じクラブでプレイしている選手がほとんどで連携にもまったく問題ないし、大会実績がイマイチ物足りないくらいで、欠点らしい欠点が見あたらないチーム。ユーロの優勝が証明しているようにブラジルの対抗馬はここしかない!って感じですね。でも逆に評判高すぎてブラジルに比べてタレントが揃いすぎている点で「競馬予想」的な意味で穴にしました(笑)。もうひとつ懸念しているのは、何度か書きましたがラウンド16でいきなりブラジルと当たる可能性です。運命のいたずらでありそうな気がムンムンするんですよね。そして直接対決だとブラジルだと思っているのでXに止めたのです。逆にそこでブラジルを倒したら、スペインが上り詰める可能性大。

どのチームもベスト16には入るでしょうから、そこからはノックアウト方式。
何がおきるかわかりません。
個人の突破ならポルトガルのロナウドやアルゼンチンのメッシがいますし。
地元の利でアフリカ勢が上位に来る可能性も大です。

とりあえずの予想ってことで(笑)

2010年5月29日土曜日

スペイン語勉強中

こんにちは。

少し前からちびちびと楽しみながらスペイン語を勉強しています。
市販の入門書とCD、それとNHK教育テレビですね^^

なぜスペイン語かというと、直接のきっかけは、スペインのサッカーをずっと観てきて、実況はともかく、監督や選手のインタビュー、あるいはニュースキャスターの話とかを少しは聞き取れるようになりたかったからです。でも実はスペインは、サッカー以前に10代の頃から縁が深いのです。

1つはフラメンコです。ぼくはフラメンコギターを弾きますが、ギターの演奏だけでなく、踊りや歌(本来のフラメンコ)もテレビでよく見ていました。ロックやジャズが好きですが、フラメンコも同じくらい好きなんですよね。

2つめは芸術。シュールレアリスムかぶれでしたからダリは大好きなひとり。ピカソは正直余り興味ないですが、芸術の国としても極めて有名です。

3つは憧れ。これが一番大きいのですが、ぼくは仕事でかなり海外に滞在していたのに、スペインには行く機会がなかったんです。子供の頃からアランフェス協奏曲やアルハンブラの宮殿とかスパニッシュなクラッシックを弾いたり聞いたりしていましたので、フラメンコとあわせてかの地には小さな頃から憧れがあるんです。霧の都ロンドンや、パリ、ニューヨークブロードウェイには行けたのに、スペインには行く機会がなく、今に至ります。永遠の憧れってやつですね。

もともと言語を学ぶのは好きで、英語は日常はOK,フランス語は読むならそこそこ、なぜかラテン語も少し、というぼくなので、何の義務感もなく、何かを楽しむためにスペイン語をマイペースで勉強するのはとても楽しいです。スペイン語の発音はキレがよくて早口なんですが、それもグー。フランスと違ってスペイン人の対日感情は良好ですし、体格も日本人と余り変わらない。料理も酒もうまい(関係ないてかw)。

まあ大好きな国なんですね。そこでゆるゆる勉強してます!
がんばると続かないのでがんばりません(笑)
さてどうなることやら。

ではまた!
¡Hasta pronto!

2010年5月28日金曜日

伊達公子ありがとう~

こんにちは。

伊達公子(クルム伊達にはなじめないw)選手、残念ながら全仏2回戦で敗退しました。今月末まで某有料放送が観られるので昨晩生で観させてもらいました。テニスの試合をじっくり見たのは十数年ぶりかもしれません。スコアをみると一方的ですが、随所に伊達さんらしいリターンエースとかドロップショットがあって、素晴らしい試合でした。テニス選手にとって致命的な足の怪我さえなければ・・・と思いますが、それは野暮ですね。スポーツは怪我との戦いですから。

テニスとというと、ぼくが初めて観た試合が実はウィンブルドンでのボルグ-マッケンローの歴史的名勝負なんです。運がいいでしょ?w いつ終わるんだという死闘で、タイブレークなんてどこまで続くのかわからんかった試合。そのときルールをよく知らなかったので勉強にもなりましたしね。以来マッケンローのファンになりました。でも彼は俗に言う天才タイプで前人未踏の活躍をするも、短かった。以来、ベッカーとか出てきた頃にはテニスは余り観なくなっていました。

女子ですとグラフが圧倒的だった時代に少し観てましたね。この頃、おおおお、と思ったのが伊達公子です。なんといってもテニス界でいわゆる世界の5大会で日本人選手を観るなんて初めてでしたから。しかも準決勝までいっちゃうし。ランキング4位になるし。。。ほんと感動しましたよ。伊達さんの試合だけはなるべく観るようにしてましたね。

そして復帰。正直、テニス界に渇をいれたいだけかな?と思ったんですが、なんと大活躍。でもうれしい反面、後継者というか伊達さんを抜き去る選手が出てこないのが悲しいですね。杉山愛もがんばったけど、やはり及びませんでした。男性だと錦織にがんばってほしいですね。松岡はえらそうに色々なところに出てるけどたいしたことないやんけ、という印象(笑)

そだ!男性ならシャラポワの復活にも期待したいですな(笑)

とにかく伊達公子選手、久しぶりの勇姿ありがとうー。ダブルスは棄権ということなので、ゆっくり疲れをいやしてくださいな。

2010年5月27日木曜日

FIFA 10 でワールドカップ先取り

こんにちは。



PS3のFIFA 10 ワールドクラスサッカーはお気に入りのソフト(というかそれ以外はPS3はブルーレイ再生機w)ですが、先日ワールドカップバージョンが発売になりまして、色々遊んでます。



個人的にスペインとアルゼンチンが好きですが、まずスペインでかるく優勝したあと、イングランドでプレイしています。



このソフトは録画機能があるんですが、ハイライトを2つほどのせてみました。



操作は慣れないとかなり難しいですが、ボケ防止になりますお!

グループリーグ、イングランド-アメリカ。
わしはイングランド側。スルーパスから決めたのはヘスキー!



同じ試合の2点目。
クロスをヘッドで決めたのはルーニー!



こうして夜はふけていくのであった・・・

天才菅野よう子

こんにちは。

以前マクロスFの楽曲に惚れたと書きましたが、もちろん曲は菅野よう子さん。歌詞のGabriela Robinも同一人物と判明したみたいですね。彼女の曲は光栄のゲームの頃からすごいなあと思ってましたが、歌ものは歌詞も凄いセンスで、ということは曲も歌詞もスーパーな超天才ということになりますね。

マクロスFの名曲から歌詞を一部とりあげてみましょう。

「ライオン」という神曲とされるうたの冒頭は

-星をまわせ世界のまんなかで
くしゃみすればどこかの森で蝶が乱舞

アップテンポの曲でかなりの早口で歌いますが、独特の凄いセンスです。
「蝶が乱舞」に惚れました。

大好きな「射手座」のさびはこうです。

-もってけ流星散らしてデイト
ココで希有なファイト エクスタシー焦がしてよ

スペースオペラアニメの挿入歌にぴったり。「流星散らしてデイト」に惚れました

これまた大好きなバラード「ダイアモンドグレバス」の出だしは

-神様に恋をしてたころは
こんな別れがくるとは思ってなかったよ

これも死を覚悟の戦闘に向かう相手を思うシーンで歌われます。
じーんときますね。

究極はこれまた神曲とされる「トライアングラー」のサビ。

-味方だけど愛してないとか
守るけど側にいられないとか
苦い 二律背反

うん、確かに二律背反です。両方とも成り立つ命題だけど矛盾している。
けれどこういうことはしょっちゅう起きる。
ていうか、二律背反なんて言葉、歌詞で聞いたことないし^^;

ほんと天才ですねえ

聞いてない人はきいてみてね!

2010年5月25日火曜日

スクリーマーズとサルートオブジャガー

こんにちは。

こよなく愛する映画をそろそろ積極的に紹介してみましょうー。

といっても、メジャーでビッグな作品を紹介しても仕方ないので、見逃しがちなやつをかるく紹介してみますね。

大好きな世紀末シチュエーションのデカダンスな魅力あふれる傑作をまずは2つ。

1つめは「スクリーマーズ」。
敬愛するフィリップKディック原作の映画ですが、「ブレードランナー」は別格として、ディック原作の映画ではこれが一番フィットします。原作は短編「変種第二号」、その意味こそ重要なのでタイトル考えて欲しかったですが、低予算ながら素晴らしい出来です。ピーター・ウェラーはロボコップの彼。いいですね。こういう絶望的な世界観のなかにぴったりです。そういう俳優では、後に出てくるルトガー・ハウアー、それとゲーリー・オールドマンかな。

わかるひとはこの作品を評価していると思うのだけど、なぜかイマイチ埋もれてますねえ。ぼくからいえば、遊星からの物体やエイリアンに優るとも劣らないキリキリとした緊張感があるし、ディックが原作で頻繁に扱うドラッグ=戦場でさりげなくモーツアルトやロックを聴いてみたり、異常な精神状態zがうまく表現されていると思うのだけども。観ていないひとは、ぜひどうぞ。エイリアン系統が好きなら面白いことは請け合いです。

2つめは「サルートオブジャガー」。
ルトガーハウアーですね。世界観はマッドマックスと同じです。殺しが許されるスポーツ?格闘技?の賞金稼ぎの話でですが、こういう世界観が好きなら楽しめること間違いなし。スクリーマーズみたいに、展開が劇的ではないですが、コロッセウムをイメージした世紀末の何でもありの競技はそれだけで楽しめます。ハウアーは超有名な俳優になってしまいましたが、ヒッチャーとか含めてこの作品とかも、B+暗いの扱いなので、そこがまたいいのです。ハリウッドAAA評価映画でがっかりさせられっぱなしのひと!B+を観るのであります。

そういえば、最近2012とか観たけど、なんじゃあれw 金返せ、でしたね、ぼくは^^;
ひとそれぞれだけど、ぼくは局地的に映像が凄いとかどうでもいいのでね。
物語で魅せてよ、といいたい。

2010年5月23日日曜日

恐怖

こんにちは。

「ちりとてちん」を最後に、NHK朝ドラはさっぱり観なくなったぼくですが、今季の「ゲゲゲ」は久しぶりに面白くて毎日観てます^^。水木しげる、ということがきっかけになるんだけど、ドラマ的にもよくできてますね。俳優は豪華すぎるし。

ところで、恐怖と題したのは、ホラー映画好きのぼくがちと恐怖を「仕分け」してみました。某与党のアフォーマンスではありませんよ^^

映画あるいは小説でも何でも良いですが、メディアを通して観たときに感じる恐怖の酒類、いや種類はざくっとわけて2つしかないです。

・未知の存在に遭遇する恐怖
・既知の存在に遭遇する恐怖

前者は、想定し得ない存在から過酷な攻撃を受ける恐怖です。ジャンル的にはホラーじゃないですが、映画ならエイリアンとかジョーズ。小説だと個人的に怖かったビーグル号かな?
ですが、「未知」の存在に対する恐怖は実はたいしたことがないのです。

一番怖いのは後者の既知の存在に遭遇する恐怖です。

これには種類がさまざまで、観る側の個体によっても異なります。当然ですね。既知、というのは、それぞれの人間によって異なるわけですから。
例えばエクソシストやヘルハウスなどのオカルトは、日本人は全然怖くありませんが、キリスト教国の人間には相当こたえたようです。宗教的に既知の畏怖の存在だからです。

別の形として、前に日記に書いたように最近、三池さんの「ぼっけえ~」を観ましたが、あれも同じ。拷問シーンが取り沙汰されていますが、そんなものはホラーものに慣れている人間には全然平気です。怖くて震えたのは、これ以下はない貧民街で堕胎児をゴミのように川に捨てるシーンです。そういう世界は自分の目では観ていませんが、時代背景からしてあれは絶対にあったはずだし、程度は異なるにしてもロッカーやトイレに捨てたり今もあるじゃないですか。だから震えるほど怖い。既知の恐怖です。

ホラーの傑作とぼくも思う「悪魔のいけにえ」。リメイクでテキサスチェーンソー、ですが、あれはどうかというと、やはり既知の恐怖です。実際の事件をモデルにしているだけでなく、治安が行き届かない広大な大地での田舎が怖いのは心理的にわかりますよね。この手の犯罪は日本でも起きています。だから怖い。銃とかは怖くない。クワとかノコゴリとか包丁だから怖いのです。近くにありますからね。

賛否両論のホステルはどうでしょう?ぼくは、タランティーノの一作目の「ホステル」はよくできてると思います。確かに中盤までダラダラしているのですが伏線がありますし、中盤からクライマックスまでの恐怖はすさまじい。というか痛い。。。^^;これも既知の恐怖ですね。東欧を貶めているわけでもなんでもなく、中国でもオーストラリアでもそうですが、失踪した観光客は大勢います。こういう組織があるかどうかは別として、異国の地にのほほんと踏み込んだときに大いに遭遇しそうです。そこが怖い。

先ほども言いましたが、既知とはひとそれぞれで違うので、何も知らないし、疑ってもいない人が見ると、ホステルあたりはただのスプラッターに見えるかもしれません。ですが、失踪した観光客が大勢いることやあれこれ噂も含めて知っている人間がこういう映画を観ると、がたがた震えるほど怖いわけです。

で、結論はというと、恐怖を与えるという意味では、未知の存在は既知に遠く及びません。
知っているということ、そのものが、恐怖を生む、ああ、知らなかった方が幸せだった。。。
まあそんな感じでしょうか^^

2010年5月18日火曜日

さてワールドカップである。。

こんにちは。

主要欧州リーグは終了。優勝クラブは、以下のとおり。
西リーガ・エスパニョーラ・・・バルセロナ
英プレミアリーグ・・チェルシー
伊セリエA・・・インテル
独ブンデスリーガ・・・バイエルン
仏リーグアン・・・マルセイユ

常連が占めるなかでマルセイユが15年ぶりに優勝!マルセイユはドレイフスという大株主で実質オーナーが10数年個人資金を投資して愛してきたたクラブだったが、昨年一度も優勝を目にすることなく他界。決してこの世界に詳しくない妻のマルガリータが新オーナーとして跡を継いで望んだ今季になんと優勝。なんとも映画みたいにドラマティックな世界です。雑誌でみただけですがなかなかの美貌の持ち主ですね^^

さて、あとはいよいよワールドカップです。本当に犯罪都市ヨハネスブルクでできるのか?という不安はさておいて^^;、注目はやはりグループGとHです。
グループGは死のグループと言われており(毎回どこかに必ずありますが)、ブラジル、ポルトガル。コートジボワール、北朝鮮が入っています。北は正直見劣りしますが、あとの3カ国は強豪です。もちろん筆頭はブラジルですが。
一方、グループHは、スペイン、スイス、ホンジュラス、チリで、力からいえばUEFAランキング1位のスペインがダントツです。ですが、恐ろしいことにグループリーグ終了後のノックアウトトーナメントは、GとHの1位と2位がぶつかるのです。つまり・・・

ラウンド16初回から、スペインとブラジルがぶつかる可能性があるわけです。。。。。
もちろんこの両者は優勝候補の筆頭。ここでぶつかってほしくないのですが、、、、

どういう意味でGとHに注目しているわけです。

開幕まで1ヶ月を切りましたが、ぼちぼちとみどころなどを書いていきたいと思います。

2010年5月17日月曜日

カンテラ一家、優勝おめでとう!

