2010年4月15日木曜日

最初はパリ

こんにちは。

今朝は病院、1~2年に一度受けるMRI検査結果が今回もセーフでほっと一安心のワッキーです。大抵のことには耐え抜く精神力が自分のウリですが、やっぱりこの日だけはいつも緊張しますね。でもおかげで今日は休日なのでさらにご機嫌、ブログを二回も更新してしまうワッキーです^^;

趣向を変えて、ぼくの海外体験をぼちぼちと書いています。仕事の関係で各国に長期滞在が多かったので良い面悪い面色々見られましたしね。ちなみにプライベートでは一度も国外に出たことはありません(笑)。

そんなぼくが初めて出会った外国はおフランスのパリです。最初の海外体験だというのになんと4ヶ月もいました。。。その後も短期滞在しているので合計すると1年近くいた計算です。
ホテルの場所は凱旋門寄りのシャンゼリゼ通りのふた筋くらい裏。当然、プライベートでは泊まれない高額なホテルですが、シャンゼリゼ通り近くらしい、小さなアパートみたいな古いホテルです。ヒルトンやシェラトンみたいにゴージャスなホテルとは全く違います。清潔感はありますが、部屋も狭いし家具も古いし築後何十年って感じですね。でも高そうな絵が飾ってあったりしていかにも欧州!のホテルでした。

滞在期間の休日にベルサイユやら南仏にも行きましたが、ほとんどがシャンゼリゼ界隈で過ごしました。まずびっくりしたのは水よりワインのほうが安いこと。というか水道水は飲めませんが。。昼飯にセルフの店に行って蛇口から赤ワインを注いで飲んだりするんですが、十分すぎるほどうまい!おかげで、帰国後ボジョレヌボ解禁とかいって高い値段で買って喜んでいる日本人にはならなくてすみました^^;。日本で飲むときは、チリ産とか多いですね。日本におけるフランス産はCP悪いので飲みません。

シャンゼリゼ界隈ですから飯は何でも食べられるし美味しい。でもフランス料理は高いので先輩のおごり以外はいきませんね。安くてボリュームがあってうまいのはイタリアン。次にどこにでもある中華。一人じゃ食べにくいですけどね。あるいは街角で売っているパンやサンドが安くてとても美味しいのでそれで十分でした。

この界隈はいわゆる不夜城で、朝の5時でもにぎやかで、飯にも娯楽にも困ることはありません。大体、欧州全体に言えますが、季節によって日照時間が極端に変わることもあり、晩飯タイムが遅い!!大体午後9-10時くらい?それから遊びに行くのでにぎやかなはずです。

女性ならファッションの話になるのでしょうが、ぼくはブランドに興味がないのでその手のお店には行きませんでした。ただ、近所のモール街で結構張り込んでアタッシュケースを買いました。さすがにデザインも良いし丈夫で長持ちしましたよ。今もまだ現役です。

値段を気にしなければ、飯も娯楽もファッションも何でも揃うパリですが、欠点もあります。
まずアル中が多い。ワインが水より安いので昼間から飲んで当たり前なので当然ですねえ。
次にこれもよく言われるけど、フランス人の傲慢さと理屈っぽさが鼻につきます。
シャンゼリゼは観光名所なので英語が通じるし、黄色人種だろうが黒人だろうが、普通に応対してくれますが、ときどき本音が見え隠れします。心の中ではこの猿風情が!と思っていますね。レストランの店員ですらそんなそぶりをみせることがたまにあります。
それと哲学や数学の国だけあって理屈っぽい!仕事では本当に難儀しました。落としどころを見つけて交渉しようとしても、まず落ちないんですよね。良し悪しは別として、日本人なら「このあたりで手を打つか」みたいな感覚がありますが、フランス人には通用しません。合理性がとことん要求されます。不思議ですねえ。ベルレーヌやら数々の浪漫あふれる詩人を生み出し、文学で名をはせたお国柄なのに、論理がすべてといわんばかりの理屈屋なんです。今でもぼくは、フランス文学は大好きですが、フランス人は好きではありません。。。まあ、個体差があるんであくまで一般論としてですが。。

そんなこんなで最初はパリでした。長期間いたので、まるで無知だったフランス語も多少はできるようになりました。語学って日常で使わざるをえない状況にするのが上達の早道だと改めて思いました。

ちなみに帰国後しばらくのぼくはワイン漬けでした。。。。^^;

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