2009年12月2日水曜日

6代目ジェームズ・ボンド

こんにちは。

非常に遅いのですが、「慰めの報酬」を観て6代目ボンド、ダニエル・クレイグがとても気に入ったので、全作「カジノロワイヤル」をDVDで観たところです。さらに気に入りました~。007シリーズは全部観ているのですが、ボンド役としてはS.コネリーを超える存在はないなーと思っていたら、自分のなかでは6代目があっさりと抜いてしまいました。もちろん映画作品としての評価はまた別で、個人的には「ロシアより愛をこめて」が最高傑作。「女王陛下の007」が二番手。でも、2006年版「カジノ・ロワイヤル」がすんなり3位に。

なぜこれほど6代目ボンドが気に入ったかというと、殺しのライセンスを持つ本来の007の姿に一番近い気がするからです。これまでのボンドは、銃をがんがん撃つってことはあまりなかったんですよね、実は。シリーズ中盤作品の奇をてらったアイテムの目白押しは論外で、元のスパイ映画路線へと修正が図られたのはずいぶん前なのですが、S.コネリーにしてもダイナミックなアクションシーンはあっても、銃を撃ち敵を殺すというシーンはあまり出てきませんでした。しかし6代目は違います。がんがん銃を撃ち敵を殺しますし、格闘でも半端ではなく、裸締め等で抹殺します。ダニエル・クレイグ自体は、好みによると思いますけれど、わたしは彼の野獣のような精悍なマスクと肉体はボンドにぴったりだと思います。もちろん、変な小手先アイテムは出てきませんし、コンピュータによる探査やテロリストとの対決など時代にあったテーマやネタが選ばれてますので、荒唐無稽な感じも皆無。純粋にスリルとアクションを楽しめる作品になってますね。まあ、「慰めの報酬」はイマイチ感がありますが^^;




今後の作品にも期待です^^

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