2010年2月27日土曜日

格闘技オタクだったあの頃。。

こんにちは。

サッカー(正確には欧州リーグなのでフットボール)おたくなわしですが、野球も好きで生まれついての虎ファンです。なにせ甲子園球場近くで生まれましたからね^^;

でもかつてはプロレスや格闘技も好きでした。今好きじゃないのは、ストロングスタイルに徹したプロレスもショーに徹したプロレスも日本には存在しないし、一方、マジなのはいいけれども、ひたすらタックルして殴る蹴る、たまに三角締めしかない総合格闘技も観ていてつまらんからんです(ストリートファイトに役立つのはわかりますがそ)。

そんなぼくが好きなレスラーや格闘家をあげてみますと、まず前田日明でしょうか。UWFの頃の殺気だった前田が好きですね。彼は新日のゴッチスタイルのレスリングがベースにあり、そこに佐山とかUWF系の特徴だったパンチやキックが加わっているので、技が単調じゃないのでいい。もともと七色のスープレックスが売りだっただけに、あらゆる角度から繰り出せるスープレックスを持ち、独特の重いキックやゴッチ流のサブミッションがそこに加わっていました。何よりもプロレスラーの持ち味である「打たれ強さ」があるので、相手の技をある程度受けて観客に試合を見せるということができました。猪木もそうなんでしょうけれど、世代的に全盛時を知らないので余り語ることができません。
次にヴォルク・ハンでしょうか。前田が旗揚げしたRINGSで彼がロシアから発掘してきたコマンドサンボの名手です。RINGSでのデビュー戦から引退までリアルタイムで知っていますが、当初無名だったかれも今では知らないひとがいないのではないでしょうか?どんな角度からでも繰り出せる多彩なサブミッションは、初めてみたときほんとうにびっくりしました。クロスヒールホールドという技を持ち込んだのも彼ですし、馬乗り状態では下からサブミッションは仕掛けるのが難しいのですが、彼の場合は下からのほうが仕掛けやすいんじゃないか、と思うくらい巧かったです。蟻地獄と称してましたが、そんな感じですね。今の総合格闘技ですと、上から拳でたたきまくられるピンチで起死回生の三角締めとか逆十字とかセオリーであるみたいですが、ぼくの知るかぎり、ハンが出てくるまではそんなシーンは余りみたことがなかったです。
ハンは日本に総合格闘技のルーツを持ち込んだ男だとぼくは思っていますが、ロシアの元軍人で教官だった彼をスカウトした前田の眼力をほめるべきでしょう。あっというまに日本でスターになり地位と名誉とお金を手にしたハンはオランダのクリス・ドールマンとともに今も前田のワールドネットワークを支えるひとりです。日本には何かと敵が多く喧嘩っぱやいイメージが先行する前田ですが、格闘界きってのインテリでもあり、優れたマネジメントと交渉能力でワールドワイドな人脈を持っていますね。

3人目をあえてあげるならスタン・ハンセンかな?ウエスタン・ラリアットを持ち込んだ超有名な外国人レスラーですね。Youtubeで探せば名場面がたくさん出てきますが、彼のラリアットは強烈です。知らない人は、ロープから跳ね返ってくるレスラーをドカーンとやって。。完全にヤラセやん、と思うでしょうが、そういうパターンだけじゃないのです。特にスタンディングでふいをついて至近距離から食らわせるラリアットは強烈です。実際、クローズラインとい名前になってマーシャルアーツその他の格闘術で本物の技として確立しており、映画のストリートファイとなどでもたまにみますね。その創始者ともいえるのがスタン・ハンセンです。

だいたいそんなところかな?ピーター・アーツなんかもすきなんですが、それはまた別の機会に^^

2010年2月25日木曜日

なんだか泣けてきた。

こんばんは。

愛読している、セカンドライフのブログのなかでも、cool で lovely で heart が->(・∀・) になる某ブログ。魚がどうのこうのという名前のうちの玄関に貼ってある某ブログ(すでに某じゃないかも。。)

久々の更新ですが、泣かせますね~。本人は泣かせるつもりが全然ないだろうから、そこがまた泣ける。。
これまでにも何度かじわー、じわわーときた日記がありましたが。りんでんこうえんいってみよっと。

