2010年6月30日水曜日

アルゼンチンにはだかる2つの巨大な壁

こんにちは。

日本惜敗でした。でもよくがんばりましたね。帰国したら暖かく迎えてあげましょう。もちろん選手は悔しいでしょうが。。

さてベスト8が出そろいました。
右側にわが母国・・・じゃない、愛するアルゼンチン、ドイツ、パラグアイ。
左側にウルグアイ、ガーナ、オランダ、ブラジル。

まず左側ですが、まずブラジル決勝進出は固いでしょう。壁らしき壁はオランダですが、攻撃力はず抜けてますが守備に脆さを抱えるので、攻守のバランスが鉄壁のブラジルには勝てないと思います。申し訳ないですが、ウルグアイ、ガーナはまず無理。

それに比べてアルゼンチンにはだかる大きな2つの壁。
まずは準々決勝であたるドイツ。

今回若手中心とはいえ確実に勝ち抜いてくる強豪中の強豪です。
それを乗り越えても・・・確実に来るであろうスペイン無敵艦隊。
なかなか調子に乗り切れてないしコンディションがまだ良くないですが、の顔ぶれからみればスペインは最強です。この2募り越えて、はじめてブラジルとの決戦への資格が得られるのです。

試合巧者と実績経験に富むドイツ、そして無敵艦隊。
どうすれば勝てるのか?

答えはひとつ。

リオネル・メッシ!

彼がかき回す以外に手はありませんね^^

2010年6月28日月曜日

アルゼンチンに乾杯!


こんにちは。

1週間ほど前に心斎橋大丸でやっていたサカフェスで勝ったグッズのひとつです。
ピンボケですみません^^;

香蘭社というブランドで売っている品物です。
過去の大会優勝国のマグカップやワイングラスなどありますね。
品質も良いですからオススメです。
http://www.koransha.co.jp/images/catalogue/pdf/fifa_historical.pdf

ぼくのは78年優勝国アルゼンチンのワイングラスです。
ただ、大抵はワインじゃなくてビールを注ぐんですが(予算の都合上w)

かなり気に入ってます!

メキシコを見事に撃破し、いよいよ次は強豪中の強豪、ドイツとあたります!
がんばれアルゼンチン!リネオル・メッシ!ディエゴ・マラドーナ!w

2010年6月26日土曜日

ラウンド16!ここからがW杯本番!

こんにちは。

いやあ下馬評を見事に覆して日本決勝トーナメントに進出です!まずはおめでとうー^^
特に進出を賭けたデンマーク戦は、3-1という結果だけでなく内容が素晴らしかったですね。終始ボールを追いかけ身を挺して守り、かといって守りにはいることなく攻撃的にプレイしたこの一戦は、記録以上に記憶に残る名勝負となるでしょう。平日の深夜から早朝という時間帯ながらパブリックビューイングなどでこの試合を生観戦したひとはとても運が良かったと思います。結果はともかく、4年に1度の大会でこういう試合を観られたんですから。

さて、ベスト16が出そろいました。組み合わせはこうなりました。


ぱっとめの印象では右側に強豪密集、左側はブラジル突出というイメージですね。

ここからのトーナメントはノックアウト方式ですから負けたらそれで終わりです。醍醐味はPK戦があるということ。ドローはあり得ないからです。ワールドカップといえば、PK戦、といわれるほど強烈なインパクトがあります。しかも通常PKは滅多にはずさないものですが、この大舞台のプレッシャーのなか、ワールドカップでは結構はずすんです。もちろんメンタルがすべてなんですが、観ているこちらも胃が痛くなります。今大会はどれくらいPK戦が観られるでしょうか^^

さてここまでのグループリーグを観てきた個人的な印象です(すべてを観ているわけではありませんが)。

まずブラジルはやはり王者であることを再認識。地味といわれる今回のチームですが、トリッキーなプレイをするスターはいないけれども、すべてにおいてハイレベル。攻撃も守備もフィジカルもメンタルもすべて揃ってます。何より統率がとれている。組み合わせを考えれば、決勝進出の可能性は極めて高いと思われます。