愛するバルサ、優勝おめでとう~。

正直、37節の最大の難関、セビージャとのアウェーゲームに勝った時点で、最終節カンプノウでパジャドリー戦は勝てるだろうと思っていたけど、ドローでもマドリー次第で逆転だからこればかりは終わってみないとわからないと緊張していました。勝ち点1差で続いた終盤のデッドヒート、選手のプレッシャーを考えるとすさまじいものがある中で、よくがんばったなあと感動しています。

何よりうれしかったのは、結局のところ大事な終盤にきて活躍したのはバルサのカンテラ出身の生え抜きであったこと。3トップのメッシ、ボージャン、ペドロはもちろん、イニエスタの故障離脱というピンチのなかで怪我を押して司令塔として君臨したチャビ、守護神バルデス、高いディフェンスラインの最後の砦を守った主将プジョルやピケ、ヤヤが抜けたときに穴埋めしたブスケツ、やりくりに苦労してメッシがトップ下にはいったとき、右ウイングでがんばったジェフレン。あげるときりがないけど、アウベスやヤヤやごく一部を除いて、カンテラ一家で勝ち取ったトロフィーです。

プロ野球もそうだけど、補強は必要とはいえ、やっぱり生え抜きで勝つのがファンにとっては一番うれしい。メッシという異次元の選手がいるとはいえ、組織と連携が極めて重要なフットボールの世界にあって、同じ釜の飯を食った仲間だからこその一体感が勝利を勝ち取った要因だとぼくは思っています。

とにかくバンザーイ^^ おめでとー ありがとー^^

http://www.afpbb.com/article/sports/soccer/spain/2726904/5765073

2010年5月13日木曜日

ゴクウ

こんにちは。

SLで絶賛開演中のFloor the passion に行きたくて仕方がないのですが、24時開演という時間はお子ちゃま体質のぼくにはついていけず、今回も多分観られない、非常に残念至極なワッキーです。

さて、先日大好きな川尻監督の10数年前のOVAアニメ、「ゴクウ」のcompleteボックス(2話が収録されているDVD)をレンタルして観ました。当時観ているので、久々に観たわけですが、今観ても素晴らしい出来です。絵柄もシナリオも、妖獣都市や獣兵衛と同じ大人向け、まあ原作が「コブラ」の寺沢さんですから、元々大人向けなんですけれども。

斬新なのは1980年代の原作にもかかわらず、コンピュータネットワークでつながれた未来都市が舞台であり、主人公のゴクウは左目に仕込まれた端末でそのネットワークを自在に操れる、すなわち神の目を持っているという設定。ギブスンのニューロマンサーを元祖として、攻殻機動隊にせよ、今ではネットワーク社会、インプラント、ハッキング、果ては人間すらハッキングしてしまう(人形使い)設定は珍しくないですが、当時すでにこういうコミックやアニメが存在したことは驚きです。コブラといい、寺沢さんってかなり先を行っていた存在だったんですね。




ゴクウ、ぜひ3話が観たいなあ。。。。ボックス発売を機会に、動き出すといいのだけれども。。

2010年5月10日月曜日

今さらですがメイウェザーVSモズリー

こんにちは。

先週、ウェルター級のノンタイトルマッチ、メイウェザーVSモズリーをたまたまTV観戦して、久しぶりにボクシングの魅力に覚醒したワッキーです。

ぼくは速度はあるけどパンチ力に欠けるバンタム級、パンチ力はあるけど速度が劣るヘビー級は余り好きではなく、ハーンズ、ハグラー、レナード、デュランの時代のミドル級あたりがスピードもパンチ力もあって一番好きなのですが、さすがウェルター級。最近チェックしてなかったのですが、目を離せないすごい試合でした。

メイウェザーのことは知ってます。この試合の前の時点で40勝0敗。目に止まらぬスピードを持つスーパースターですね。引退してはターゲットを見つけるとまた復帰して倒すあたりも、ぼくが好きだった黄金のミドル級の連中たちとよく似ています。でも試合を観るのは、これが初めて。いや、想像以上に速いです。
対するチャンピオン、モズリーのパンチも滅茶苦茶速いです。TVなのにうっかりすると見逃すくらいに。しかし、序盤に食らった以外はメイウェザーはそれをよけますからね。スピード対決と言われましたが、動体視力はいったいどうなってるの?という感じです。加えてメイウェザーは、ガードも固いし、頭も良い。スピードだけでなくすべてにおいてバランスがとれています。ミスターパーフェクト、あ、これはホーストか。

あとはバッキャオとの一戦が実現するか、そこでしょうね。
メイウェザーは5階級制覇してますので、今さらベルトに興味はない。モズリーとの対戦がノンタイトルになったのもメイウェザーの申し出だと言われてます。そこらへんのチャンプより俺の方が強い、ということを証明したいだけの話でしょう。で、勝てばまた引退。

賛否両論あるでしょうが、無敗であることがすべてを正当化してしまう。これが凄いところです。ぜひバッキャオ戦は実現してほしいものです^^

ツープラトン・・・

突然、熟語の読みとか意味とかこれまでの人生で思いこんできたことが間違いだったとわかることってありますよね?結構ショックというかw

今朝、なんで調べたのかわからないのだけど、ツープラトン という言葉をググって調べたら、two platoons、2つの小隊という意味であることを知りました。。そういえばオリバーストーンのプラテューンという映画、ああ、そういう意味だったか、と頭をがーんとなぐられた感じで。

ツープラトン。。。プロレスで二人がかりで攻撃するときに使う言葉なんですが、これ、「プラトンが二人」という意味だと思ってたです。。。。。_| ̄|○  だってプラトンは哲学で有名ですが、レスリングでも有名ですので、レスラーが2人という意味だとばかり。。。。



・・・・


英語は仕事上重要な道具なのでショック。。。。。

2010年5月9日日曜日

SL半生記 番外~緊張のセカンドライフ

こんにちは。

第一章の後編をすっ飛ばして、番外編です(笑)。長いので副題つけていくつかに分けます。

セカンドライフというメタバースを知らないひとにはわからないと思いますが、あの世界にはリアルライフと同じ空気感があります。所詮人間の世界ですから当然ですが、リアルと同じように偶然、運不運、すれ違い、緊張感、様々な思惑や憶測・・・単に飛行機とばしたり銃で遊んだりするだけの世界ではありません。その中でまずは緊張感を取り上げてみようと思います。

よくSLにおける時間がRLの数倍速いと言いますが、確かに感覚的にはSLの3ヶ月はRLの1年に相当する感じでしょうか。なぜSLの時間の濃度がRLの数倍濃いのか?ぼくは、「RLと同じ緊張感を求められる劇的なシチュエーションがRLよりも遙かに高い頻度で発生する」ためだと思っています。でもだからこそ短期間の間に山ほどの想い出ができるわけで、そこがSLのおもしろさでしょうね。

いくつか例をあげてみます。

1.オーディション
今では珍しくないSLでの音楽ライブ。ぼくがSLを始めた頃も外国人はかなり盛んでしたが、日本人で本格的なライブをやる人は少なかったと思います。いずれライブをやろうと思っていたぼくは、当時稀少な日本人ミュージシャン、ソラリーさんのライブをきっかけに、今も存在するMusic is Good (MIG) の創設者Portaさんにたまたま出会いオーディションを受けることになったのです。今考えると無謀な話で、そのときぼくはまだSLで一度もライブをやったことがなく、ミキサーもないしマイクもPCにダイレクトに接続し、音量のバランスも滅茶苦茶。しかもMIGは当時専用のコンサートホールを作ったばかりで、Portaさんに見せてもらったら本物のコンサートホール並みの出来で、舞台から客席を見るだけで緊張するというような場所。そして単に歌って騒げば良いというスタンスではなく、ミュージシャンにもお客にも本物を求めるPortaさん。受かるわけがありませんね、当然落ちました^^;。でもPortaさんとアシスタント?の女性を前に歌ったときの緊張感は今も忘れません。リアルとまったく同じ緊張感です。オーディションには落ちたものの、その後Portaさんにアドバイスをもらったおかげで、ミキサーやマイクアンプなどを揃え、ねとらじで練習を重ねて、そこそこライブができるようになったのでした。




2.クラン入門試験
C:SIという刀を使用したバトルシステムがSLでは深く浸透しています。ぼくはSLでかなりの期間これに没頭していました(弱いですが)。2007年夏頃主に江戸の道場に通っていたのですが、そこでクランclanの存在を知ります。おそらく今も活躍されているMasmakoさんが教えてくれたのだと思います。公式clanは当時12だったかな?存在しており、すべて外国人が統括、門弟もほとんど外国人でした。別にclanに入らずとも、日本の道場やMeijiだけで日本人外国人問わず相手に不足することはないのですが、なぜか急にclanに入ろうと思い立ち、たまたま江戸に来ていた外国人が所属していたこともあって、yakuza clanのトップmoondanceさんにいきなり入門志願のIMを送ってしまいます。。。。(やはりかなり無謀な性格かも。。)すると日時を指定されて試験を受けることになり、yakuza clanの総本山SIMに行き、そこで2名と対決します。最初の1名は初心者で3本楽勝でした。で、次に登場したのが副長クラスのmeludoさん。公式サイトを見ると今もご活躍のようです。まるで歯が立たないのは当たり前^^;もちろん別に強い弱いが入門できるできないの判断基準ではなかったと思います。ぼくの力量がどのように映ったかはわかりませんが、入門を許可してもらいました。剣術から遠ざかった今は、もうclanの一員ではありませんが、このときの入門試験の緊張感は今もよく覚えています。



3.交通事故
リアルにおいては、峠でバイクで勝手にこけて血だらけになったことはあって、人身事故は起こしたことのないぼくですが、セカンドライフでは一度クルマでひとをはねたことがあります。メインランド、通称ビッグレイクに土地を持った頃にはじめてどこまでも続く道路を愛車セブンで走り有頂天だったぼくは、ついとばしすぎて橋をわたるときに画面のロードが遅れて見えなかった外国人の女性を思いきりはねて、橋から崖の下に落としてしまったのです^^;もちろん、バーチャルですから、痛くもかゆくもないし、その女性もすぐに元の場所に戻ってきました。別に気にせず進めばいいと思う人もいるかもしれませんが、それができないところがセカンドライフです。何しろいったんインした以上、そこでぼくらは生きているわけで、リアルと同じ空気感がリアルでは決して自分はしないであろう行為(この場合はひき逃げ)をさせてはくれません。たまにマナーがなっていないひとがいますが、それはバーチャルだからではなく、リアルも悪いに違いない、ぼくはそう思います。さて、すかさずクルマを止めたぼくは戻ってきた外国人の女性に平謝り。「なぜわたしをはねたのか」と故意かどうかを確認してくる相手でしたが、「スピードの出し過ぎで見えなかった」ととにかく謝りました。すると、相手は納得してくれたどころか、ぼくをとても真摯で好意的な日本人と認めてくれて、猫が好き?と聞くので大好きだ、答えたら猫好きの連中のパーティがあるのでよかったらきてね、と案内状をくれたのでした。もちろんフレンド登録も。今は、行方不明ですが(笑)バーチャルだからとスルーしないで、きちんと謝って良かったと思いました。そのときの緊張感は汗だくものでしたが。繰り返しますが、実際に怪我をするわけでもなし、スルーしたって処罰を受けるわけでもないです。でもあたかもそうであるかのように錯覚する世界なんですね、セカンドライフは。だからここでスルーして平気な人は、リアルで同じ状況になったとき逃げると思います(笑)。ぼくは時には嘘もつくしずるいこともする、曖昧だったり優柔不断だったりと欠点だらけの人間ですが、最低限のマナーは守る人間でありたいので。。。

続きはまたの機会に!(こればっかり)

バルサ、今季最大の難関、セビージャ戦に勝利、連覇に王手!

こんにちは。

今夜録画観戦予定なのでまだ結果しか知りませんが、引き分け以下ならリーガ連覇は困難だったセビージャとのアウェーゲーム、バルサは2-3で競り勝ちました。残る最終節は降格ゾーンのパジャドリーとのホーム。もちろん何が起こるか最後までわかりませんが、大きな山を越えた感はあります。

まずはセビージャ戦ですが、名門セビージャは現在4位の強豪で、5位のマジョルカとの勝ち点差が1しかないため、このバルサとのホームゲームは全力できたはずです。まだ観戦していないのでわかりませんが、レッドも含めてカードが11枚乱れ飛んだことから、壮絶な試合であったことは間違いありません。しかし結局バルサが勝ったのは、失点を2以下に抑えたからでしょう。驚くべきことですが、CLで1stLegでインテルに敗退したときの3-1を除いて、バルサは今季3点以上の失点はないのです。結果論ですが、インテル戦でもし2-1で負けたいたら、2ndLegは1-0でバルサは勝ったので決勝に進出できたわけで、つまり2点以内に抑えれば勝てる、それが今季のバルサです。それをセビージャ戦で実証したわけですね。

気になるのはズラタン・イブラヒモヴィッチの去就。1年で放出ということはないと思うのですが、この大事な試合でもベンチで出場機会がありませんでした。メディアではバレンシアのビジャ獲得で口頭合意とまで言われていて、ビジャが来るとなるとズラタンは放出の可能性が高くなります。そもそも昨年夏の移籍時、ビジャで決まりと言われていたのに、大人の事情?かどうかわかりませんが、ズラタンだった、という経緯があります。もちろんズラタンの能力は極めて高くビジャに優るとも劣りません。ただプレイスタイルがバルサにあうのか?と言われれば、スペイン代表FWでもあるビジャのほうがフィットするのは間違いないです。ぼくはビジャも好きですが、ズラタンも好きなので複雑な気持ちですね。

ただほぼ放出確定と思われるアンリの後釜にビジャという路線もあります。まあ、それならシルバのほうが適任じゃないか、と思うのですが。。。。

さて、最終節、バルサはホームでパジャドリー戦、マドリーはアウェイーでマラガ戦。
皮肉なことにパジャドリーとマラガ、テネリフェ、ラシンは同じ勝ち点36で並んでおり、この4つの中の2つが降格する事態になっています。つまり最終節は残留か降格かを賭けた試合になるわけです。バルサやレアルと実力差があるのは歴然ですが、残留か降格か、という局面で「窮鼠猫を噛む」ことは十分にありえます。バルサもレアルも同じ条件。いやあ本当に皮肉なマッチメークになってますねえ。。。

2010年5月5日水曜日

書物の形

こんにちは。

急に夏が来たみたいな気候ですね。でもGW開けたら大阪は気温が下がるらしく、調整が厄介な季節です。
GWはどうしてましたか?ぼくは出不精なので多くの時間をツンドク状態の本を読んだり、同じくツンミル?状態のDVD鑑賞に費やしました。おたくですねえ。。。