今のところ、名前を刻む相手はいないんですが、それはどうなんだろうと思ったりしますね。やーっぱりもうすぐ3年になるわけで、その間にいなくなったひとが結構いるのだけど、名前を刻みたいと思うほどのひとはいないです。親しいひとはかなりしぶとくSLにいるってのもあるんですが(w、やっぱりいなくなったら、性別問わず名前を刻みたいひとがいてほしいですよね。そういうひとがふたりいるってことだけで、某ブログの主はすごい幸せだと思います。

ずいぶん昔を思い出しましたが、最初からとても優しくしてくれた友達が、リタイアしそうな状況で、ぼくはすごく淋しくて柄にもなく色々とがんばった記憶があります。そうでなくてもリアル以上に感動させてくれるような暖かさを感じることも多かったですね。SLはゲームじゃないので、ひとりぼっちでは何の意味もない、そんな世界ですからね。

今は周期的に訪れるプチ引退期間です。いわゆるモチベーションが完全にダウンした状態です。
リアルでもありますよね?青い空がそこにあっても快晴ではつらつするひとばかりじゃなくて、空が青いのことのどこがそんなにええの?とまったく心に入ってこないひともたくさんいて、感性というものは状況とか体調とかその場次第で刻々と変わるものです。一定というのはありえません。バーチャルワールドは、リアルワールドが地面にあってこその天上の世界です。リアルがうまくいかないなら、SLで楽しめばいいさ、というのはまったくの嘘で、リアルで色々な意味で余裕があればこその世界ですからね。天上の世界にログインするには、それなりのモチベーションがなければ難しいのです^^。

話を戻せば、お気に入りの某ブログ、泣けました。。。週末にでもその場所にいってみようー。w

2010年2月23日火曜日

確定申告終了~

こんにちは。

昨日、確定申告すませてきました。
ぼくは個人事業主なので青色申告とあわせて提出します。複式簿記なので65万の控除を受けられます。
簿記を勉強したわけじゃありませんが、以前の仕事の関係で貸方借方の仕分け、勘定科目、BSとP/Lはマスターしていますし、サポートソフトとして会計ソフトを使ってますので、簡単に青色申告書が作成できますし、義務づけられている元帳とかの決算資料も簡単に印刷できます。

提出するだけですのでいつも申告はあっというまに終わりますが、今年は税理士と相談している事業主がいつもより多かったですねー。話し声を小耳にはさんだのですが、「去年までは税理士に依頼していたんだけど、今年から自分で申告できるようにと思って」というセリフがよく聞こえてきます。不景気のせいですかね・・・税理士に払うコストが惜しいのでしょう。。

でも、パソコンも使いこなせそうになく、簿記の知識もまるでない事業主が自前で複式簿記をやろうと思っても簡単じゃないですよねえ。。今から勉強していたんじゃ、間に合わないですよ、絶対。。。^^;;;

と思ったのでありました。。


てことで決算処理完了です。
(しかしまじで不景気だなあ。。。。所得欄記入していて危機感感じますw)

2010年2月22日月曜日

サカつくONLINE、サービス終了

こんにちは。

セガの「サカつくONLINE」が4月でサービス終了ですね。
Jリーグに興味なく、欧州サッカーが大好きなぼくは、2008年頭から2009年半ばまでプレイしていました。最初は無課金プランはなく月額1700円で高めの設定でしたが、追加課金の必要がまったくないうえに、育成シミュレーションとしては非常にバランスがよいゲームで、欧州サッカーが好きな人ならはまること間違いない良いできだったとおもいます。一番よいところは、試合が深夜から朝にかけて行われるため、徹夜でもしないかぎりハリツキは無理だというところ。選手のスカウトや育成にはかなり手間がかかるし考える必要があるので一日15分では無理だと思いますが、まあ時間のあるときに1時間プレイすれば、あとは勝手に進んでいく、身体に優しいゲームでした。