次に予想以上に強い!と思わせたのがアルゼンチン。バルセロニスタですからメッシがかき回すのはわかってましたが、チームとしてどうか、と思っていたのですが、いやいや見事に連携がとれています。まあ、メッシがいなけれれば・・・というのはあるものの、メッシがかき回して空いた隙をきちんと他の選手がついてますね。少なくとも連携がすべてのはずのスペインより、アルゼンチンのほうがよほどポゼッションサッカーしてると思います。強豪揃いの右側ですが、ここまでの調子を見る限り決勝進出の有力候補です。

次にアメリカ。サッカー後進国ですがさすがスポーツ万能の国。少し力を入れただけでこれだけ強くなるのかと思わせる進化です。細かいテクニックは南米やヨーロッパには及びませんが、スピード、スタミナ、パワー、メンタルでは互角以上。むしろ小技を弄せずシンプルなプレイに徹しているだけ、スペインのように緻密な組み立てに終始しフィニッシュできないチームよりも完全燃焼しています。特にドノバンのバティゴールに観られるダイナミックなサッカーは魅力ですね。

そして日本。終盤にスタミナ切れしてしまうのはどうしようもないかもしれませんが、この3戦、それぞれスタイルは違うけれども素晴らしいプレイをしたと思います。ひとことでいうと「献身的」ですね。イングランドのハードワーカーとよく言われますが、今大会においては日本のほうがはるかにハードワークしてるでしょう。そうしなければ勝てない、という必死の気持ちが伝わってきます。ですので、常にピッチを動き回り一瞬も労を惜しまない。そりゃ最後スタミナきれるのも無理はありません。でも途中一息入れるほどの余裕は日本にはないので、これでいいのです。試合以外のところで消えたフランスは論外として、イタリアが消えたり強豪が苦しんだりしているのは、この「献身的」な部分を欠いているためと思われます。

予想通りなのはドイツとポルトガルと南米勢。ドイツはやはり堅実で攻守のバランスがとれています。大好きな大会男クローゼも次は出られますし、今のイングランドではきついでしょう。クローゼを中心にチームのまとまりもありますしね。南米勢はやはり強い。ブラジルとアルゼンチンはもちろんですが、すべてのチームが16に進出しました。しかも内容も素晴らしい。ポゼッションから攻撃への展開が速いし鋭いです。目立つのはチリですが、次ブラジルとあたるんですね。。ポルトガルは良くも悪しくもCロナウドのチーム。彼がすべての鍵を握っています。

予想を裏切っているのが、スペインとイングランド。スペインははっきりいって策におぼれてます。きれいなサッカーをしようとしすぎる。結局ビジャの単独プレイでしか点がとれなかったりします。南米勢やアメリカのように、ポゼッションから攻撃への展開を速く、もっと泥臭くしないとこのままでは苦しいですね。それとイングランドはどうしちゃったのか、ボールへの執念が見られません。縦横無尽に走るルーニーも元気がない。体調悪いのかな?

まあとにかくここからが本当のワールドカップです!
1戦1戦がサバイバルになる真の闘いを楽しみましょう~

アスタプロント!

2010年6月21日月曜日

今回のハガレンは凄すぎる!ネタバレあり。

現在、リアルタイムで観ているアニメは、2つだけ。
「ワンピース」と「鋼の錬金術師」。

ワンピは雑誌とコミックですべて読んでいるので、ここから白ひげVS海軍本部の「大戦争」そしてエースの衝撃的な結末へと向かうんですが、アニメのほうはおきまりの時間稼ぎで横路に逸れてます。一方、雑誌ではついに完結したハガレン。こちらは今回放送分含めて残り3話のクライマックスで最高潮です。

そして今回の放送。正直鳥肌ものの迫力でこれでもかとたたみかける展開と涙なしに観られない感動で観た後に放心状態になるくらいのテンションでした。録画して観てるんだけど、後半のシーンだけでも10回以上繰り返して観たかな?(笑)

ハガレンは、エルリック兄弟が主人公ではあるけれども、前半は別として後半になって彼らが余り目立たず他のメインキャラが活躍することが多いです。スカーやマスタング、オリビエやイズミなど強烈な個性を持つキャラがいますからね。戦闘能力だけとれば、マスタングの炎とスカーが最強だと思うし、実際これまでホムンクルスを倒してきたのは彼らです。しかしここに来てエルリック兄弟の「真の強さ」が前面に出てきました。前回の放送でプライドをエドが倒したあたりからです。いえ、エンヴィーがエドの言葉に射抜かれて死んでいったあたりからかな?