書棚を漁っていると懐かしい本が出てきます。ピンチョンのは比較的最近買ったので別として、後は古いものばかり。



でも昔の本は装丁も紙の質も良いので、箱が少し傷んでいる程度で中身は何の問題もないです。見ていて美しいと思いませんか?特にボオドレエル全集などは、写真ではわかりにくいのですが、ワインレッドのまるで聖書のような材質の装丁でして、見ているだけで幻想的な世界にひきこまれそうになるくらい素晴らしい出来です。

前にも書いたかもしれませんが、本は単に活字だけじゃなくて、装丁も含めて本だと思っています。要するに書物ですね。最近ではリンクを使用したハイパーフィクションという形も登場していますが、古文書の類からこのような単行本、文庫本など書物には様々な形が存在します。その形を含めて本だと思うのです。ですから、できれば最初に世に出てきた形を手に入れたい、つまり単行本で出てきたのなら初版、古いものであればあるほど最初に発行されたものを読みたい。

まあ予算的なものがありますから、程度問題ですが、何でも文庫本で済ませてしまうのはもったいないと思います。古典ならネットで読める時代になっていますが、これはぼくからみると論外かな・・・。

美しい本は、その存在自体がひとつのアートです。今は何事も効率と合理性が優先する時代になってしまったのが残念ですが、アートとしてこだわりを持って世に送り出されたかつての本は古本屋で手に入ります。お気に入りの本があれば、ぜひ初版に近いものを手に入れて見てください。

さあ、明日からまた仕事だ。。。。

2010年4月29日木曜日

FIFA manager 10 (その2)

こんにちは。

バルサ決勝進出ならず。。。1stLegの3点目が痛かった。。あれがなければ、アウェーゴール差でバルサが勝ち上がっていたのに。。。と、結果論は禁物。そうそう偉業はなしとげられるものではありません。

これで今季のバルサは国王杯も敗れ、CLも敗退したので、獲れるタイトルはレアル同様リーガのみ。バイエルン-インテル戦に興味はないので、スカパー契約のほうはこれにて打ち切りです^^;

さて、先日紹介したFIFA Manager 10というシミュレーションゲームから、バルサ-サラゴサ戦のハイライトをアップロードしました。このゲームにはハイライトを録画したり録画したファイルをAVIに書き出す機能がついています。もっとも、実際の3D試合では、TV中継のようにスコアその他の情報が表示され実況も行われるのですが、ハイライトで録画されるのはプレイだけですね。



滅多にこんなにきれいには決まらないのですが、ズラタンからペドロへロブパス、ペドロがダイレクトにアーリークロス、メッシが走り込んで決めています。ペドロはこのゲームでも売り出し中です(笑)

2010年4月28日水曜日

マクロスF素晴らしい!

こんにちは。

先日マクロスF一気鑑賞について書きましたね。いやあ、素晴らしい作品で、これまで熱気バサラの7が最高峰だと思っていたのだけれども、それを超えてしまいました。細かく言うと、ストーリー的には7のほうがよくできていて楽曲の出来は互角だと思うのですが、7の歌い手は実質バサラだけで声優の域を出なかったのに対して、Fでは歌姫が二人もいていずれも素晴らしい上にシェリルはプロの歌手なので、歌の説得力が抜き出ているということですね。ただ、マクロスシリーズ全般にいえることですが、ガンダムのような純粋に戦争を観たいというファンには向かないと思います。マクロス系では細かい戦術や兵隊キャラは余り出てこないし、それよりも恋愛そして何よりも歌というエッセンスが全面に出ますので、そういうほうが好きなひと向けですね。どの作品も敵味方が最期に歌によって和解しますし。ぼくはそこが好きです。もちろん初代ガンダムは別格なんですが。。

そういえばマクロス7のMY SOUL FOR YOUという曲はセカンドライフも含めてギター弾き語りの持ち曲です^^; Fはさすが菅野よう子さんで、どの曲も素晴らしいけれどアップテンポが多いので無理ですね・・・

FIFA manager 10 (EA)

こんにちは。

ぼくは昔からアクションゲームよりもRPGやシミュレーション、今は寂れた感のあるアドベンチャーゲームが好きでした。単にアクションゲームは苦手ってのもあるんですが^^;

幸か不幸か英語がそこそこできるので、音楽は洋楽中心ですし、ゲームも和洋問いません。特にRPGのクオリティ、世界観や自由度の高さは圧倒的に欧米の方が上でしたので、英語版で遊びましたね。ウィザードリーはほとんど英語版で遊びました。ファンタジー系テーブルトークRPGの世界に慣れていると、専門用語も割と苦になりません。

さて、表題のゲームは欧州を中心としたサッカー(フットボール)のシミュレーションゲームで、欧米ではかなり人気のあるゲームです。SEGAのfootball manager シリーズと双璧ですが、ぼくはEAのほうが好きです。どちらも日本語版はありません。

このゲームは、自分がどこかのクラブの監督になり、選手の編成、育成、移籍、チームの戦術のコントロールはもちろん、クラブのさまざまな面での経営、スタッフの編成、はてはユースの発掘や育成までやれてしまうという、とんでもない規模のシミュレーションゲームです。パラメーターだらけですね^^;

もちろん楽しみはリーグ戦やカップ戦の試合なわけですが、試合はかなりクオリティの高い3Dで楽しめます。試合中も選手交代は当然のことですが、進行中にさまざまな指示を出したりすることが可能です。まあ、とんでもなく長いバックパスを出したり、ありえない動きをすることも多いですが(笑)、難易度がかなり高いのでシミュレーションと欧州サッカーが好きなひとは楽しめると思います。もちろん選手は実名で、現時点の移籍はすべて反映されています(多分)。

ちなみにぼくはなじみのあるバルサでプレイしていますが、慣れてきたならビッグクラブよりも中堅クラブのほうが面白いでしょうね。資金も選手レベルも豊富なクラブだと練習メニューや戦術、育成、移籍あたりを考えていれば何とかなりますが、財政が苦しいクラブだと高レベルの選手を放出して財政を維持しながらなのtか残留しなければならないので頭を使うことになるでしょう。実際、そんなクラブが多いですからリアリティもありますし。

膨大なパラメーターはすべて英語ですから、とっつきにくいかもしれませんが、前述のRPGと同じで、サッカーの世界にある程度知識があるひとなら、すぐに慣れるはずです。英語の勉強にもなりますね。例えばsquadは野球で言えば一軍も二軍も含めた選手の集団のことを指しますが、teamはいわゆるベンチ入りも含めた試合に出場する選手の集団を指します。シュートはshootではなくshot、ランニングなど足腰やスタミナを鍛えることをfitness、移籍はtransfer、移籍市場はtransfer market、パスやクロスを受けて攻撃の中心となる選手をtarget man、パス出しなど攻撃の起点となる選手はplay maker、などなど。

日本語で本格的なサッカーのシミュレーションゲームは存在しないので、英語に苦しみながらも遊んでみたいひとはぜひどうぞw

http://www.4gamer.net/games/094/G009491/20091021072/

2010年4月19日月曜日

SLで思い出の場所を訪ねてみる

こんにちは。

SLの楽しみのひとつに「観光」があります。
広大なメインランドはもちろん、海外にもプライベートSIMが無数に存在しており、日本のSIMを含めてそのすべてを見て回ることはほぼ不可能と言ってよいでしょう。片っ端からテレポートしてみてまわるのもアリですが、それでは味気ないので、いつも何かしらキーワードを見つけては検索してTPしてます。意外な穴場を見つけたりしますので、お試しあれ。

今やり始めたのは、リアルで行ったことのある海外の街をSLで再訪すること。
もちろんSLに存在しない街もありますし、街があっても似ても似つかぬ景観だったりすることもありますが、キーワードとしては面白いかなと。

で、今回見て回ったのは前にここにも書いた、自分が初めて訪れた海外の街、パリのシャンゼリゼ通りです。
少々重いですが、なかなか精密に再現されているように思います。



凱旋門が切れてるんですが、近づくとちゃんとしてます^^;

カフェでのんびり。



覚えがある建物だなあ、と思って、グーグルで調べるとありました。





さて、次はどこへ行こうか・・・^^

2010年4月18日日曜日

セカンドライフ半生記~第一章 2つのアジト(前編)

こんにちは。

最近ご無沙汰のセカンドライフ。でもまだまだ続きますのでご心配なく(誰も心配してないだろうけどw)。

そうはいっても2007年6月に始めてから3年近く経ち、あと3年続けているかというと物理的にも精神的にも困難と思われるので、少なくともこの世界で半生は過ごしたであろう、と。
ですので、セカンドライフにおける反省紀、否、半生記をこのあたりで書いておこうと思ったのででした。

第一章 2つのアジト(前編)

無料でも過ごせる世界ですが、メインランドにせよプライベートSIMにせよやはり自分の土地を持ち、家に住んでから本当のスタートになるでしょう。ぼくは例のチュートリアルを全部こなした後、日本のプライベートSIMにすぐに土地を借りました。昨年の今頃に閉鎖になったV japan sadoというSIMです。当然ニュービーに建築などできっこないので家は買いました。その頃、日本人のお店にはまったく縁がなかったので(あることすら知らないw)、有料フリー問わず、家も最初の服もスキンもシェイプも全部外国で調達しています。今でも時々見に行くmade menとかですね。なので、ぼくのアバターみると日本人とは思えないため、メインランドうろつくと主にラテン系のひとたちが話しかけてくるんですね。。英語以外わからん!ちゅのにw

初めての友人ができたのは、このV Japan sadoです。家の壁を塗り替えたり、家具を置いたりしていると、女の子がいつのまにか玄関に立っていて挨拶してきたのが始まりだったかな?前後して、隣人のお兄さんがぶらぶらしていると声をかけてくれました。今もそのときのことははっきりと覚えています。これまでになかった体験ですね。チャットとかIMとかとは全く違って、リアルと同じように引っ越してきた隣人の近くに歩いてきて挨拶するんですから。。。あー、これがセカンドライフか!と感動しました。

ぼくはとても幸運でして、最初に何気なく選んだこのSIMには、超一流クリエイターが住んでいたり、後にワールドワイドに展開するヨットマンがいたりと、自分の以後のSL人生の幅を広げてくれるすごいSIMだったのです。なにより親切なひとばかりでしたので、ともすれば人間関係で最初につまづきがちなこの世界ですから非常にラッキーだったと言えます。

ぼくのセカンドライフは、このSIMの出会いともうひとつのSIMでの出会いから始まりました。
もうひとつのSIMはその頃(6月)にプレオープンした京都幕末です。

そちらについては後編で!

(次号を待て!)

2010年4月15日木曜日

最初はパリ

こんにちは。

今朝は病院、1~2年に一度受けるMRI検査結果が今回もセーフでほっと一安心のワッキーです。大抵のことには耐え抜く精神力が自分のウリですが、やっぱりこの日だけはいつも緊張しますね。でもおかげで今日は休日なのでさらにご機嫌、ブログを二回も更新してしまうワッキーです^^;

趣向を変えて、ぼくの海外体験をぼちぼちと書いています。仕事の関係で各国に長期滞在が多かったので良い面悪い面色々見られましたしね。ちなみにプライベートでは一度も国外に出たことはありません(笑)。

そんなぼくが初めて出会った外国はおフランスのパリです。最初の海外体験だというのになんと4ヶ月もいました。。。その後も短期滞在しているので合計すると1年近くいた計算です。
ホテルの場所は凱旋門寄りのシャンゼリゼ通りのふた筋くらい裏。当然、プライベートでは泊まれない高額なホテルですが、シャンゼリゼ通り近くらしい、小さなアパートみたいな古いホテルです。ヒルトンやシェラトンみたいにゴージャスなホテルとは全く違います。清潔感はありますが、部屋も狭いし家具も古いし築後何十年って感じですね。でも高そうな絵が飾ってあったりしていかにも欧州!のホテルでした。

滞在期間の休日にベルサイユやら南仏にも行きましたが、ほとんどがシャンゼリゼ界隈で過ごしました。まずびっくりしたのは水よりワインのほうが安いこと。というか水道水は飲めませんが。。昼飯にセルフの店に行って蛇口から赤ワインを注いで飲んだりするんですが、十分すぎるほどうまい!おかげで、帰国後ボジョレヌボ解禁とかいって高い値段で買って喜んでいる日本人にはならなくてすみました^^;。日本で飲むときは、チリ産とか多いですね。日本におけるフランス産はCP悪いので飲みません。

シャンゼリゼ界隈ですから飯は何でも食べられるし美味しい。でもフランス料理は高いので先輩のおごり以外はいきませんね。安くてボリュームがあってうまいのはイタリアン。次にどこにでもある中華。一人じゃ食べにくいですけどね。あるいは街角で売っているパンやサンドが安くてとても美味しいのでそれで十分でした。

この界隈はいわゆる不夜城で、朝の5時でもにぎやかで、飯にも娯楽にも困ることはありません。大体、欧州全体に言えますが、季節によって日照時間が極端に変わることもあり、晩飯タイムが遅い!!大体午後9-10時くらい?それから遊びに行くのでにぎやかなはずです。

女性ならファッションの話になるのでしょうが、ぼくはブランドに興味がないのでその手のお店には行きませんでした。ただ、近所のモール街で結構張り込んでアタッシュケースを買いました。さすがにデザインも良いし丈夫で長持ちしましたよ。今もまだ現役です。

値段を気にしなければ、飯も娯楽もファッションも何でも揃うパリですが、欠点もあります。
まずアル中が多い。ワインが水より安いので昼間から飲んで当たり前なので当然ですねえ。
次にこれもよく言われるけど、フランス人の傲慢さと理屈っぽさが鼻につきます。
シャンゼリゼは観光名所なので英語が通じるし、黄色人種だろうが黒人だろうが、普通に応対してくれますが、ときどき本音が見え隠れします。心の中ではこの猿風情が!と思っていますね。レストランの店員ですらそんなそぶりをみせることがたまにあります。
それと哲学や数学の国だけあって理屈っぽい!仕事では本当に難儀しました。落としどころを見つけて交渉しようとしても、まず落ちないんですよね。良し悪しは別として、日本人なら「このあたりで手を打つか」みたいな感覚がありますが、フランス人には通用しません。合理性がとことん要求されます。不思議ですねえ。ベルレーヌやら数々の浪漫あふれる詩人を生み出し、文学で名をはせたお国柄なのに、論理がすべてといわんばかりの理屈屋なんです。今でもぼくは、フランス文学は大好きですが、フランス人は好きではありません。。。まあ、個体差があるんであくまで一般論としてですが。。

そんなこんなで最初はパリでした。長期間いたので、まるで無知だったフランス語も多少はできるようになりました。語学って日常で使わざるをえない状況にするのが上達の早道だと改めて思いました。

ちなみに帰国後しばらくのぼくはワイン漬けでした。。。。^^;

マクロスフロンティア

こんにちは。

最近、見逃していたマクロスフロンティアをDVDで借りて見始めたワッキーです。
ロボットをヒーローではなく兵器のひとつとみなし、まじめに戦争を描いたアニメの元祖は初代ガンダムですが、今では当たり前になってしまいました。もちろん初代ガンダムも以降のガンダムシリーズの一部(一部という意味はわかってもらえると思います^^;)も大好きですが、もうひとつ好きなシリーズがマクロスです。といってもこちらは、初代マクロス(超時空要塞マクロス)、マクロス7の2つしか正式にはないのですが、3作目として1,2年ほど前にフロンティアが放映されていたんですね。。気付きませんでした。ぼくとしたことが・・・^^;

ガンダムによるロボットアニメ革命後、似たようなアニメはいくらでもあるわけですが、当然ながら独自の強い個性がないと単なる真似事に終わるわけです。マクロスが成功したのは、その強い個性があるからですね。それはもちろん「歌(音楽)」です。歌によって戦争を終結させた初代も、歌と戦争の両輪を全面に押し出したマクロス7も、この路線は変わっていません。そしてフロンティアはどうなんだろう、と思って観たら、

「やはり変わっていない!!!(・∀・)」

てことで、たいそうお気に入りで現在連続鑑賞中です^^;
個人的にはCGは余り好きじゃないのですが、まあ気になるほど乱用されていませんし、前作までと違って性的描写があり違和感感じたりもしますが、それを割り引いてもキャラがしっかりたってるし、歌と戦争の対比と混合というこのシリーズの中核となるテーマがうまく描かれているので引き込まれますね。まだ半分程度しか観ていませんが、シェリルがコンサートで歌っている最中にその歌をバックに宇宙での激戦が描かれているシーンは秀抜で、思わずぐっときました!何より歌詞もメロディもよろしい!合格です!(笑)

ということで一気に観てしまいそうです。久しぶりに個人的に大当たりなアニメとの出会いですね。

2010年4月12日月曜日

エル・クラシコをバルサが制す!