しかし2009年春にSTO2として大幅アップデートが行われ、これがゲームバランスを見事に崩してしまいました。。無課金プランが登場しましたが、例によって無課金では課金者に絶対に歯がたちませんので無意味なプランです。おまけにプレイヤーの実績や経験によって縛りがあった選手の雇用コスト(野球で言えば王長島クラスばかり雇えないよう選手ごとに決められたコストの合計に上限がある)が事実上撤廃されたため、フィールドにはヨハンクライフやジダンがあふれかえるというオバカな事態になり、あほらしくなったため辞めた経緯があります。セガにしてみると、無課金で新たに始める人を増やし、課金に誘い込みたかったのでしょうが、結果的にβから長くプレイしてきたひとたちが離れていくことに。ありがちなパターンであっけなく終わりましたね、残念です。

ぼくは基本無課金というオンラインゲームは信用しません。なぜなら、ボランティアじゃあるまいし運営側が成り立つはずが無く、必ず課金アイテムやらを儲けたり、課金者と大きく差をつけたりするため、結局無課金で楽しめるはずがなく、それなら最初から課金ゲームにしてゲームバランスの維持に全力をそそぐべし、と思うからです。そういう意味で、無課金プランが無かった頃のサカつくは良くできたゲームだったんですけどね。。。

なかなか難しいもんですねえ。。。

2010年2月20日土曜日

高橋真梨子

こんにちは。

日本の女性ボーカリストでぼくが一番好きなのは高橋真梨子です。
ほかにも巧くて感動を与える女性ボーカルはいるはずですが、自分にとっては彼女だけですね。

色々理由があるのですが、誰でもそうだと思うけれども、自分が肉体的にも精神的にも最悪な時期に、歌を聴いてすくってくれた、正確にいいますとライブを観てオーラ、太陽にあたって復活した、みたいな神様的な存在、ぼくにとっては高橋真梨子がそうなのです。

具体的には1997年だったか、記憶頼みですが、滅多に役に立たないNHKの唯一の取り柄で、年末あたりに必ず和洋問わずロックとかポップスのメジャーのライブを独占放映するので、それで高橋真梨子のライブ、タイトルはRipple(波紋)が自分を救ってくれました。そのときは精神的、肉体的にどん底状態でしたが、たまたま録画したこのライブを毎日観てだんだんスピリチュア(えw)を取り戻してバサラほどではないですが復活したわけです。^^; このライブの映像はDVDに記録していて、元気が出ないときはよくみますね。もちろん、RippleのCDはiPODに入れてスタンダードです。

東京で彼女のライブも観ましたし、他のライブDVDも全部観ましたが、音楽とか映像はそのときの自分の状況によって価値がまったく変わってくるし、そうでなくてもNHKが放映したRippleライブは高橋真梨子の傑作ライブではないかと今も思います。好きな曲が全部入っているというだけでなく、途中のリクエストタイムのリアクションとかが最高で「別れの朝」「とまどい~」「五番街」とかクラブの雰囲気で聞けますからねー。あらかじめ練習していたとはいえ、ピアノ一本の別れの朝とかはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と、おじさんは思いました。。。

高橋真梨子のすごいところは、自分は歌うだけ、という潔さ、とその半端ではないボーカル能力ですね。
シンガソングライターが当たり前のご時世ですが、正直適当すぎるぜ、みたいな連中が多い。
才能はそんなに集中してひとりに集まりません。そんな天才はいるけれどもきわめて希有で、多くは偽物です。しかし高橋真梨子の場合は、ボーカルに関して希有の存在で、ちゃんと自分の立ち位置を知っていて、踊りでごまかすこともなく「あたしのうたをきけー」的な覚悟があります。そこがいい。

あ、堅い話になりました。ぼくが好きな曲はいくつもあるけども、「フレンズ」、「とまどいセレナーデ」、「グランパ」、「For you」「ハッピーエンドは金庫」かな。。。特にフレンズととまどいは好きですね。カラオケでもよく歌います(そこか@@;)

ブリーチと星矢の類似性

こんにちは。

相も変わらずコミックの話です。^^;;

BLEACH(ブリーチ)という漫画ご存知ですよね?死神とか斬魄刀とか出てくるあれです。最近はあまり興味がなくなってるんですが、一番最初からルキアを処刑から救うところまでの話は実に面白かったです。
ぼくはアニメを先に観ていますがアニメのできも良かった。実は夜一さんのファンです(黒猫のほうも美女のほうも^^;)。

でこのアニメを観ていてよくにてるなあと思ったのが、かなり昔のアニメ(漫画)の聖闘士星矢の前半です。一番最初から12宮編、裏切り者サガからアテナを救うまでのくだりですね。これはアニメしか観ていませんがやはり実に面白かったです。