そして今回放送の怒濤の反撃シーンです。ボスキャラ相手に錬金術師たちが連携して速攻攻撃を仕掛けるシーンから目が点になります。そしてアルフォンスが自らを犠牲にしてエドの右腕を再生した後の、エドの怒りの攻撃ラッシュ!とどめは久しぶりに聞く最後の決め台詞!!!永久保存版です(笑)もちろん原作が素晴らしいのですが、アニメの演出も素晴らしい出来ですねえ。こんなにスピード感があってほとばしるような激情を伝えながらどこか哀しくて涙がとまらないんですから。

アニメはあと2回だそうです。必見。
うーんDVDボックス出たら買おうかな(笑)

2010年6月20日日曜日

けいおん!

こんにちは。

ほんと遅れてるんだけど、アニメのけいおん!を借りて観ております。
まだ序盤ですが、ぐいぐい引き込まれますねー^^

ほとんど女の子しか出てこないし、ジプリっぽい絵は多少苦手なんですが、とにかく・・・

・中高生の自分を思い出してうひうひ
・ハイテンションアニメに慣れてる自分はこのゆるーい感じが心地よい。。

で、はまってます。

まあ、まず軽音楽部。高校の部活で勧誘がアニメほど盛んだった記憶はありませんが、最初からそこに決めてましたからね^^; ぼくの場合は活況で、活況過ぎて、逆につまらなかったんですが、このアニメみたいな状況なら、ほんと楽しかったと思います。部活は楽しくてナンボですからねえ。

でもやっぱり引き込まれたのは楽器をよく知らない主人公が友達と楽器を買いに行くシーン。経験があるひとならわかりますよね?そこそこ弾けるようになってからの買い物とは別次元。はじめて買った楽器は、記憶に強烈に刻まれるんです。まあおいおい、女の子が最初からレスポールか!ってのはあるんですが、でもサンバーストに魅了される、そういう感覚はわかりますー。だって、経験ないから、手に取ってみて感触がどうのといわれてもわからんのですから、形とかフィーリングから入りますよね。それがとても純粋で楽しい。

ぼくは最初に買ったギターは、ヤマキのオーソドックスなフォークギターなんですが、なんで買ったかというと親友の兄貴がもっていたサンバーストのフォークギターを観たからです。サンバーストみて、おおおお、と思った、ただそれだけでした^^;

まあしかし、色々あって練習しまくったわけですが、最初に買ったエレキギターはグレコのストラトレプリカでしたね。そのときなんでストラトにしたのかは、うまく説明できないんですが、レスポールタイプは最初から外してました。たぶん、アームを使いたかったのとやっぱり軽いってのもあるんですが、すでにJベックやクラプトンがストラトに持ち替えていてそれを観ていたからかもしれません。要するにイメージなんですよね^^

エレキになれて、上のモデルを模索していた大学時代に次に買ったのはヤマハのSGでした。これはライブでかなり使ったんですけども、ぼくの買い物のなかでアームが付いていないエレキはこれだけですね。音も良かったし、素晴らしかったんですが、やっぱり重かった^^;(体力ないw)

とにかく何でもそうですが、買い物は買うまでがとても楽しい。手に入れるとがっかりしたりもするんですけど、まあぼくの場合、SG以外はずっとストラトです。だからレスポールを選ぶ人間の気持ちも滅茶苦茶わかるんです。ほんとはテレキャスターも欲しかったりしますが、レスポール系は今も圏外ですね。

つまるところ、サンバースト!の塗装。これはねー、このアニメの主人公と同じく、子供心に強烈に印象があるんです。楽しいな、このアニメ。自分の高校生時代を観てるみたいです^^

2010年6月18日金曜日

アルゼンチン快勝!

