2009年12月8日火曜日

沙粧妙子-最後の事件

こんにちは。

最近の日本のドラマは面白くない、昔は面白かったのに、とよく言われます。まあ全部観ているわけではないのでデータ不足ですが、ぼくもそう思うひとりです。そのくせ、レンタル屋さんにいくと、韓流はともかく、米国のドラマが大受けで、XXシーズン1,2,3なんてのが山のようにあって、映画より人気あるわけですが、確かにあちらのドラマは相変わらず面白いですね。

さて、そんなぼくの好きな日本ドラマのひとつが、「沙粧妙子-最後の事件」です。1995年頃の作品なので、ぼくにとってはそれほど古いドラマじゃないのですが、まだこの頃のドラマは活況だった気がします。

このドラマはいわゆるサイコもの(いわゆる快楽殺人)で、羊たちの沈黙あたりからもろに影響を受けたような内容ですから、好き嫌いは分かれるでしょう。もちろんぼくは「羊」はもちろんこのジャンルが大好きです。似たような作品が後発で出ましたが、やはり沙粧妙子が日本では最高峰だと思います。

脚本、音楽が非常によくできていますし、(ここが大事なところですが)主演、脇役を含めて役者がうまい!今考えると、主役級だけでなく、広末涼子、香取慎吾、柏原崇、飯島直子等々、豪華キャストですねー。香取くんなんてまだ若いせいか、モチベーションが高いのか、ものすごい迫力で悪役を演じています。何よりも、このドラマは

オリジナル

なのです。最近乱立する原作りのドラマ(特にコミック)ではありません。プロデューサーや脚本家の想像力に満ちあふれております。昔のドラマはこういうオリジナリティにあふれていましたね。このあたりに最近のドラマ不況の原因があるように思います。

ただこのドラマ、猟奇的な内容のせいなのか、DVD化されておりません。ぼくはVHS版を自分でDVDに焼いたのでいいのですが、ぜひ出してほしいドラマのひとつです。

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