両者に共通しているのは、
・ヒロインを救い出すために数人の仲間がはるかに高いレベルの強敵たちと戦うこと
・前者は尸魂界、後者は12宮と、普段いる世界とは違う敵が住む世界に乗り込んでいくこと
・敵とはいっても全員が悪党ではなく良識を持った相手もいること
・実際には敵ではなく少数の裏切り者による仕業だったこと
・敵との戦いは基本的に1:1で、本来劣るはずの主人公たちの力が実力以上に炸裂すること
・物語のはじめから救出に向かうまでの間に主人公たちはそれぞれ腕を磨きレベルアップしていくこと
・単なるバトルだけではなく泣かせるシーンが多いこと

等々、たくさんあります。さそり座のミロなどが氷河に勝ちながらもとどめを指さないところなどは、京楽がチャドをみのがしたあたりと似てますしね。もっともブリーチのほうが新しいだけにアニメの質は良いですが、ジャンルはまったくちがうけれどもBGMは両者ともに秀抜です。

しかし・・・一番両者に共通してるのは、最高におもしろかったのは序盤から最初の救出劇のところまでで、次からはなんだか惰性で続いている感じがするところでしょうか。。^^; ヒロインを救い出してしまうと、あとの展開がワンパターンで盛り上がらないのは仕方ないですが。。。星矢の場合は、次のポセイドン編からワンパターンで全然おもしろくなかったですし、ブリーチも救うべきヒロインが織姫にかわっただけでワンパターン。。。

うーん、やっぱり似ている。。。

2010年2月18日木曜日

銭ゲバは実は正しい

こんにちは。

ケンイチ君の映画、カムイ外伝のDVDがレンタル屋さんに登場しました。コミックやアニメのカムイ外伝が大好きで、主演がこれまた今来まくっている若手演技派ケンイチ君ですので観たくてしょうがないのですが、レンタル料が下がるまで我慢です^^;

一方で未見だったドラマ「銭ゲバ」を一気に観ました。ジョージ秋山の名作ですが、実写だとどんなだろうと思いましたが、おもしろかったです。ケンイチ君さすがですが、子役もいいですねー。ミムラも好きな女優さんなので楽しめました。ただ、観ていて泣ける一方で虚しい気分になるドラマですね。もちろんそういう物語なのですが。

極度の貧乏に生まれた主人公が本当はきれいな心を持っているのに、母を失ったことで「世の中はしょせん金」と悟り、金と戦い、非道な人生を歩むわけですが、主人公の言っていることは間違いではありません。もちろん彼の行いは許されるものではありませんが、「金じゃなくて心」よりも「しょせん金」のほうが正しい、とあえて言わせてもらいます。

簡単にいえば、金がなければ普通の風邪で死ぬことだってある一方で、金があればかなりの重病でも助かるのです。命は金で買えない、という言葉がありますが、これはきれい事であり、命は金で買えるのです。どんなに優しい心を持っていても役に立ちません。神様は「公平」ですから、心がきれいだろうが汚かろうが、金があろうがなかろうが、最悪の不幸が降りてくる確率はすべてのひとに平等ですが、その不幸を跳ね返すにはたいていの場合金がいるのです。

もちろんこれは程度問題です。贅沢できなくても衣食住に困らず、少しの余裕があるなら「金よりも心」というセリフを語ることもできるでしょう。かつて一億総中流と言われた日本のように、金持ちでなくてもそこそこの暮らしができていれば良いのです。しかし、衣食住だけで精一杯、いやそれもままならない状況下になれば、このセリフはきれい事です。そして未曾有の不景気、大量の失業者やホームレスを抱えるようになってしまった今の日本では、銭ゲバの世界はより現実的になってきているのではないでしょうか。

ドラマとか映画とか観た後は、できればスカッと明るくなりたいものですが、このドラマは逆ですね。でもたまには良い。おちゃらけた番組(バラエティとかヤクザが介護や先生をやるドラマとか^^;)が嫌いなので、久しぶりにじっくりと観たドラマでした。

2010年2月11日木曜日

ポートガス.D.エースは死ぬのか?