こんにちは。

初戦のナイジェリア戦は勝ったもののイマイチでしたので、この試合、もはや強豪の域に達しつつある韓国相手にどんな試合を見せてくれるか楽しみでしたが、


やってくれました!アルゼンチン(・∀・)



終始試合を支配しての4-1で圧勝です。
最初の1点目はセットプレーからのラッキーなオウンゴールですが、これとてメッシの突破から生まれたチャンスです。2点目はきれいなヘッドでしたがこれも同様。前半ロスタイムのデミチェリスの安易なミスは頂けませんが、後はアルゼンチンらしい攻撃サッカーが楽しめました。

特に後半はメッシ劇場。自分の得点こそありませんが、メッシの光速ドリブル突破からシュート、GKのナイスセーブからのこぼれ球をイグアインが決めた3点目。イニチャビかい、と思わせるような小さなロブスルーパスでメッシがDFを抜いて自分がゴール前に飛び込む、しかしメッシにはマークがついているため、パスを受けたアグエロはファーサイドのイグアインにラストパスを出し、イグアインのハットトリックで4点目。

すべての得点にレオが絡んでの完勝でした。この大会、得点の少なさで騒がれてるだけに、ドイツに次ぐ圧勝劇でしたね。強い韓国相手ですから、大きな意味を持つと思います。
もちろんこれでグループ突破は、得失点差から考えてもほぼ確実。

ぜひ全勝で文句なしの突破を決めて欲しいです。

しかしフランスはほぼ一次リーグ敗退確実ですね。。。ジダンがいないとボロボロ。。。。うーん。

2010年6月17日木曜日

無敵艦隊轟沈。。。

こんにちは。

_| ̄|○

_| ̄|○ _| ̄|○

_| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○

スペインがスイスに負けた。。。
今日はこれにて^^;

メッシの初得点みたい!

2010年6月16日水曜日

EA SPORTS FIFA Online

こんにちは。

ワールドカップ、日本が勝利し、やっと盛り上がってきましたね!ぼくは、ハナから盛り上がっているので、既に息切れ状態です。ハアハア。。

今日は情報まで。

ワールドカップの情報は、fifa.comで満腹になります。ハイライト動画もスタッツもニュースもここで全部そろいますので知らない方はぜひどうぞ!

もうひうとつは、EA SPORTS FIFA Onlineというベータ版ゲームです。

マウスだけで操作するので、簡単な反面、やりこみゲーマーにはむかないですが、手軽に楽しめる高品質サッカーゲームです。もちろん無料。リーグ戦もよし、ワールドカップもよし、オンライン対戦もよしということで、インターフェースは英語のみですが、ぜひお試しあれ。

それではまた!

今夜は待ちに待ったスペイン登場!!!

2010年6月13日日曜日

動画を漁ってます

こんにちは。

怒濤の納品で今日はオフです(・∀・)。
夜はワールドカップ三昧でしんどいですが、梅雨入りして外にも出る気にならないし、いつものとおり動画漁ってます。

まずはYESの「南の空」。「こわれもの」という名盤でぼくが一番好きな曲です。
ある外国人アマチュアギタリストさんがカバーしてます。



すげ!
自分も多少ギターを弾くだけに、恥ずかしくなってしまうほどすごいです。

オケをバックに演奏を動画でアップするひとはたくさんいますが、愛するKing CrimsonやYesなどハイテクを弾く人は滅多にいないです。このひとはKingCrimsonもひきますし、ジミヘンは本職みたいでとにかくすごいので色々と観てください。

次はイエスのスティーブハウの名曲ソロ。実は、ぼくも昔おぼえてたまに弾いたりしますが、これ観てると恥ずかしくなります。。。このひとアコギ中心みたいですがうますぎ。。。



最後はクリムゾンの難曲中の難曲。Fracture。
さすがにこれをあの速度で正確に弾けるのはフリップ先生だけでしょう。
でもこれだけ弾けるだけでもすごいです!



結構楽しいですね、動画漁り^^

2010年6月11日金曜日

W杯ってことでサッカー初心者のための基礎知識!

こんにちは。

いよいよ今日から始まりますねー。

そこで、サッカーよくわからん、ルールとか見所とかわからん、という方!ぼくも昔は野球オンリーでしたので、最初はとっつきにくかった記憶がありよくわかります。そこで観戦を楽しむための基礎知識その壱です^^

まずルールの大前提から。
サッカーは攻防一体、野球と異なり前後半それぞれ45分と時間で区切られており、野球のようなターン制ではありません。つまり攻めていてもボールを獲られたら一瞬にして守備側にまわる、その切り替えの速さが特徴であり魅力です。次に、ファウルによる退場者が出た場合、その試合で補充することができません。レッドカードが提示されると一発退場ですが、最後まで10人で戦う必要があります。イエローカード2枚はレッドカードに相当します。つまりイエローをもらった選手は、慎重にプレイせざるをえなくなりますね。交代すれば別ですが。次に引き分け(ドロー)が重要であること。勝利は勝ち点3,ドローは1,負けは0です。W杯の場合はグループリーグだけの話ですが、この勝ち点累積で通過できるかが決まります。格上VS格下の戦いではこのドローが非常に重要になります。トーナメントにはいると、PK戦がW杯ならではの見所です。前後半90分ドローで、延長戦30分もドローの場合、PK戦に入ります。テニスのタイブレークに近い、神経戦に入ります。どんな一流選手でも重圧からはずすことがあり、その結果戦犯扱いされることも少なくありません。PK戦のルールはググって見てください^^