こんにちは。

土曜日深夜のレアルマドリード-バルセロナ戦、いわゆる「エル・クラシコ」は最高の試合でした。
レアルのホーム、ベルナベウで行われること、勝ち点77で並び得失点差でレアルがわずかにリードしていてこの試合後残り7節という状況、またCLのベスト4に残ったバルセロナに対して1回戦で敗退し、タイトルはこのリーガしか残されていないレアルという事態のなかで、レアルにとっては絶対に負けられない試合でした。

序盤から双方ともに相手の攻撃を早めに封じるプレッシングの嵐!ものすごい速度で試合が進みます。何よりもスタジアムの熱気ときたら背筋がゾクゾクするくらいすごいです。もちろん阪神タイガースが甲子園球場でやるみたいにほとんどがレアルのサポーターなので、バルサがボールと持つだけで大ブーイング。

レアルが若干押し気味ではあるものの、双方ともに決定的チャンスがないままに迎えた前半33分、メッシのパスをワンタッチでチャビが浮かせたボールをメッシがトラップで右にかわし先制を奪います。頭じゃなくあうんの呼吸で行われる精密な連携がチャビとメッシの超人的な個人技と組み合わさって生まれるこういうプレイ、ここにバルサの強さがあります。

ホームで先制された時点でレアルは不利。この日のC.ロナウドは前半から後半にかけて良い動きをしていたし、決定機もありました。個人技だけ比較すればロナウドはメッシと互角以上かもしれない。けれども、特に強者同士の戦いは個人技だけでは打開できません。バルサにはカンテラで心と体にしみこんだ無意識の呼吸があります。レアルにはそれを感じませんでした。実際に後半2点目を決めたのはバルサの売り出し中ウインガー、ペドロ。やはりチャビのパスを受けてのゴール。すなわち、チャビ-メッシ、チャビ-ペドロ、結局カンテラ出身の選手が点をもぎとっています。

バルサはロナウドとマッチアップしたピケが本当によくがんばって抑えました。
一方、レアルはグティやラウールのようなレアルで育った選手をなぜ早めに使わなかったのか不思議です。特に終盤、キラーパスでチャンスを作り続けたグティはスタメン起用で良かった気がします。まあ、色々な事情があるのはわかりますが・・・・

いずれにしても、バルサは首位奪還です。まだ7試合もありますので、これからが勝負ですが、有利であることには間違いありません。なぜならリーガのルールでは、勝ち点が同じなら直接対決で勝ち越したほうが優勝だからです。つまりバルサがあと1敗し、レアルが全勝しても直接対決を2度とも制しているバルサの優勝になるからです。

もっともこれは計算であって、お互い残り全勝に向かって突っ走るだけですが・・・

http://www.youtube.com/watch?v=ECZbyYOz4co

2010年4月10日土曜日

亡き王女のためのパヴァーヌ

こんにちは。

ぼくはロックとジャズが中心ですが、ミーハーなクラシックも大好きです。
ベートーベンの交響曲(特に七番二楽章)、同じくピアノソナタ悲愴、モーツァルトの室内楽曲数々、ラフマニノフのピアノ協奏曲二番、バッハのバロック、ブラームス、ショパンのピアノ練習曲・・・かなりLPを買い込みましたね^^;

でも、一番好きなのはラヴェルの小品「亡き王女のためのパヴァーヌ」なんです。
これは自分が学生の頃、よくある頭でっかちでかなり厭世的になっているときにFMで録音して、思わず大泣きした覚えがあります。そのせいですか、今も大好きな逸品なんです。

でもそのときFMで聞いて録音した、クラッシックギターとフルート(あるいはクラリネット)、たぶん・・・の二重奏が以来みつかっておりません。ハープ入れたり色々なものを持っていますが、あのとき聞いた感動には及ばないのですねえ。まあ、音楽はそのときの聞き手の心情で大きく左右されますので、今聞いて同じ感動を得られるかどうかはわかりませんが。

もはやカセットテープも紛失してますので、もう一度同じ演奏に会えるのは難しいですが、今はハープ、フルートとギターの三重奏を良く聴きます。

でもまだ探しているのですよ^^
音楽って素晴らしい!それは、初めてであった人生のその時点における記憶と感動を呼び覚ます力があるからじゃないかな、と時々思います。

あー、眠い~ので 王女のためのパヴァーヌ聞いて安らかに眠ります^^
おやすみなさい。。

2010年4月8日木曜日

プレステみたいだったメッシ

こんにちは。

サッカーバカ僧どころか、単なるバカになってしまいそうなワッキーです。

ニュースを見るのは我慢して、昨晩バルセロナーアーセナル戦を観戦しました。
いやあ最高に面白い試合でしたね。
前半先取点をとったのはアーセナル。前線で勝負するバルサへの唯一の対抗策、カウンターアタックが決まりました。ほとんど全員が中盤から敵陣に上がるバルサの攻撃布陣はそのボールキープ力があるからこそできる技ですが、奪われて取り返せなかった場合、ウォルコットのような俊足が走り込んだりロングボールによってカウンターのチャンスが生まれます。これをミスしたりバルデスがナイスセーブしたりして決められないと、どんどんバルサペースになるんですが、アーセナルが一発でこれを前半に決めたので、お、これはもしかすると、と思ったのですが、その直後!

出た!メッシ!右から中へ切れ込んだあと、振り幅が極端に少ない蹴りでDFの間を抜く強烈なシュート!
囲まれて狭いところからですが、ドリブルからシュートにもっていくスピードが極端に速いために追いつかないんですね。。メッシの得意なパターンです。
2点目もメッシ。ペドロの絶妙なショートパスからゴール上隅へ。凄い速度でみんな動いているのにいつも冷静なので精度が高い。
3点目もメッシ。GKと1:1からループシュート。メッシと1:1になった時点で負けですが、簡単に見えるけど結構はずすケース多いのですよ。メッシははずさないですね。
てことで既に前半でハットトリック達成。。。

今日一番すごいと思ったのが4点目のメッシ。この時点ではアーセナルの心は折れているのですが、そうはいってもGKが一度ナイスセーブした後、股間が空いているのをちゃんと見ていて股抜きシュート!

ドリブルの速度、シュートを蹴る速さと精度、パスの精度、技術面でパーフェクトですが、やはり一番すごいのは視野が広く判断力が高いこと、そして常に冷静であることでしょうね。

欠点は・・・背が低いことだけ?(笑)
でもフィジカルも強いし、小柄なほうが突破はしやすいそうなので欠点とはいえませんね・・・^^;

前にウォルコットが言ってましたが、今度はベンゲル監督をして「プレステみたいだった」と言わしめたメッシ。そういえばゴールにはPS3のロゴが(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=1-hOCjyigvY

2010年4月3日土曜日

オリッチにみたゲルマン魂

こんにちは。

相変わらずセカンドライフ放置状態のワッキーです。若返ってしまったのかも^^;

さて、欧州チャンピオンリーグ準々決勝、注目のカードの1stLegが終わりました。結果はこうなりました。

バイエルン2-1マンチェスターユナイテッド
リヨン3-1ボルドー
アーセナル2-2バルセロナ
インテル1-0CSKAモスクワ

ホームで勝利したチームが3つ、ドローが1つという結果です。ですが、勝敗では単純に結果を評価できません。今さらですが、CLではアウェーで得点することが極めて重要です。ホーム&アウェー両方で勝てば文句なしですが、一勝一敗、あるいはドローの場合、アウェーゴールが多い方が勝ち上がるからです。ですのでホーム側は点を与えないこと、アウェー側は点をとること何より重要になるのです。そうして結果を見た場合、

先勝したバイエルン、リヨンはホームで1点とられてますので勝ったとはいえ五分。来週のアウェー戦で勝つか分ければ文句なしですが、負けた場合得点なしだとダメですからね。インテルの場合はホームでわずか1点は不満でしょうが相手に得点を許さなかったのでかなり有利です。来週のアウェー戦で1点とれば勝っても負けてもドローでもいいわけですからね。

注目のアーセナル-バルサ戦はドローですが、バルサがアウェーゴールを2点とっているので有利です。次はバルサのホーム、カンプ・ノウでやれるわけですからね。内容的には勝てたんですが、さすがアーセナル。キャプテン、セスクを中心とした精神力でドローに持ち込みました。

やっと表題のオリッチ。ブンデスリーガに詳しくないのでCLで初めて観るバイエルンのFWです。出身はクロアチア。今週の1stLegで一番光ったのはこの選手じゃないでしょうか?ゲルマン民族じゃないのにおかしな話ですが、格闘家のように鍛え抜かれた筋骨隆々の身体、試合が終わるまで一瞬たりとも気を抜かない強靱な精神力、まさにゲルマン魂、ドイツ人そしてドイツのサッカーを具現しているようです。ひとことでいうと質実剛健、柔じゃなくて剛。今回ロスタイム終了寸前にこぼれ球を横から怒濤の走り込みでかっさらって逆転ゴールを決めたシーン、喜びのあまりわきかえるバイエルンのサポーター前でユニフォームを脱いで彫刻のような身体を披露、それによってイエローカード、でもわかってやってるので審判と握手^^。いやあ、久しぶりに感動しました。

http://www.youtube.com/watch?v=zldvn4XyhiU

近年は英プレミア、西リーガに押されていますが、ドイツサッカーは、かつてのベッケンバウアーはもちろん、最近でも世界最高の守護神カーンに代表されるように欧州サッカーの頂点にあったのです。そのサッカーは、ゲルマンの鋼鉄のような肉体と精神そのものを具現していました。オリッチ観ていて思い出した、そんな感じですね。

ドイツサッカーもまた観たくなってきたなあ。。。(汗)

2010年3月27日土曜日

ワンピース史上最大の盛り上がりをみせる年か?

こんにちは。

相変わらず全然話が進まず盛り上がらないブリーチにはさすがについていけなくなってるワッキーです^^;

一方、ワンピースは昨年から今年にかけてワンピ史上最大の盛り上がりをみせているのではないでしょうか?
そもそもは、白ひげ海賊団VS海軍本部&王下七武海という「戦争」勃発から過熱しているわけですが、そこにもってきて初めて尾田先生原作の映画「ストロングワールド」が公開され記録的ヒットになり、さらにポートガス・D・エースは死ぬのか?あたりでネタバレ事件がひどくなる中、助かったと思いきや、エースは死に、そしてついに白ひげも死ぬというもう極限状態にまで高まっているわけです。
他にもあります。当然ぼくは手元にあるわけですが^;、ワンピアニメのOP&ED全曲プラスすべてのOPとED映像が見られる特典DVDが組み合わさった「メモリアルベスト」が3月に発売されました。さらに、6月からログDVDなるものが予定されており、既に予約をいれているありさまです。さすがにいい年してフィギュアには興味ないので手を出しませんが、本編以外のCDやDVD、オモチャなど全部ひっくるめて、まさに

ワンピタイフーン

が日本全土を吹き荒れているわけです^^; いやはや尾田っちも集英社もウハウハですな。。。

さて、本編ですが、白ひげが死に、ついに黒ひげがとんでもない連中をひきつれて海軍本部に乗り込んできました。悪魔の実を2つ食らうという禁じ手を使えるこの化け物の身体の謎は未だに明らかになっていませんが、(ファンなら知っているはずですが)ヒントは最初から名前でほのめかしています。

実在したカリブの大海賊 黒髭、名前はエドワード・ティーチ、別名がエドワード・サッチのことです。

ワンピのなかでは白ひげは、エドワード・ニューゲート、黒ひげはマーシャル・D・ティーチ、そして黒ひげが殺して白ひげ海賊団を抜けた原因となったのはサッチ。この3人にひっかけているんですね。さらに歯並びがときどき変わります。よく見ないと気づきませんが、尾田先生に限って単なるミスとは思えません。黒ひげ3人説が前からあるのはこういう伏線があるからなのです。

話は変わりますが、今回の戦争編、もうすぐ終結に向かうと思いますが、数あるワンピースのストーリーの中で殿堂入りでしょう。ぼくのなかではお気に入りのストーリーはこれで3つになりました。それは、

1.戦争編・・・マリンフォードに白ひげが登場してから現在にいたるまでを指します。
2.エニエスロビー編・・・エニエスロビーに乗り込んでからCP9を倒しメリー号が燃えるまでを指します。
3.アラバスタ王国編・・・アラバスタに上陸しクロコダイル一味を倒すまでを指します。

ですね。序章の位置づけであるイーストブルー編は別格なので除外します。

一方、ほんとに必要だったの?的なストーリーは

1.空島編・・・空島に入ってからエネルを倒すまで。展開自体がアラバスタのコピーみたいで退屈でした。このあたりでワンピからいったん離れたファンも多いかと思います。
2.フォクシー海賊団編・・・つなぎみたいな話ですが、必要だったのか?いまだに不明です^^;

ですね。。。空島は、考古学的な伏線になると思いますが、別に空島でなくてもよかったんじゃないか、という感じでしょうか。

いずれにしても、もうすぐ一部完結!という感じでしょう。今年もワンピースは目が離せません!

2010年3月26日金曜日

ECL準々決勝が始まる!

こんにちは。

一日に2回もブログを書いていますが、決してヒマではありません^^; 今お昼休みです。。。結構納期がやばいです。。。

さて、ベスト8が決まり、来週準々決勝で激突するわけですが、今季は前季と大きく違うところがあります。
組み合わせは以下のとおり。

バイエルン-マンチェスター・ユナイテッド
リヨン-ボルドー
インテル-CSKAモスクワ
アーセナル-バルセロナ

これを見て気づくことがありませんか?

