2010年3月16日火曜日

DOLLS

こんにちは。

北野武さんが、フランスで文化勲章もらいましたねー。すごいことだと思います。

北野監督の映画は全部観ていますが、もともとカンヌやベルリンなど大作ではなく佳作が集まるヨーロッパの映画祭で評価の高いひとですが、ここまでとは思いませんでした。

ぼく個人の体験から言いますと映画文化は、~70年代にハリウッド、フランス、日本の映画。フランスと日本が低迷した80年~90年代はハリウッド一色。90年代後半からハリウッドが大作商業主義に走りすぎて品質が低下する一方で、日本や欧州の映画が復活。
今現在、ぼくが観ておもしろいと思うのは日本映画や欧州の映画で、ハリウッド映画は一部を除いて実につまらないです。ちなみに中国と韓国の映画は好きではありません。脚本は良いものもあるんですが、うまくいえないけど映像が自分には合わないんですよね。。当然韓流ブームとは無縁の存在です^^;

話がそれました。
北野さんの映画は、ジャンルがバラバラなのでひとによって好みがあるでしょうが、ぼくが一番好きなのは「DOLLS」です。意外でしょう?(笑)彼の映画の中では評価があまり高くない作品ですからね。でも、ぼくはあの淡々と流れる時間が大好きなんです。「ブラザー」のように過激なものも好きですが、ひとつ観たいと言うなら「DOLLS」になるんですね。菅野美穂さんは好きな女優さんなのですが、最近は働く女的にイメージが固定し始めていて、善玉から悪役、化け物までやっちゃうという変幻自在だったこの頃のほうが好きなのです。共演の西島くんも良い雰囲気ですしね。

この作品、無冠で終わりましたし、カンヌでも賛否両論まっぷたつでしたが、北野映画らしいなと。
三池さんの記事でも書いたかもしれませんが、評価がわかれる作風のほうがぼくは好きなんです。
逆に多数が傑作!というような作風はあまり・・・・



あまのじゃくなだけか...^^;

0 件のコメント:

コメントを投稿