さてまず攻撃の基本です。
サッカーにおける攻撃を楽しむには、絶対にオフサイドというルールを知っておく必要があります。そのルールがあるがためにいくつかの基本的な攻撃パターンがあるからです。オフサイドによる制約とは、おおざっぱにいうと、GKを除いて相手の一番ゴールに近い選手よりもゴールに近い場所にいる味方にはパスを出せない、ことをさします。要するに待ち伏せしている味方にパスを出せないということですね。ここで重要なのは、その判断を下すタイミングはパスを蹴った時点であり、パスを受けた時点ではないということです。

ここでまずスルーパスという攻撃パターンが生まれます。パスを蹴った時点では味方の最前線はぎりぎり相手の守備の最終ラインを越えていない、その状態でその味方よりも前にパスを出す、味方はその瞬間に全速力でダッシュしてボールにおいついてシュートにもちこむ。これが典型的なスルーパスによる攻撃パターンです。
次にドリブル突破という攻撃パターンが生まれます。ドリブルで突っ切る限りオフサイドも何もないので、相手をひたすら交わしてボールを持った自分が前に出れば、そこからシュートを打っても、「後ろの」味方にパスをしてもオフサイドにならないからです。メッシやロナウド、かつてのマラドーナやジダンが恐れられたのは、ドリブルだけで個人突破できる選手だったからです。ファウルを受けることはあってもすることはありえないドリブルこそサッカーでは最強ですね。基本と言われるのも当然だと思います。
同じ理屈でクロス(センタリング)があります。サイド攻撃でよく使われるのは、左右どちからのライン際をパスで攻め上がっていって、奥のラインぎりぎりまでボールを持ち込み、そこからゴール前にボールをふわっと上げる、それをヘディングやボレーで選手がシュートする、このパターン。この場合も、奥まで上がれば上がるほど、「後ろへ」パスを出すことになりオフサイドになりません。また、中央は遠い距離からでもシュートを打たれる可能性があるので守備が固いですが、サイドは角度がないために比較的空いています。ですので典型的なサイドからの攻撃パターンになるわけです。クロスでも、アーリークロスといって、奥ではなく早めにゴール前にボールを上げるパターンもありますが、これは当然オフサイドにひっかかる危険があります。

スルーパスで飛び出す、ドリブルで突破する、サイドからクロスを上げる、あとは応用であり、基本的にはオフサイドというルールを前提にこれをおさえておけば良いと思います。

次にセットプレイです。特にコーナーキックとフリーキックは頻繁に登場します。敵陣ゴール側のラインを最後に敵が触れたボールが出た場合、味方はその側のコーナーからコーナーキックをけることができます。これには直接オフサイドは適用されません。ゴール前で敵味方が競りあうところにボールを上げてヘディングなどで決める、とか典型パターンですが、結構決まったりします。突破力に劣る日本などは、こういう機会を大切に、とよく言いますね。もう一つはフリーキック。これはオフサイドやハンド、ボールじゃなくて相手の身体に当ててプレイを妨げるなど、何らかのファウルがあった場合、その場所から蹴ることを差します。当然ゴールに近い場合は、得点の大チャンスになります。なぜか今さら騒いでいる無回転シュートなどはその典型で、名手と呼ばれる選手が今も昔も名を残しています。