そうです。どこが勝ってもベスト4には3カ国以上のクラブが進出するのです。
独-英、仏-仏、伊-露、英-西の対決ですから、まず仏は決まり。伊か露も決まり。残る2つの組み合わせを英が勝っても3カ国、独か西が勝てば、4カ国そろうことになります。

単純に現在のランキングだけから予想してみると、
マンU(英)、リヨン(仏)、インテル(伊)、バルセロナ(西)がベスト4になります。
昨年はバルセロナ以外すべてイングランド・プレミア勢だったのと違い、わくわくしますね。

サッカー文化がまだ浸透していない日本人にはわかりにくいかもしれませんが、ワールドカップとは別の意味で各国のクラブがぶつかることには大きな意味があり、欧州のファンは熱くなるんです。
なぜなら、勝ち残ったクラブは所属する国のリーグを代表するわけで、優勝すればそのリーグのレベルが最高レベルにあることを世界に示すともいえるからです。そしてそのリーグで優勝すれば、名実ともに世界最高のクラブであることを示すことができるからです。

昨シーズンのバルセロナがそうでした。イングランドのプレミアリーグが世界最高である、と言われていた状況下、そしてそのとおりイタリアもドイツも粉砕し、プレミア3強がベスト4に残り、リーガ・エスパニューラVSイングランド・プレミアのガチンコ対決になったとき、バルセロナが強いとはいっても今のプレミア勢には勝てないだろうというのが多くの意見だったはずです。しかしそれを見事に跳ね返し、バルサが優勝。そのあとの流れはどうでしょうか?もちろんプレミアリーグは変わらず最高峰にありますが、スペインのリーガはプレミアを超えてるんじゃないかという雰囲気になりました。さらにクラブワールドカップをバルサは制しましたし、ワールドカップではスペインが最有力です。

当然時の流れとともに、各国リーグの力関係は変わります。選手にも盛衰がありますしロナウドやカカのような人気選手が移籍することもありますし、メッシのようなスターが出現することもあるからです。もちろんクラブだけでみるとマンUやバルサやRマドリーなど昔から変わらずビッグなクラブも存在しますが、リーグの盛り上がりを見ると、一時期活況だったセリエAは今はプレミアやスペインリーガに人気を奪われていますね。おそらくスター選手の質、数からみても現在はプレミアとリーガ・エスパニューラが最高峰でしょう。

そんな自国リーグの威信を背負った戦いがCLなのです。
そして今回は見事に数カ国の代表が揃うわけです!
これがわくわくせずにいられようか^^

最後に付け加えると、選手だけでなくサポーターも含めて日本ではまだこのクラブに対する思い入れというか、何かが欠けているんですね。オシムさんがそのようなことを言っていました。ワールドカップだと結構燃えてもクラブだともうひとつ、みたいな。。。仕方ないですけどね。日本ではまだまだこれからですから、期待しましょう。

最近ゲーム事情

こんにちは。

最近、お試しでいくつかのオンラインゲームをプレイしてみました。その感想など。

・JサカつくONLINE
日本では数少ない(唯一?)サッカーシミュレーション。このブログにも書いたとおり、以前1年半ほど楽しませてもらったサカつくOnlineは欧州リーグが舞台ですが、こちらはJリーグが舞台。前者はもうすぐサービスが終了するので後釜に3月から始まったゲームです。システムはサカつくと野球つくを合体させたような内容ですが・・・・3日で飽きました。。。^^; 3月いっぱいオープニングサービスで無課金ですから試してみたのですが、育成が簡素化されすぎて考える楽しみが薄いうえに試合の3Dがしょぼすぎます。。でも何より、ぼくがJリーグにまったく興味がないので選手を知らないということに尽きますね。以前の欧州版だと、スカウトを日数をかけて鍛えて、出身国に出して希に好きな選手を連れてきたとき、ほんとうれしくなりますし、強い弱い越えて、監督も含めて好みの選手だけのチーム作りとか味わえましたが、今回は選手を知らないのでそういう楽しみがないです。Jリーグファンには良いかもしれませんね。

・ガンダムネットワークオペレーション3
初代ガンダムのファンなら一度はプレイしてみたくなるシリーズですが、初参戦してみました。これも10日間は無料で遊べますので(ソフトは買わないとだめですが。。)試してみましたが、一週間で飽きました・・・^^;; うーん、最初はMSに感情移入できるし史実に沿った展開が面白いんですが、いやはや延々と同じパターンが繰り返されます。。。プレイ人数がどれだけいるのかわからないんですが、ひたすら修行のようにワンパターンの戦闘を繰り返してレベル上げする忍耐力、すごすぎますね。。自分は無理です^^;;

・フラゴリア
最近流行のクライアントソフト不要のブラウザゲーム。珍しいロシア生まれのオンラインRPG。
正直、これは感動するほど良くできています。2Dのウルティマを彷彿とさせる壮大な舞台、無数にあるクエスト、戦闘はシンプルながら無駄な狩りはまったく不要のゲームバランス、ブラウザゲームとは思えないグラフィック。もちろんソロで楽しむことも、パーティ組んで冒険することもできますし、戦闘以外に生産なども楽しめます。無課金で十分に楽しめますし、今回のお試しではイチオシかな?ただ、プレイヤーが少なそう・・・たまに出会うくらい。。^^; サービスが始まって結構経ってるのでこのままだと・・・(笑)

ということで最近ゲームレポートでした。
あ、別にゲームばかりやってるわけじゃないですよ(笑)

2010年3月25日木曜日

アイデンティティとレゾンデトール

こんにちは。

意外に思う人が大半でしょうけど、ぼくは文筆関係の仕事ですので、文章とか言葉にかなりこだわりを持っています(その割には稚拙だね。。。て言わないでください><)。今日は自分にとって気になる単語、「レゾンデトール」を取り上げてみます。

レゾンデトール。フランス語RAISON D'ETREですから、正確な発音はレゾンデトーでしょうか?「存在理由」と訳されますが、レゾンデートルというカタカナ日本語として考えたほうがいいかもしれません。ぼくはこの単語をかなり頻繁に使用します。おそらく日本の古典文学や哲学書でよく見かけたため、頭に刷り込まれているんでしょうね。この単語は、自分がここに存在する理由を考えなければならないシチュエーションでよく使われます。生きる意味とか価値というよりは、仕事にせよプライベートにせよ、もっと広い意味で自分が今ここに存在するのはなぜなのか?その問いかけに対する理由を指します。

ときどきアイデンティティと同じ意味で使用する人がいますが、それは誤りです。アイデンティティは、心理学上、「自己同一性」と言われ、日本語にするとさっぱり訳がわかりませんが、英語のIdentityであり、動詞がidentifyであり、業務システムであれブログであれゲームであれ必ず登場する、ユーザーID、パスワードのIDがIDentifier(識別子)という派生語のひとつであることを考えてみれば直感的にわかるはずです。ユーザーIDのIDの意味するところ、「自分が自分であることを識別できる、あるいは他人から識別できる」ことですね。レゾンデトールとは似て非なるものです。

ただひとつだけ言えるのは、この片方でも欠けると、生きていく上で大きな障害になる点です。一時的に失うことがあっても必ず取り戻さないと困ったことになります。「自分を見失う」という表現が日本語にはありますが、まさにそのような事態になるからです。

さて、なぜこんなお堅い話をしたのかと言いますと、実際の人生がそうであるように、いや多くの場合否応なしに生きることを強いられるリアルライフよりはるかにセカンドライフで生きるほうがの2つを求められるということです。

セカンドライフはゲームではありません。メタバースと呼ばれる、仮想世界です。モンスターを倒すとか、レベルアップするとか、GMによって決められた目的はありません。自分でやりたいことを探す、そしてやりたいことはほぼ何でもやれる世界です。もちろん暴力その他、ルールや規制はありますが、リアルライフに法律があるのと同じですね。ですが、何でもやれるということは、何もやらないでもすむことの裏返しでもあります。無課金も可能とはいえ、何もしないためにわざわざログインして時間をつぶす人間はいないでしょうから、ログインしてSLの世界に身を置く以上、レゾンデトールは不可欠です。またそういう自分を認識するというアイデンティティも欠かせません。これが欠落したとき、すなわち「自分は何のためにここにいるのだろう?」という問いかけに答えられなくなったとき、この仮想世界から足が遠のくわけです。

今、ぼくがその状態ですね。SLにインする頻度ががくんと落ちていますが、リアルが忙しいとかそういう理由ではありません。SLにおけるレゾンデトールを一時的に失っているためです。ですが、ぼくの場合、こういうことは周期的に訪れていて、ずっと失っているわけではありません。もうそろそろ見つかりそうな頃合いです(笑)。さて、今度はどんな格好をしていることやら・・・。

2010年3月23日火曜日

レオ、絶賛量産中

こんにちは。

ぼくはリーガエスパニューラではバルセロナ、プレミアではアーセナルのファンですが、今季はずっとバルサ戦を追いかけてます。

さて、今年バロンドール賞を受賞した才リオネル・メッシですが、今季はちょっと凄すぎます。不調ながらもズラタンがマークをひきつけているせいもあるでしょうが、この5試合で11得点。。。一昨日のサラゴサ戦ではハットトリック。最後のPKこそズラタンに譲りましたが、メッシがつくったチャンスですからねえ。
ここまですごいと、ただ笑ってしまう。。。^^; ディフェンダーがかわいそうになります...(笑)

メッシの素晴らしいところは、プレイだけではありません。サッカー、特にFWはときにエゴイストになるくらいでないとだめなのですが(だから日本人FWはだめw)、メッシも強い気持ちは人一倍あるでしょうけrども、エゴとは無縁なプレイヤーなんですね。非常に謙虚だし仲間思いで、温厚です。過激なタックルでどんどん足を削られる立場ですが、滅多に激怒したりラフプレーに走ることはありません。シミュレーションといわれる、ゴール前で踏ん張れるのにわざと倒れてFKをもらうとか、結構普通に行われているプレイも一切しません。まあ、囲まれても突破できる自信があるからかもしれませんが、フェアプレーの塊みたいな選手です。なので彼が得点したときのチームメイトの喜びようといったら。。。人間的に素晴らしいんですね。マラドーナ2世とか言われてますが、そこが大きく違います(笑)。

さて、動画はサラゴサ戦の得点シーン。最初のドリブル突破、DFをかわしまくってからの精密なシュートはメッシにしかできない芸当でほんとあきれちゃうんですが、これは2点目ですね。動画の最初にもってくるところが気に入ったので、リンクしてみました。



うーん、ほんとすごい。。。^^;

2010年3月20日土曜日

まだまだブラウン管テレビ^^

こんにちは。

ワールドカップが目前に迫って、アナログ放送終了も目前に迫って、さらにエコポイント対象製品が4月から減るということで、家電量販店の「最後のチャンス!」的な液晶TV買え買えチラシが毎日のように届く今日この頃。

でもぼくは買いませんよーん。7年目に突入してるけど故障一つなく来ているソニーのフラットブラウン管、VEGA29型 KV-29DX550。壊れるまで使い続けます。自分はオンタイムでテレビを観ることはほとんどなく、RD-X6という東芝の地デジ、BS/CSチューナー付きDVDレコーダーで録画したドラマや映画、スポーツを観るか、DVDを観るかだけ。ですのでTVを観るときは常にRD-X6が稼働しているのでテレビ側にチューナーはいらないんですよね。

まあ確かに映画とか観るときはワイドのほうがいいなと思うこともあります。でも最優先コンテンツであるサッカー観戦は、液晶よりもブラウン管のほうがいいんです。理由はググってください^^;。それにフラットの29型に見劣りしない液晶ワイドとなると37とか40型になっちゃって横幅でかすぎ・・・

さて、このVEGA、画質が素晴らしいことで結構有名です。なので画質的にもまったく問題ないのですが、あろうことか先日D4端子があることにはじめて気づいたのです。。。。^^; これまでS端子に接続してたのでした。。それでもきれいだったからきづかなかったんですが。。X6にも当然D出力はありますので、早速D接続してみたら・・・

美しい。。。。@@;ハイビジョンの絵です。。。
これでCLのダイジェスト観てみたら・・・はっと目を見張り。
DVDで映画を観てみたら・・・はっと驚き。

くそー>< もっと早く気づいていればい。。。(・∀・)

てことで当分ブラウン管です^^

2010年3月17日水曜日

Wishborn Ash

こんにちは。



多分、ぼくがエレキギターで一番コピーして練習したのアルバムです。
Wishborn AshのArgus。

ベックとかマクラフリンみたいに敬愛するギタリストは別にいるんですが、彼らみたいに雲の上にまでいってしまっている領域じゃなくて、オーソドックスで格好いいフレーズ満載なのがWishborn Ashのツインギタリストです。バッキングもソロも役割が決まっているわけではなくて、2人が曲に応じて絡むので、どちらも練習できます。もちろん曲も素晴らしくて、ぼくはこのアルバムが一番好きなんですが、なんといってもまず、「King will come」ですねー。「Warrior」も良いし、ラストの{throw down the sord」も良い。

ていうか、昔バンドでやったりしてたんですが。。。へたくそですけどね^^;;

名盤であります^^

2010年3月16日火曜日

DOLLS

こんにちは。

北野武さんが、フランスで文化勲章もらいましたねー。すごいことだと思います。

北野監督の映画は全部観ていますが、もともとカンヌやベルリンなど大作ではなく佳作が集まるヨーロッパの映画祭で評価の高いひとですが、ここまでとは思いませんでした。

ぼく個人の体験から言いますと映画文化は、~70年代にハリウッド、フランス、日本の映画。フランスと日本が低迷した80年~90年代はハリウッド一色。90年代後半からハリウッドが大作商業主義に走りすぎて品質が低下する一方で、日本や欧州の映画が復活。
今現在、ぼくが観ておもしろいと思うのは日本映画や欧州の映画で、ハリウッド映画は一部を除いて実につまらないです。ちなみに中国と韓国の映画は好きではありません。脚本は良いものもあるんですが、うまくいえないけど映像が自分には合わないんですよね。。当然韓流ブームとは無縁の存在です^^;

話がそれました。
北野さんの映画は、ジャンルがバラバラなのでひとによって好みがあるでしょうが、ぼくが一番好きなのは「DOLLS」です。意外でしょう?(笑)彼の映画の中では評価があまり高くない作品ですからね。でも、ぼくはあの淡々と流れる時間が大好きなんです。「ブラザー」のように過激なものも好きですが、ひとつ観たいと言うなら「DOLLS」になるんですね。菅野美穂さんは好きな女優さんなのですが、最近は働く女的にイメージが固定し始めていて、善玉から悪役、化け物までやっちゃうという変幻自在だったこの頃のほうが好きなのです。共演の西島くんも良い雰囲気ですしね。

この作品、無冠で終わりましたし、カンヌでも賛否両論まっぷたつでしたが、北野映画らしいなと。
三池さんの記事でも書いたかもしれませんが、評価がわかれる作風のほうがぼくは好きなんです。
逆に多数が傑作!というような作風はあまり・・・・