こんにちは。

またまたワンピースの話ですみません。とにかく今最高に盛り上がっている展開の佳境に入っているもので。。

今週のジャンプを読んだ人はご存じのとおり、助かったと思った矢先にエースが赤犬の挑発にのってしまい、結果として弟ルフィをかばって赤犬の拳に体のど真ん中を貫かれるという衝撃的なシーンが最後にありました。命を示すエースのビブルカードもあっというまに燃え尽きる寸前に。果たしてエースは死ぬのでしょうか?

ネタバレサイトとかは全く別として、小説、漫画問わず、ワンピースのような大長編物語の展開として見た場合、一部完結とか物語の大きな節目で、エースのようなきわめて重要で魅力的なキャラの死、しかもいったん助かったと思わせておいて、不覚の一撃であっけなく最期を遂げるという展開は十分ある、というか「王道」ですらあると思います。死ぬキャラの位置づけが重要であればあるほど説得力が出てくるのです。

例えばアニメにもなった有名なSF大河小説「銀英伝」では、帝国がラインハルトの勢力によって統一される節目において彼の親友であり、優しさと強さを併せ持つキルヒアイスというキャラが死んでいます。しかもラインハルトの不手際に起因するという皮肉な最期です。彼の死によってラインハルトはほとんど抜け殻のようになりますが、そこから立ち直り精神的に大きく成長して次の目標である銀河統一に向けて動き出すわけです。このように主人公にとってきわめて重要で大切なキャラを死なせることで、主人公をいったん追い込むものの、最終的にひとまわりもふたまわりも成長させて第二部へ進むという流れは多く使用されます。

ポートガス.D.エースという存在について見てみましょう。主人公モンキー.D.ルフィの義理の兄で小さな頃から仲が良くルフィが憧れる「強い兄ちゃん」です。能力は最強のロギア系で「火」です。また海賊王ロジャーの実の息子であり、同時代の伝説である白ひげの義理の息子です。同時に伝説のガープ中将の義理の孫です。このエースを海軍の公開処刑から救出するためだけにルフィはもちろん、伝説の白ひげ海賊団とその盟友たちの大軍が海軍全勢力に挑み、現在の大戦争にいたるほど重要な人物なのです。またこのワンピースという漫画では、倒された敵キャラも味方キャラも基本的に死にません。死んでいるのは回想で出てくる海賊王ロジャーとかロビンの母とかだけで、生きているキャラが死んだことはここまで一度もないはずです。

はい、だからこそ、エースが仮に死んだならきわめて大きな出来事であり、それこそ物語としては王道展開で自然な流れということになります。先に述べたように、作者の発言からもこの戦争でおそらくワンピの前半部完結で次から後半部に突入という流れになると予想されます。もしかすると時間も多少飛ぶかもしれません。その節目にエースの死。。。まさに王道ですね。

(ぼくはポートガス.D.エースは大好きなキャラですので本音を言えば死んで欲しくありません)

蛇足ですが、一度助かったと読者を喜ばせておいて、その直後にあっけなく最期を遂げるという突き落とすようなパターンも王道ですね。かなり古いですが、「太陽にほえろ!」という刑事ドラマのGパンこと松田優作
の死に方がそんな感じでした。「なんじゃこりゃあ~!」で有名なシーンですね(笑)。

もちろん、エースがかろうじて命をとりとめるという展開もアリです。ほんとはそのほうが救いがあるし、うれしいのだけど・・・

2010年2月9日火曜日

アニメ「ワンピース」のオープニングに批判殺到ですか・・・

こんにちは。

ジャンプ連載の「ワンピース」は相変わらずものすごい盛り上がりで、今週などはエース死ぬのか?@@;てな感じでいい大人がコンビニで立ち読みしながら思わずぞくっとするほどです。個人的にはポートガス・D・エースには死んで欲しくないけど、ワンピ前半部終了という節目にあって白ひげとともにエース死す、という展開もありえるな、と思ったり。あー子供のように来週が待ち遠しい。。^^;

さて、アニメ版「ワンピ」の話です。今リアルタイムで観ているTVアニメは「ワンピ」と「ハガレン」の2つのみで両方とも毎回楽しみにしています。特にワンピはインペルダウン編->今の大戦争編と最高に盛り上がる展開に入ってまして、コミックを読んでいるとはいえ楽しみにしているのです。

