2010年3月11日木曜日

子供の頃に読んだ本

こんにちは。

ぼくは機械類は使い捨てるけど、本とレコード(LP)は捨てない主義でして^^;、そのために本棚などの収納で床が抜けそうになってます。。。でも良いこともありまして、古いLPをたまに聞いたり、昔読んだ本を読み返したり、あれ?これ読んでないや・・・みたいないつのまにか長期ツンドク状態の本を見つけて読んでみたり、そういえばたまに同じ本が重複してるのを見つけてあきれたりします。

なかでも楽しいのは、子供の頃に読んだ本を読み返すことです。
誰にでも一番本を読んだ時期というのがあると思うんですが、僕の場合は小学校高学年から大学生低学年(そんな言葉あるんか。。)までの10年くらいですかね。小学生~中学生の頃はいわゆる鍵っ子で外で遊ぶことも多かったけれど病気がちだったこともあって文庫本を読むか、ギターの練習をしてることが多かったです。高校の頃は読書の鬼状態で、一日に2冊くらい読んでました。カラマゾフの兄弟は2日くらいで読んじゃいましたからね・・・今だと1年かかるかも。。。(・∀・)

前置き長い・・・悪い癖です。。昨日小学生の頃に読んでからずっと好きだったワイルドの『幸福な王子』という童話集を読み返しました。もう紙がかびくさい感じなんですが^^;、数年に一度読み返したりする本で、そのたびにボロボロ泣くんですが、昨日もやはりボロボロと。。。TT ある意味、子供の頃の感性が今もあるのか、試しているんですね。今は世間ずれして、物事を斜めに見る癖が付いてますから^^;、子供の頃と同じように感動できるのか?というテストみたいなもんです。どうやらまだ合格のようです^^

ワイルドに限らず、童話というのは残酷でシニカルなものなんですが、ワイルドのは特に。「幸福な王子」という話も好きですが、一番好きなのは「ナイチンゲールとばらの花」です。ナイチンゲールが命を捧げて送った赤いバラが最後にどぶに捨てられ荷車の車輪に轢かれるところを読むともう涙がボロボロと。。。形而上学の世界に戻っていく頭でっかちでバカすぎる人間どもに思わず怒鳴りたくなるような衝動に駆られるのは、初めて読んだ小学生の頃もそうでした。

うん、まだ子供の心は失っていないぞ!
(ていうかまだ精神的に子供なのか?w)

おし、次はシートン動物記を読んでみよう!(w

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