あまのじゃくなだけか...^^;

2010年3月11日木曜日

子供の頃に読んだ本

こんにちは。

ぼくは機械類は使い捨てるけど、本とレコード(LP)は捨てない主義でして^^;、そのために本棚などの収納で床が抜けそうになってます。。。でも良いこともありまして、古いLPをたまに聞いたり、昔読んだ本を読み返したり、あれ?これ読んでないや・・・みたいないつのまにか長期ツンドク状態の本を見つけて読んでみたり、そういえばたまに同じ本が重複してるのを見つけてあきれたりします。

なかでも楽しいのは、子供の頃に読んだ本を読み返すことです。
誰にでも一番本を読んだ時期というのがあると思うんですが、僕の場合は小学校高学年から大学生低学年(そんな言葉あるんか。。)までの10年くらいですかね。小学生~中学生の頃はいわゆる鍵っ子で外で遊ぶことも多かったけれど病気がちだったこともあって文庫本を読むか、ギターの練習をしてることが多かったです。高校の頃は読書の鬼状態で、一日に2冊くらい読んでました。カラマゾフの兄弟は2日くらいで読んじゃいましたからね・・・今だと1年かかるかも。。。(・∀・)

前置き長い・・・悪い癖です。。昨日小学生の頃に読んでからずっと好きだったワイルドの『幸福な王子』という童話集を読み返しました。もう紙がかびくさい感じなんですが^^;、数年に一度読み返したりする本で、そのたびにボロボロ泣くんですが、昨日もやはりボロボロと。。。TT ある意味、子供の頃の感性が今もあるのか、試しているんですね。今は世間ずれして、物事を斜めに見る癖が付いてますから^^;、子供の頃と同じように感動できるのか?というテストみたいなもんです。どうやらまだ合格のようです^^

ワイルドに限らず、童話というのは残酷でシニカルなものなんですが、ワイルドのは特に。「幸福な王子」という話も好きですが、一番好きなのは「ナイチンゲールとばらの花」です。ナイチンゲールが命を捧げて送った赤いバラが最後にどぶに捨てられ荷車の車輪に轢かれるところを読むともう涙がボロボロと。。。形而上学の世界に戻っていく頭でっかちでバカすぎる人間どもに思わず怒鳴りたくなるような衝動に駆られるのは、初めて読んだ小学生の頃もそうでした。

うん、まだ子供の心は失っていないぞ!
(ていうかまだ精神的に子供なのか?w)

おし、次はシートン動物記を読んでみよう!(w

2010年3月8日月曜日

GNO3スタート!

こんにちは。

3月1日からガンダムネットワークオペレーション3(GNO3)が始まりました。
10日間は課金せずにプレイできるので顔を出してみました。
自由度は低いシステムで単調ではありますが、初代ガンダムが好きなひとなら、というかそういうひとでないとまったく楽しめないと思いますが^^;、結構おもしろいのではないでしょうか?

ミッションによっては、あのひとこのひと出てきます。
初代ガンダムでおそらく人気キャラの五本指に入るであろう、また人気エピソードのひとつであろうこと間違いない、ランバラル&ハモン夫妻VS木馬の戦闘に介入したりします。ぼくはジオン側でプレイしているので、ラル隊の援軍って感じですね。

マチルダさんとともにお気に入りのこのひと^^




そして週末に行われた大規模戦闘ではこのひとも。。。。



名言集のひとつですな^^;

2010年2月27日土曜日

格闘技オタクだったあの頃。。

こんにちは。

サッカー(正確には欧州リーグなのでフットボール)おたくなわしですが、野球も好きで生まれついての虎ファンです。なにせ甲子園球場近くで生まれましたからね^^;

でもかつてはプロレスや格闘技も好きでした。今好きじゃないのは、ストロングスタイルに徹したプロレスもショーに徹したプロレスも日本には存在しないし、一方、マジなのはいいけれども、ひたすらタックルして殴る蹴る、たまに三角締めしかない総合格闘技も観ていてつまらんからんです(ストリートファイトに役立つのはわかりますがそ)。

そんなぼくが好きなレスラーや格闘家をあげてみますと、まず前田日明でしょうか。UWFの頃の殺気だった前田が好きですね。彼は新日のゴッチスタイルのレスリングがベースにあり、そこに佐山とかUWF系の特徴だったパンチやキックが加わっているので、技が単調じゃないのでいい。もともと七色のスープレックスが売りだっただけに、あらゆる角度から繰り出せるスープレックスを持ち、独特の重いキックやゴッチ流のサブミッションがそこに加わっていました。何よりもプロレスラーの持ち味である「打たれ強さ」があるので、相手の技をある程度受けて観客に試合を見せるということができました。猪木もそうなんでしょうけれど、世代的に全盛時を知らないので余り語ることができません。
次にヴォルク・ハンでしょうか。前田が旗揚げしたRINGSで彼がロシアから発掘してきたコマンドサンボの名手です。RINGSでのデビュー戦から引退までリアルタイムで知っていますが、当初無名だったかれも今では知らないひとがいないのではないでしょうか?どんな角度からでも繰り出せる多彩なサブミッションは、初めてみたときほんとうにびっくりしました。クロスヒールホールドという技を持ち込んだのも彼ですし、馬乗り状態では下からサブミッションは仕掛けるのが難しいのですが、彼の場合は下からのほうが仕掛けやすいんじゃないか、と思うくらい巧かったです。蟻地獄と称してましたが、そんな感じですね。今の総合格闘技ですと、上から拳でたたきまくられるピンチで起死回生の三角締めとか逆十字とかセオリーであるみたいですが、ぼくの知るかぎり、ハンが出てくるまではそんなシーンは余りみたことがなかったです。
ハンは日本に総合格闘技のルーツを持ち込んだ男だとぼくは思っていますが、ロシアの元軍人で教官だった彼をスカウトした前田の眼力をほめるべきでしょう。あっというまに日本でスターになり地位と名誉とお金を手にしたハンはオランダのクリス・ドールマンとともに今も前田のワールドネットワークを支えるひとりです。日本には何かと敵が多く喧嘩っぱやいイメージが先行する前田ですが、格闘界きってのインテリでもあり、優れたマネジメントと交渉能力でワールドワイドな人脈を持っていますね。

3人目をあえてあげるならスタン・ハンセンかな?ウエスタン・ラリアットを持ち込んだ超有名な外国人レスラーですね。Youtubeで探せば名場面がたくさん出てきますが、彼のラリアットは強烈です。知らない人は、ロープから跳ね返ってくるレスラーをドカーンとやって。。完全にヤラセやん、と思うでしょうが、そういうパターンだけじゃないのです。特にスタンディングでふいをついて至近距離から食らわせるラリアットは強烈です。実際、クローズラインとい名前になってマーシャルアーツその他の格闘術で本物の技として確立しており、映画のストリートファイとなどでもたまにみますね。その創始者ともいえるのがスタン・ハンセンです。

だいたいそんなところかな?ピーター・アーツなんかもすきなんですが、それはまた別の機会に^^

2010年2月25日木曜日

なんだか泣けてきた。

こんばんは。

愛読している、セカンドライフのブログのなかでも、cool で lovely で heart が->(・∀・) になる某ブログ。魚がどうのこうのという名前のうちの玄関に貼ってある某ブログ(すでに某じゃないかも。。)

久々の更新ですが、泣かせますね~。本人は泣かせるつもりが全然ないだろうから、そこがまた泣ける。。
これまでにも何度かじわー、じわわーときた日記がありましたが。りんでんこうえんいってみよっと。

今のところ、名前を刻む相手はいないんですが、それはどうなんだろうと思ったりしますね。やーっぱりもうすぐ3年になるわけで、その間にいなくなったひとが結構いるのだけど、名前を刻みたいと思うほどのひとはいないです。親しいひとはかなりしぶとくSLにいるってのもあるんですが(w、やっぱりいなくなったら、性別問わず名前を刻みたいひとがいてほしいですよね。そういうひとがふたりいるってことだけで、某ブログの主はすごい幸せだと思います。

ずいぶん昔を思い出しましたが、最初からとても優しくしてくれた友達が、リタイアしそうな状況で、ぼくはすごく淋しくて柄にもなく色々とがんばった記憶があります。そうでなくてもリアル以上に感動させてくれるような暖かさを感じることも多かったですね。SLはゲームじゃないので、ひとりぼっちでは何の意味もない、そんな世界ですからね。

今は周期的に訪れるプチ引退期間です。いわゆるモチベーションが完全にダウンした状態です。
リアルでもありますよね?青い空がそこにあっても快晴ではつらつするひとばかりじゃなくて、空が青いのことのどこがそんなにええの?とまったく心に入ってこないひともたくさんいて、感性というものは状況とか体調とかその場次第で刻々と変わるものです。一定というのはありえません。バーチャルワールドは、リアルワールドが地面にあってこその天上の世界です。リアルがうまくいかないなら、SLで楽しめばいいさ、というのはまったくの嘘で、リアルで色々な意味で余裕があればこその世界ですからね。天上の世界にログインするには、それなりのモチベーションがなければ難しいのです^^。

話を戻せば、お気に入りの某ブログ、泣けました。。。週末にでもその場所にいってみようー。w

2010年2月23日火曜日

確定申告終了~

こんにちは。

昨日、確定申告すませてきました。
ぼくは個人事業主なので青色申告とあわせて提出します。複式簿記なので65万の控除を受けられます。
簿記を勉強したわけじゃありませんが、以前の仕事の関係で貸方借方の仕分け、勘定科目、BSとP/Lはマスターしていますし、サポートソフトとして会計ソフトを使ってますので、簡単に青色申告書が作成できますし、義務づけられている元帳とかの決算資料も簡単に印刷できます。

提出するだけですのでいつも申告はあっというまに終わりますが、今年は税理士と相談している事業主がいつもより多かったですねー。話し声を小耳にはさんだのですが、「去年までは税理士に依頼していたんだけど、今年から自分で申告できるようにと思って」というセリフがよく聞こえてきます。不景気のせいですかね・・・税理士に払うコストが惜しいのでしょう。。

でも、パソコンも使いこなせそうになく、簿記の知識もまるでない事業主が自前で複式簿記をやろうと思っても簡単じゃないですよねえ。。今から勉強していたんじゃ、間に合わないですよ、絶対。。。^^;;;

と思ったのでありました。。


てことで決算処理完了です。
(しかしまじで不景気だなあ。。。。所得欄記入していて危機感感じますw)

2010年2月22日月曜日

サカつくONLINE、サービス終了

こんにちは。

セガの「サカつくONLINE」が4月でサービス終了ですね。
Jリーグに興味なく、欧州サッカーが大好きなぼくは、2008年頭から2009年半ばまでプレイしていました。最初は無課金プランはなく月額1700円で高めの設定でしたが、追加課金の必要がまったくないうえに、育成シミュレーションとしては非常にバランスがよいゲームで、欧州サッカーが好きな人ならはまること間違いない良いできだったとおもいます。一番よいところは、試合が深夜から朝にかけて行われるため、徹夜でもしないかぎりハリツキは無理だというところ。選手のスカウトや育成にはかなり手間がかかるし考える必要があるので一日15分では無理だと思いますが、まあ時間のあるときに1時間プレイすれば、あとは勝手に進んでいく、身体に優しいゲームでした。

しかし2009年春にSTO2として大幅アップデートが行われ、これがゲームバランスを見事に崩してしまいました。。無課金プランが登場しましたが、例によって無課金では課金者に絶対に歯がたちませんので無意味なプランです。おまけにプレイヤーの実績や経験によって縛りがあった選手の雇用コスト(野球で言えば王長島クラスばかり雇えないよう選手ごとに決められたコストの合計に上限がある)が事実上撤廃されたため、フィールドにはヨハンクライフやジダンがあふれかえるというオバカな事態になり、あほらしくなったため辞めた経緯があります。セガにしてみると、無課金で新たに始める人を増やし、課金に誘い込みたかったのでしょうが、結果的にβから長くプレイしてきたひとたちが離れていくことに。ありがちなパターンであっけなく終わりましたね、残念です。

ぼくは基本無課金というオンラインゲームは信用しません。なぜなら、ボランティアじゃあるまいし運営側が成り立つはずが無く、必ず課金アイテムやらを儲けたり、課金者と大きく差をつけたりするため、結局無課金で楽しめるはずがなく、それなら最初から課金ゲームにしてゲームバランスの維持に全力をそそぐべし、と思うからです。そういう意味で、無課金プランが無かった頃のサカつくは良くできたゲームだったんですけどね。。。

なかなか難しいもんですねえ。。。

2010年2月20日土曜日

高橋真梨子

こんにちは。

日本の女性ボーカリストでぼくが一番好きなのは高橋真梨子です。
ほかにも巧くて感動を与える女性ボーカルはいるはずですが、自分にとっては彼女だけですね。

色々理由があるのですが、誰でもそうだと思うけれども、自分が肉体的にも精神的にも最悪な時期に、歌を聴いてすくってくれた、正確にいいますとライブを観てオーラ、太陽にあたって復活した、みたいな神様的な存在、ぼくにとっては高橋真梨子がそうなのです。

具体的には1997年だったか、記憶頼みですが、滅多に役に立たないNHKの唯一の取り柄で、年末あたりに必ず和洋問わずロックとかポップスのメジャーのライブを独占放映するので、それで高橋真梨子のライブ、タイトルはRipple(波紋)が自分を救ってくれました。そのときは精神的、肉体的にどん底状態でしたが、たまたま録画したこのライブを毎日観てだんだんスピリチュア(えw)を取り戻してバサラほどではないですが復活したわけです。^^; このライブの映像はDVDに記録していて、元気が出ないときはよくみますね。もちろん、RippleのCDはiPODに入れてスタンダードです。

東京で彼女のライブも観ましたし、他のライブDVDも全部観ましたが、音楽とか映像はそのときの自分の状況によって価値がまったく変わってくるし、そうでなくてもNHKが放映したRippleライブは高橋真梨子の傑作ライブではないかと今も思います。好きな曲が全部入っているというだけでなく、途中のリクエストタイムのリアクションとかが最高で「別れの朝」「とまどい~」「五番街」とかクラブの雰囲気で聞けますからねー。あらかじめ練習していたとはいえ、ピアノ一本の別れの朝とかはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と、おじさんは思いました。。。

高橋真梨子のすごいところは、自分は歌うだけ、という潔さ、とその半端ではないボーカル能力ですね。
シンガソングライターが当たり前のご時世ですが、正直適当すぎるぜ、みたいな連中が多い。
才能はそんなに集中してひとりに集まりません。そんな天才はいるけれどもきわめて希有で、多くは偽物です。しかし高橋真梨子の場合は、ボーカルに関して希有の存在で、ちゃんと自分の立ち位置を知っていて、踊りでごまかすこともなく「あたしのうたをきけー」的な覚悟があります。そこがいい。