しかし!今年くらいから変わった新しいオープニング主題歌がひどい!誰が歌ってるのか、どんなバンドなのかについては、毎回まったく気にしないのでいいのですが、今の曲はアニメとまったくあってません。のんびり、のほほんとなごみ系の曲で、その曲の良し悪し、好き嫌いの問題ではなく、スピード感、緊張感あふれる格闘系のアニメとあうはずがないのです。ましてや前述したように、インペルダウン潜入、白ひげの登場、大戦争の開始と、ワンピ史上最も盛り上がるところでこの主題歌・・・。前の曲がスリリングで実にマッチしていたのと対照的で、いったい制作サイドはなにを考えているのだろう?とあきれるばかり。おかげで、毎回OPは早送りしてます。ちなみに前のOPはかっこよすぎて毎回しっかりみてました。

あああ><と思っていたら、ぼくだけじゃないんですねー。公式HPが批判殺到で炎上しているらしいです。こりゃ、至極まっとうな批判ですねえ。制作サイドは言い訳できないでしょう。差し替えてくれることを望みますが、大人の事情ってやつで無理かな?

2010年2月6日土曜日

クローズZEROとインプリント

こんにちは。

マニアなら知っている三池監督の映画を久しぶりにまとめて3本観ましたので感想を。
ちなみにビデオで「オーディション」というホラー映画を昔観てから印象に残っていた監督でだいたいの作品は見ています。その割に傑作と言われる「殺し屋1」はイマイチはまらなかったので、自分にあうのかあわないのかよくわからん映画監督ですね^^;ぼくは彼に影響を受けてタランティーノがつくったという「ホステル」とか一般にエグイとされる映画は普通に観られるし「ホステル」(1のほう)などは結構好きですが。

さてまずたぶん三池監督らしくないと思われる「クローズZERO」の1と2から。
らしくないかは別として、ぼくは非常に楽しめました。ひたすら不良高校生のケンカ抗争に終始する映画で、ありえない血の量が流れますが^^;、変に他のエッセンスを入れないところがこの監督らしいといえばらしい。唯一出てくる女性、黒木メイサもいらんのではないか?と思うくらいです。
1と2通じて引きつけられるのが山田孝之演じる芹沢。正直、彼がいなければこの映画は当たらなかったんじゃないかな?前に「ちゅらさん」などで観た山田くんとは全く異なり、小柄ながら太い腕、分厚い胸板、重心の低そうな足腰、無精ひげに長髪。野獣のような雰囲気むんむんです。もちろんケンカのシーンも彼のシーンが一番すごい。1では、殴る蹴るだけじゃなくジャーマンスープレックスやブレーンバスターまで飛び出します。ストリートではありえなさそうですが、非常に高速なしかけなのでそう感じさせません。もっともあんもの地面で食らったら死にますがw。2も山田くんの存在感とケンカファイトが目をひきますねー。芹沢の特色である一撃の重さや打たれ強さが画面からガンガン伝わってきます。いやー 昔から完全にイメチェンしてますが、いい役者さんになりました。とにかくクローズ1&2。芹沢役を観るだけでも傑作だと思います。

続けて「インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜」。かなり遅いのですが、なかなかDVDが手に入らなくて。。。この映画、あまりの残虐シーンで米国ケーブルテレビの放送コードにひっかかったそうです。日本でもレイトショーだけだったようですが・・。一般では拷問シーンと主役の奇形が問題だと言われているみたいですが、自分が観る限り、その部分は言うほどのことではないんじゃ?と思いました。むしろ、堕胎や胎児をゴミのように川にほうりこむシーンのほうが映像的にというよりも内容的に問題になったのではないか?と思います。実際、ぼくの感想としては、このドラマ世間でいうほど拷問シーンがグロイとは思えず、それよりも先ほど言った人間としてもっとも恐ろしい行為を平然と行うところに怖さがあると思います。後味の悪さはそこに起因するのですが、その点も含めて、あとは映像美は文句なしで、作品的には傑作だと思いますね。まあしかし、カップルで観るようなものではないですが^^;ちなみに工藤夕貴さんの演技は素晴らしかったです。

こんなところでしょうか。久しぶりにホラー祭してみるかな?w