長くなりますが、守備の話です。
守備は単純なようで複雑なんですが、ここでもまずオフサイドをおさえなければなりません。
当然守備側にしてみれば、オフサイドになるように味方の守備の最終ラインを統率する必要があるからです。オフサイドトラップという戦術がその典型ですが、相手がパスを出しそうなタイミングで意識してラインを上げてオフサイドのファウルをとる戦術です。ただし、一人でも遅れたらむしろ相手のビッグチャンスになるため、積極的に仕掛けていく代物ではないです。でも最終ラインの意識は常に持っています。
それを踏まえた上で、二つの守備パターンがあります。プレッシングとリトリートです。
プレッシングは、ボールを持っている敵の選手からボールを奪おうと積極的に走り込んで仕掛ける守備です。当然どこかでやらなければ、ボールを奪えませんが、局面や場所を考えずにいつもやってると、ばててしまいますね。また、奪いに行って交わされて抜かれたとき、後ろに味方が揃ってないと逆にピンチになります。
なのでリトリートと組み合わせになるでしょう。リトリートは、積極的にボールは奪いにいきません。ボールを持っている敵の選手とゴールを結んだ線の真ん中当たりを抑えてシュートコースをけしながら移動します。そうやっている間に、味方が守備に戻ってきてだんだん数的な有利を作り出し、それからプレッシングをかけたり、相手のシュートをガードしてマイボールにしたりします。

まあ最後はゴールキーパーなんですけどね^^;

2010年6月5日土曜日

ワールドカップ、わしの予想~

こんにちは。

またまた、日本負けてしまいましたね。イングランド戦、良かったのに、昨日は駄目でした。
怪我はつきものとはいっても、相手のエース/主将のドログバを骨折させてしまって、後味悪いし。。
南アフリカで大丈夫かな、日本代表・・・^^;



さて、そろそろそんな記事でいっぱいになりそうですが、W杯の予想いってみましょー^^

ぼくはズバリ、
◎ブラジル
○ドイツ
△オランダ
Xスペイン

スペイン穴馬扱いかよ!って言われそうですが、理由は後で。

ブラジル
突破力△、タレント力△、攻撃力○、守備力◎、組織力◎、大会実績◎
正直積極的に観戦したいと思わないかなり地味な今回のブラジルですが、司令塔にカカ、CFにファビアーノ、サイドバックにマイコンがいて、実は要所に超一流がいるんですよね。組織と守備はず抜けているうえに、今季のルイスは乗ってますから、マドリーでは冴えなかったカカさえチャンスメイクすれば、攻撃面もOK。逆にルイスは、単独ドリブル突破とかのタイプじゃないので、カカの動きが悪ければ苦しいかも。でも優勝候補筆頭です。

○ドイツ
突破力X、タレント力△、攻撃力○、守備力◎、組織力◎、大会実績◎
ドイツも地味ですが、ドイツらしく堅守で組織重視。クローゼが今季イマイチだったのが気になりますが、ぼくは組織と守備がしっかりしているチームを推したいので、2番手です。このチームにも、単独突破できる選手は不在。パスでビルドアップからチャンスに持ち込めるか?バラックが出られないのが痛いですが・・・

▲オランダ
突破力◎、タレント力○、攻撃力◎、守備力△、組織力◎、大会実績△
まずロッベンの突破力。スナイデル、カイト、ペルシとタレント豊富。まさにポゼッションサッカーの本家の布陣。守備力がいまいちっぽいけど、攻撃力は抜群。かなりの確率で上位に来るとぼくは思ってます。ちなみにFIFA10というPS3のゲームでもよく使うチーム(笑)

X(穴)スペイン
突破力○、タレント力◎、攻撃力◎、守備力◎、組織力○、大会実績△
はっきりいって、選手の顔ぶれはすごいし、同じクラブでプレイしている選手がほとんどで連携にもまったく問題ないし、大会実績がイマイチ物足りないくらいで、欠点らしい欠点が見あたらないチーム。ユーロの優勝が証明しているようにブラジルの対抗馬はここしかない!って感じですね。でも逆に評判高すぎてブラジルに比べてタレントが揃いすぎている点で「競馬予想」的な意味で穴にしました(笑)。もうひとつ懸念しているのは、何度か書きましたがラウンド16でいきなりブラジルと当たる可能性です。運命のいたずらでありそうな気がムンムンするんですよね。そして直接対決だとブラジルだと思っているのでXに止めたのです。逆にそこでブラジルを倒したら、スペインが上り詰める可能性大。

どのチームもベスト16には入るでしょうから、そこからはノックアウト方式。
何がおきるかわかりません。
個人の突破ならポルトガルのロナウドやアルゼンチンのメッシがいますし。
地元の利でアフリカ勢が上位に来る可能性も大です。

とりあえずの予想ってことで(笑)