あ、堅い話になりました。ぼくが好きな曲はいくつもあるけども、「フレンズ」、「とまどいセレナーデ」、「グランパ」、「For you」「ハッピーエンドは金庫」かな。。。特にフレンズととまどいは好きですね。カラオケでもよく歌います(そこか@@;)

ブリーチと星矢の類似性

こんにちは。

相も変わらずコミックの話です。^^;;

BLEACH(ブリーチ)という漫画ご存知ですよね?死神とか斬魄刀とか出てくるあれです。最近はあまり興味がなくなってるんですが、一番最初からルキアを処刑から救うところまでの話は実に面白かったです。
ぼくはアニメを先に観ていますがアニメのできも良かった。実は夜一さんのファンです(黒猫のほうも美女のほうも^^;)。

でこのアニメを観ていてよくにてるなあと思ったのが、かなり昔のアニメ(漫画)の聖闘士星矢の前半です。一番最初から12宮編、裏切り者サガからアテナを救うまでのくだりですね。これはアニメしか観ていませんがやはり実に面白かったです。

両者に共通しているのは、
・ヒロインを救い出すために数人の仲間がはるかに高いレベルの強敵たちと戦うこと
・前者は尸魂界、後者は12宮と、普段いる世界とは違う敵が住む世界に乗り込んでいくこと
・敵とはいっても全員が悪党ではなく良識を持った相手もいること
・実際には敵ではなく少数の裏切り者による仕業だったこと
・敵との戦いは基本的に1:1で、本来劣るはずの主人公たちの力が実力以上に炸裂すること
・物語のはじめから救出に向かうまでの間に主人公たちはそれぞれ腕を磨きレベルアップしていくこと
・単なるバトルだけではなく泣かせるシーンが多いこと

等々、たくさんあります。さそり座のミロなどが氷河に勝ちながらもとどめを指さないところなどは、京楽がチャドをみのがしたあたりと似てますしね。もっともブリーチのほうが新しいだけにアニメの質は良いですが、ジャンルはまったくちがうけれどもBGMは両者ともに秀抜です。

しかし・・・一番両者に共通してるのは、最高におもしろかったのは序盤から最初の救出劇のところまでで、次からはなんだか惰性で続いている感じがするところでしょうか。。^^; ヒロインを救い出してしまうと、あとの展開がワンパターンで盛り上がらないのは仕方ないですが。。。星矢の場合は、次のポセイドン編からワンパターンで全然おもしろくなかったですし、ブリーチも救うべきヒロインが織姫にかわっただけでワンパターン。。。

うーん、やっぱり似ている。。。

2010年2月18日木曜日

銭ゲバは実は正しい

こんにちは。

ケンイチ君の映画、カムイ外伝のDVDがレンタル屋さんに登場しました。コミックやアニメのカムイ外伝が大好きで、主演がこれまた今来まくっている若手演技派ケンイチ君ですので観たくてしょうがないのですが、レンタル料が下がるまで我慢です^^;

一方で未見だったドラマ「銭ゲバ」を一気に観ました。ジョージ秋山の名作ですが、実写だとどんなだろうと思いましたが、おもしろかったです。ケンイチ君さすがですが、子役もいいですねー。ミムラも好きな女優さんなので楽しめました。ただ、観ていて泣ける一方で虚しい気分になるドラマですね。もちろんそういう物語なのですが。

極度の貧乏に生まれた主人公が本当はきれいな心を持っているのに、母を失ったことで「世の中はしょせん金」と悟り、金と戦い、非道な人生を歩むわけですが、主人公の言っていることは間違いではありません。もちろん彼の行いは許されるものではありませんが、「金じゃなくて心」よりも「しょせん金」のほうが正しい、とあえて言わせてもらいます。

簡単にいえば、金がなければ普通の風邪で死ぬことだってある一方で、金があればかなりの重病でも助かるのです。命は金で買えない、という言葉がありますが、これはきれい事であり、命は金で買えるのです。どんなに優しい心を持っていても役に立ちません。神様は「公平」ですから、心がきれいだろうが汚かろうが、金があろうがなかろうが、最悪の不幸が降りてくる確率はすべてのひとに平等ですが、その不幸を跳ね返すにはたいていの場合金がいるのです。

もちろんこれは程度問題です。贅沢できなくても衣食住に困らず、少しの余裕があるなら「金よりも心」というセリフを語ることもできるでしょう。かつて一億総中流と言われた日本のように、金持ちでなくてもそこそこの暮らしができていれば良いのです。しかし、衣食住だけで精一杯、いやそれもままならない状況下になれば、このセリフはきれい事です。そして未曾有の不景気、大量の失業者やホームレスを抱えるようになってしまった今の日本では、銭ゲバの世界はより現実的になってきているのではないでしょうか。

ドラマとか映画とか観た後は、できればスカッと明るくなりたいものですが、このドラマは逆ですね。でもたまには良い。おちゃらけた番組(バラエティとかヤクザが介護や先生をやるドラマとか^^;)が嫌いなので、久しぶりにじっくりと観たドラマでした。

2010年2月11日木曜日

ポートガス.D.エースは死ぬのか?

こんにちは。

またまたワンピースの話ですみません。とにかく今最高に盛り上がっている展開の佳境に入っているもので。。

今週のジャンプを読んだ人はご存じのとおり、助かったと思った矢先にエースが赤犬の挑発にのってしまい、結果として弟ルフィをかばって赤犬の拳に体のど真ん中を貫かれるという衝撃的なシーンが最後にありました。命を示すエースのビブルカードもあっというまに燃え尽きる寸前に。果たしてエースは死ぬのでしょうか?

ネタバレサイトとかは全く別として、小説、漫画問わず、ワンピースのような大長編物語の展開として見た場合、一部完結とか物語の大きな節目で、エースのようなきわめて重要で魅力的なキャラの死、しかもいったん助かったと思わせておいて、不覚の一撃であっけなく最期を遂げるという展開は十分ある、というか「王道」ですらあると思います。死ぬキャラの位置づけが重要であればあるほど説得力が出てくるのです。

例えばアニメにもなった有名なSF大河小説「銀英伝」では、帝国がラインハルトの勢力によって統一される節目において彼の親友であり、優しさと強さを併せ持つキルヒアイスというキャラが死んでいます。しかもラインハルトの不手際に起因するという皮肉な最期です。彼の死によってラインハルトはほとんど抜け殻のようになりますが、そこから立ち直り精神的に大きく成長して次の目標である銀河統一に向けて動き出すわけです。このように主人公にとってきわめて重要で大切なキャラを死なせることで、主人公をいったん追い込むものの、最終的にひとまわりもふたまわりも成長させて第二部へ進むという流れは多く使用されます。

ポートガス.D.エースという存在について見てみましょう。主人公モンキー.D.ルフィの義理の兄で小さな頃から仲が良くルフィが憧れる「強い兄ちゃん」です。能力は最強のロギア系で「火」です。また海賊王ロジャーの実の息子であり、同時代の伝説である白ひげの義理の息子です。同時に伝説のガープ中将の義理の孫です。このエースを海軍の公開処刑から救出するためだけにルフィはもちろん、伝説の白ひげ海賊団とその盟友たちの大軍が海軍全勢力に挑み、現在の大戦争にいたるほど重要な人物なのです。またこのワンピースという漫画では、倒された敵キャラも味方キャラも基本的に死にません。死んでいるのは回想で出てくる海賊王ロジャーとかロビンの母とかだけで、生きているキャラが死んだことはここまで一度もないはずです。

はい、だからこそ、エースが仮に死んだならきわめて大きな出来事であり、それこそ物語としては王道展開で自然な流れということになります。先に述べたように、作者の発言からもこの戦争でおそらくワンピの前半部完結で次から後半部に突入という流れになると予想されます。もしかすると時間も多少飛ぶかもしれません。その節目にエースの死。。。まさに王道ですね。

(ぼくはポートガス.D.エースは大好きなキャラですので本音を言えば死んで欲しくありません)

蛇足ですが、一度助かったと読者を喜ばせておいて、その直後にあっけなく最期を遂げるという突き落とすようなパターンも王道ですね。かなり古いですが、「太陽にほえろ!」という刑事ドラマのGパンこと松田優作
の死に方がそんな感じでした。「なんじゃこりゃあ~!」で有名なシーンですね(笑)。

もちろん、エースがかろうじて命をとりとめるという展開もアリです。ほんとはそのほうが救いがあるし、うれしいのだけど・・・

2010年2月9日火曜日

アニメ「ワンピース」のオープニングに批判殺到ですか・・・

こんにちは。

ジャンプ連載の「ワンピース」は相変わらずものすごい盛り上がりで、今週などはエース死ぬのか?@@;てな感じでいい大人がコンビニで立ち読みしながら思わずぞくっとするほどです。個人的にはポートガス・D・エースには死んで欲しくないけど、ワンピ前半部終了という節目にあって白ひげとともにエース死す、という展開もありえるな、と思ったり。あー子供のように来週が待ち遠しい。。^^;

さて、アニメ版「ワンピ」の話です。今リアルタイムで観ているTVアニメは「ワンピ」と「ハガレン」の2つのみで両方とも毎回楽しみにしています。特にワンピはインペルダウン編->今の大戦争編と最高に盛り上がる展開に入ってまして、コミックを読んでいるとはいえ楽しみにしているのです。

しかし!今年くらいから変わった新しいオープニング主題歌がひどい!誰が歌ってるのか、どんなバンドなのかについては、毎回まったく気にしないのでいいのですが、今の曲はアニメとまったくあってません。のんびり、のほほんとなごみ系の曲で、その曲の良し悪し、好き嫌いの問題ではなく、スピード感、緊張感あふれる格闘系のアニメとあうはずがないのです。ましてや前述したように、インペルダウン潜入、白ひげの登場、大戦争の開始と、ワンピ史上最も盛り上がるところでこの主題歌・・・。前の曲がスリリングで実にマッチしていたのと対照的で、いったい制作サイドはなにを考えているのだろう?とあきれるばかり。おかげで、毎回OPは早送りしてます。ちなみに前のOPはかっこよすぎて毎回しっかりみてました。

あああ><と思っていたら、ぼくだけじゃないんですねー。公式HPが批判殺到で炎上しているらしいです。こりゃ、至極まっとうな批判ですねえ。制作サイドは言い訳できないでしょう。差し替えてくれることを望みますが、大人の事情ってやつで無理かな?

2010年2月6日土曜日

クローズZEROとインプリント

こんにちは。

マニアなら知っている三池監督の映画を久しぶりにまとめて3本観ましたので感想を。
ちなみにビデオで「オーディション」というホラー映画を昔観てから印象に残っていた監督でだいたいの作品は見ています。その割に傑作と言われる「殺し屋1」はイマイチはまらなかったので、自分にあうのかあわないのかよくわからん映画監督ですね^^;ぼくは彼に影響を受けてタランティーノがつくったという「ホステル」とか一般にエグイとされる映画は普通に観られるし「ホステル」(1のほう)などは結構好きですが。

さてまずたぶん三池監督らしくないと思われる「クローズZERO」の1と2から。
らしくないかは別として、ぼくは非常に楽しめました。ひたすら不良高校生のケンカ抗争に終始する映画で、ありえない血の量が流れますが^^;、変に他のエッセンスを入れないところがこの監督らしいといえばらしい。唯一出てくる女性、黒木メイサもいらんのではないか?と思うくらいです。
1と2通じて引きつけられるのが山田孝之演じる芹沢。正直、彼がいなければこの映画は当たらなかったんじゃないかな?前に「ちゅらさん」などで観た山田くんとは全く異なり、小柄ながら太い腕、分厚い胸板、重心の低そうな足腰、無精ひげに長髪。野獣のような雰囲気むんむんです。もちろんケンカのシーンも彼のシーンが一番すごい。1では、殴る蹴るだけじゃなくジャーマンスープレックスやブレーンバスターまで飛び出します。ストリートではありえなさそうですが、非常に高速なしかけなのでそう感じさせません。もっともあんもの地面で食らったら死にますがw。2も山田くんの存在感とケンカファイトが目をひきますねー。芹沢の特色である一撃の重さや打たれ強さが画面からガンガン伝わってきます。いやー 昔から完全にイメチェンしてますが、いい役者さんになりました。とにかくクローズ1&2。芹沢役を観るだけでも傑作だと思います。

続けて「インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜」。かなり遅いのですが、なかなかDVDが手に入らなくて。。。この映画、あまりの残虐シーンで米国ケーブルテレビの放送コードにひっかかったそうです。日本でもレイトショーだけだったようですが・・。一般では拷問シーンと主役の奇形が問題だと言われているみたいですが、自分が観る限り、その部分は言うほどのことではないんじゃ?と思いました。むしろ、堕胎や胎児をゴミのように川にほうりこむシーンのほうが映像的にというよりも内容的に問題になったのではないか?と思います。実際、ぼくの感想としては、このドラマ世間でいうほど拷問シーンがグロイとは思えず、それよりも先ほど言った人間としてもっとも恐ろしい行為を平然と行うところに怖さがあると思います。後味の悪さはそこに起因するのですが、その点も含めて、あとは映像美は文句なしで、作品的には傑作だと思いますね。まあしかし、カップルで観るようなものではないですが^^;ちなみに工藤夕貴さんの演技は素晴らしかったです。

こんなところでしょうか。久しぶりにホラー祭してみるかな?w

2010年1月31日日曜日

風邪だから哲学

こんにちは。

1月も終わろうとしていますが、散々な出足でした。。。とにかくずーっと風邪をひいております^^;
あまり風邪を引かない人間なのですが、いったんひくとなかなか治らないというパターンが多く、特段無理をしているわけでもないのに肺炎の手前までいっていたりします。今回はそこまでいきませんが、治りかけてはぶりかえすという悪循環で未だに完治しておりませぬ。
そのせいかどうかわかりませんが、SLも大航海もバーチャルワールドにインする気力がまったく沸いてこない現状。この2週間ほどは、暇がありますとDVD観たり読書したりして過ごしています。

で、表題ですが、このように体力も気力もイマイチで、モチベが下がっているダウナー状態のときは、哲学関係の本を読むのがいいですよ、という話^^; 小説とか詩を読むのはパワーいりますから。その点、哲学の本は淡々と論理的に書かれていますので意外と疲れないのであります。それにそもそも哲学というものは、様々なアプローチがあるものの、「存在」、「ある」、「いる」ということはどういうことなのか?本当にある(いる)のか?という問いかけに対してあれやこれやと考えるものですから、ダウナー状態には適しています。逆にハイなときに読むジャンルじゃありませんね。。また、ネットとかバーチャルワールドとかとリアルを行き来するようになった現代人にとって、「存在」について考えてみることは、ネットがなかった昔とはまた異なる意味があるように思います。

例えばセカンドライフを例にとりますと、ログインしているとき僕Wacky Piekは確かにセカンドライフのワールドの中に存在します。少なくとも僕自身はそう感じています。逆にログインしなければ存在しない、そう感じています。リアルと違って存在と非存在のスイッチがあるわけです。でも本当にログインしていないとき僕は存在しないのか?またその逆は?というと難しいのです。たとえ1週間ログインしていなくても、僕の土地や家やペットはワールドの中に存在しています。存在の手がかりが残っているわけです。また僕がよく行く店の方々や友達の記憶にもWacky Piekは存在しています。必ずしもスイッチでオンオフできるわけじゃないのですね。一方、Wacky Piekの存在は、リアル同様とても曖昧でもあります。僕自身が感知するWackyはひとつなのですが、他者にとってのWackyはひとつではありません。モニターやマシンスペックによって見え方が千差万別だからです。リアルにおいて一本のペンが万人にとってひとつではないことと同じですね。

何を言っているかよくわからなくなってきましたが(笑)、存在について考える=哲学、とした場合、バーチャルワールドにおける存在を考えながら哲学してみると非常におもしろい、そういうことなんです。ネット社会はとても哲学的なんだなと感じたりします。

ちなみにお気に入りの哲学者もいませんし、ちゃんと勉強したわけでもないので、さまざまなアプローチを理解しているかどうか甚だ怪しいです。ただ、下手な小説よむくらいなら、哲学書のほうがおもしろいと僕は思います。食わず嫌いのひとは、有名な木田元さんの著書でも読んでみるとわかりやすいしおもしろいのでおすすめです。ハイデガーが専門ですが、入門書みたいなものをたくさん書かれているので是非一読を^^

あー、風邪はやくなおらんかな。。。。><

2010年1月26日火曜日

トマス・ヒットマン・ハーンズ~黄金の中量級

こんにちは。

最近はあまり観ないのですが、ぼくは格闘技も大好きです。新日プロレス~UWF~RINGS系のいわゆるゴッチのストロングスタイルレスリングと今の総合格闘技の合間あたりが一番好きです。でグレーシーに始まる今の総合格闘技は単調でつまらないので観ません。K-1もアーツら初期の頃は好きですが今は観てません。でも一番好きだったのは、80年代に「黄金の中量級」といわしめた時代のボクシングです。

黄金の中量級時代をつくったスター選手は4人。ヒットマン-トマス・ハーンズ、石の拳-ロベルト・デュラン、マーベラス-マービン・ハグラー、エクスプレス-シュガーレイ・レナード。特にハーンズ、レナード、ハグラーの3人は、数階級をまたいでタイトルマッチを何度も戦い、数少ない敗戦は互いだけ、みたいに、まるで他にまったく選手がいないのかと思うくらい、タイトルを独占していました。

面白いのはこの4人のボクシングスタイルがみな違うことです。ハグラーとデュランは、ガードを固めて間合いを詰めながらハードパンチを放つインファイト。特にハグラーは打たれ強い上にパンチも強く、完成度から見てもおそらくこのなかで最強でしょう。ハーンズは、ノーガードでスウェイだけでパンチをかわしながら強打でKOをねらうヒットマンスタイル。リーチが長く一撃必殺のパンチをもちますが、パンチをかわすスタイルで打たれ弱いためにリスクも高いです。レナードはエクスプレスの名の通りハードパンチャーではないもののフットワークとスピードで確実にダメージを与えていくアウトボクシング。

こういうタイプの異なる同志がしょっちゅうぶつかるわけですからたまりませんね!ヘビー級はパンチは重いがスピード感に欠ける、軽量級はスピード感はあるがパンチが軽い、両方の魅力をもった中量級が一番おもしろいと思うぼくは、大好きな4人でした。なかでもハーンズのファンでしたね。

片腕をだらりとさげるハーンズのスタイルはリスクが高いのですが、テクニカルだし観ていておもしろい。KOするかされるか、どちらかしかないですからね。試合前のにらみあいでは、ちびりそうになるくらい怖いハーンズ(なにせ殺し屋ハーンズですから。。。)ですがインテリですし。強いだけじゃなくて非常に魅力のある選手でした。

ボクシングも最近観てないなあ。。。^^;

2010年1月21日木曜日

愛するバルサ

こんにちは。

バルサって外国に残してきた彼女の名前・・・じゃありません。いうまでもなく、FCバルセロナ。日本のサッカーに興味がない非国民なぼくが愛する欧州フットボールで、イングランドプレミアリーグとならぶ最高峰のリーガエスパニューラプリメーラの常に優勝を争う名門クラブです。2009年は、08/09シーズンのリーガ、欧州チャンピオンリーグ、スペイン国王杯、クラブワールドカップの4冠を制し、現在09/10シーズンでは国王杯こそ敗退したものの、リーガの首位を無敗で走っている、現時点最も完成度が高いと思われるクラブです。そしてぼくがこよなく愛するクラブです^^

バルサの特徴は、緻密なパスワークに高度なテクニック/スピードが加味された攻撃的で美しいプレイスタイルにあります。別の言い方をすると個人技とチームプレイが絶妙にかみあってると言いましょうか。常時中盤から敵陣でボールをキープし回しながら隙間をさぐり、見つけると針の穴をとおすようなスルーパスやメッシに代表される光速ドリブルで突破してゴールに迫ります。そのため、ディフェンスラインが高く、中盤から敵陣でプレスをかけて相手のボールを奪う守備戦術ですので、もしボールを奪い損なうといわゆるカウンターアタックで一気に自陣に敵がつっこんでくる危険があり、実際そういうシーンが結構あります。ただ、そのリスクもおもしろさのひとつです。またバルサのすごいところは、攻撃参加しているディフェンダーの戻りが速いので簡単にカウンターはとれません。また主将プジョルを中心としてラインの統率もとれています。カシージャスに隠れがちですが守護神バルデスの能力の高さも光りますね。

昨年の移籍でエトーが抜けて、イブラヒモヴィッチが加わったとき、決定力においてはまったく問題ないけれども、イブラはエトーほど守備をしないのでは?という不安がる意見が多かったです。センターフォーワードなのに守備???って思うひとがいるかもしれませんが、前述したようにバルサのディフェンスは中盤から敵陣でのプレスで行うため、こういう意見が出てくるんですね。個人的には、ここまで観ていて、確かにエトーほど守備はしないかもしれませんが、その分エトーとは全く異なるポストプレイ、それも強靱なフィジカルと繊細なテクニックに裏打ちされた究極のポストプレイがバルサに加わった分、プラスだと考えています。

バルサのもうひとつの特徴は、下部組織(カンテラ)で育てた選手を中心としたチーム作りです。これはレアルなど一部のクラブをのぞけば、バルサだけでなくスペインリーガの特徴でもあるのですが、バルサの場合はイニエスタ、メッシ、シャビ、プジョル、最近でもペドロ、ボージャンとチームの柱であるだけでなく、世界トップレベルの選手を出しているのが特徴です。アーセナルに引き抜かれたセスクもそうですね(バルサは思い切り後悔していて、二度とそうならないように気を配っています)。いわゆる「生え抜きの選手」主体のチーム作りはジャンルを問わずファンにとって魅力ですよね。プロ野球ならタイガースファンであるぼくですが、アニキは大好きだし矢野も下やんも彼らがいるから今の強さがあると思ってはいても、先般引退した赤星を筆頭に、鳥谷や関本が活躍してくれることが何よりうれしいし、はやく桜井あがってこいよ!という気分になるのも生え抜きだからこそです。バルサにしてもカンテラ出身の新人が出場して活躍したときは熱狂的な歓迎を受けるのですが、当然ですね。補強はあくまで補強であって主力が全部補強組になっちゃったらぼくは少なくとも興ざめですから。。。

ちなみに就任一年目にして最強のクラブに押し上げたグアルディオラ監督自身、カンテラ出身の1990年代のバルサのスーパースターです。クライフ率いるドリームチームの中盤の要。名選手必ずしも名将にあらずという言葉は彼には無縁でした。冷静でありながらめちゃくちゃに熱い男です。しかも男前。。。^^;

バルサの魅力はまだまだ語り尽くせませんが、今回はこのへんにしておきます。これからも熱い、バルセロニスタでありたいと思うのであります。

2010年1月19日火曜日

出足不調~><

こんにちは。

いやあ今月も早後半に突入しようという勢いですが、正月からずっと調子悪いです。。。

インフルエンザじゃないただの風邪なのですが、長い長い。。。。

直ったかと思ったらまたぶり返す、その繰り返しでね。。

おかげで3ヶ月に一度の定期検診を受けている持病(おしりじゃありませんw)のほうの症状にも影響が出ていて体調悪いっすう。。。><




おまけに不景気が仕事を直撃しているし。。

今年の行く末を暗示しておりますなあ;;

まあ今は耐えるしかないかw

2010年1月11日月曜日

地球に落ちてきた男 デビッド・ボウイ

こんにちは。

ぼくの大好きなミュージシャンのひとり、デビッド・ボウイーについて語ってみます。
彼の音楽を初めて聞いたのはアルバム「Low」。何でそのアルバム?と思うかもしれませんが、初めて聞いたロックがイエスの「危機」だったとか、ぼくの場合、マニアックな出会いから始まるみたいです・・・。「Low」は、一時期傾倒したアメリカに決別しヨーロッパ(このときはベルリン)に回帰して初の作品ですが、ボウイの作品のなかでも最も前衛的なアルバム。ぼくはあまりの凄さにショックを受け、以後ボウイのアルバムを新旧片っ端から買い漁ることになるのです。そうしてこの超天才の大ファンになったわけですね。



どんなミュージシャンもその時期その時期で音楽性が変化することは多いですが、ボウイの場合は出すアルバムすべてが異なるといってもいいくらい変化します。マルチと呼ばれる所以ですね。シングルヒットをねらったようなポップ性の高い曲を作ったかと思えば、さきほどの「Low」のように前衛的な作品をつくってみたり、初期代表作のひとつ「ジギースターダスト」のようにオーソドックスなブリティッシュロックでまとめたかと思えば、「ダイヤモンドの犬」のようなグラムロックど真ん中の耽美的でハードな世界を演出してみたり、「ヤングアメリカン」のような明るいアメリカンロックしてみたり、なんでもありです。ぼく個人は、アメリカよりも薄暗いロンドンの街頭で生まれるロックのほうが好きなので。「ジギー」「ロウ」「ヒーローズ」「ダイヤモンド」あたりが好みなのですが、まあ彼の場合はどのアルバムも好きですね。

デビッドボウイという男、音楽性がマルチなだけではありません。もちろん作詞作曲はすべて彼自身。歌唱力はといえば、低音ボイスの美しさを生かしてあえてルーリード風に怠惰に歌うこともありますが、真面目に熱唱すると声量といいテクニックといいトップクラスのレベルを誇ります。一度シナトラとクリスマスソングをデュエットしたシーンを見たことがありますが、負けてませんからね。。さらに中性的で美しすぎるルックスを持ち、実際に性的に「両刀使い」です^^;。60歳を超える彼ですが今もかっこいい。。楽器もメインではありませんが、ギター、ピアノの両方をこなします。俳優歴も長く、その影響か、演劇的なライブステージの演出もときに行われます。このあたりは英国のカリスマ、ピーター・ガブリエルと似たところがありますね。

まあとにかく、デビッドボウイの場合、できないことを探すほうが難しいです。。。マルチ性はときに器用貧乏になりかねないのですが、彼の場合はどの才能もトップクラスなのでOKなんでしょうね。かれの映画に「地球に落ちてきた男」という作品がありますが、本当の話、宇宙人なんじゃないでしょうか???曲にも宇宙とかSFチックなものが結構ありますしね^^

ちなみに彼に限らず、ブリティッシュロック全体に言えることですが、非常に幅広い人脈を持ちアルバムごとに登場するゲストミュージシャンも極めて多彩なので、彼を手がかりにして同時代のミュージシャンを知ることができます。ぼくの場合は、ルーリード(ベルベットアンダーグラウンド)とブライアンイーノがその代表かな?

2010年1月6日水曜日

ルフィ 17歳最後の冒険・・・

こんにちは。

ワンピースの劇場映画「Strong Wprld」が記録的な動員数で凄いことになってるみたいですね。尾田先生の原作、総指揮の初めての映画、0巻の配布など予想はしていましたが、これほどになるとは改めて「ワンピース」のすごさに感動します。機会があれば見に行きたいですが。。。

さて、情報によると劇場で配られるパンフ、0巻に書かれた尾田先生のコメント、「これがルフィの17歳最後の冒険になります」というくだりがワンピファンの想像力をかきたてているようですね。現在、ジャンプ連載中の本編のほうが、白ひげVS海軍のすさまじい戦争にになっているのでいろいろと想像してしまいます。自分なりに考えてみました。

時間軸だけ考えると、本編のルフィは17歳、現在仲間は世界のあちこちに離散してしまっています。一方、映画のルフィも17歳、しかしブルックもふくめて仲間は全員揃っています。そして映画のシキとの戦いが17歳最後の冒険ということなら単純に並べるとこうなります。

シャボンディ諸島で麦わら海賊団離散->インペルダウン編->マリンフォードでの大戦争(現在の本編)->???・・・・・->シキとの対決(映画)

???で仲間と合流していなければならなくなります。しかし、「そして1年後」という感じで時間をとばすのであれば、尾田先生がいうところの「半分」にあたる今の大戦争終結後のほうが都合がいいですね。なのでぼくは本編と映画の時間軸は無視します。そもそも映画を観ている前提で本編があるはずがないですしね。なので、以下のように推測します。

・この大戦争で白ひげは死にひとつの伝説が消える
・エースは助かり白ひげのあとをつぐ
・ルフィも助かるがホルモンの副作用等ダメージが大きすぎて長期間の治療が必要となる
・海軍も大ダメージを被るが、エースは処刑できなくても白ひげを討ち取ったことで面目が立つ
・麦わらの仲間はそれぞれシャボンディ諸島のサニー号のある場所へと向かう

そして一年が過ぎた・・・

という感じかなと。。。

この漫画では基本的にキャラは死なないのですが、ロジャーは死んでます。伝説となる存在は例外だと思うんですね。だから白ひげはここで死ぬと思います。今週号で彼は若者に明るい未来がみえないうちは死ねない、と吠えています。逆に言えば、自分に代わる新しい未来が見えたなら死ねる、ということでしょう。シャンクスはルフィに新しい未来を見て片腕をやりました。そして白ひげも同じものをルフィに見て死んでいく、そんな展開じゃないかと思います。もちろんエースは重要なキャラですので、助かると思いますし、そうでないと白ひげにかわって仲間の面倒を見る存在がいません。

ただ麦わら一味がどうやって合流するのか?は想像がつきませんね。。仲間が離散してリアルで1年流れているわけですし、海賊のシンボルである船、サニー号も1年見ていません。なんとか早く合流してもらいたいものです^^

2010年1月4日月曜日

マルセイユ酒場のイレーヌ

こんにちは。

イスパニアイベントも3/4くらい進みましたが、このイベントはなんといってもマルセイユ酒場娘、イレーヌでしょう!黒髪に神秘的な黒い瞳。イレーヌはなぜかマルセイユにいるのですが、リアルでスペイン大好き(フラメンコ好き)なぼくは大ファンであります!



ちなみに主要拠点の酒場娘には好みがあるのですが(調理がうまい人が好きとか、剣術の達人がすきとか)、なぜかイレーヌには好かれている模様。←酒場マスター談。。。