2010年4月3日土曜日

オリッチにみたゲルマン魂

こんにちは。

相変わらずセカンドライフ放置状態のワッキーです。若返ってしまったのかも^^;

さて、欧州チャンピオンリーグ準々決勝、注目のカードの1stLegが終わりました。結果はこうなりました。

バイエルン2-1マンチェスターユナイテッド
リヨン3-1ボルドー
アーセナル2-2バルセロナ
インテル1-0CSKAモスクワ

ホームで勝利したチームが3つ、ドローが1つという結果です。ですが、勝敗では単純に結果を評価できません。今さらですが、CLではアウェーで得点することが極めて重要です。ホーム&アウェー両方で勝てば文句なしですが、一勝一敗、あるいはドローの場合、アウェーゴールが多い方が勝ち上がるからです。ですのでホーム側は点を与えないこと、アウェー側は点をとること何より重要になるのです。そうして結果を見た場合、

先勝したバイエルン、リヨンはホームで1点とられてますので勝ったとはいえ五分。来週のアウェー戦で勝つか分ければ文句なしですが、負けた場合得点なしだとダメですからね。インテルの場合はホームでわずか1点は不満でしょうが相手に得点を許さなかったのでかなり有利です。来週のアウェー戦で1点とれば勝っても負けてもドローでもいいわけですからね。

注目のアーセナル-バルサ戦はドローですが、バルサがアウェーゴールを2点とっているので有利です。次はバルサのホーム、カンプ・ノウでやれるわけですからね。内容的には勝てたんですが、さすがアーセナル。キャプテン、セスクを中心とした精神力でドローに持ち込みました。

やっと表題のオリッチ。ブンデスリーガに詳しくないのでCLで初めて観るバイエルンのFWです。出身はクロアチア。今週の1stLegで一番光ったのはこの選手じゃないでしょうか?ゲルマン民族じゃないのにおかしな話ですが、格闘家のように鍛え抜かれた筋骨隆々の身体、試合が終わるまで一瞬たりとも気を抜かない強靱な精神力、まさにゲルマン魂、ドイツ人そしてドイツのサッカーを具現しているようです。ひとことでいうと質実剛健、柔じゃなくて剛。今回ロスタイム終了寸前にこぼれ球を横から怒濤の走り込みでかっさらって逆転ゴールを決めたシーン、喜びのあまりわきかえるバイエルンのサポーター前でユニフォームを脱いで彫刻のような身体を披露、それによってイエローカード、でもわかってやってるので審判と握手^^。いやあ、久しぶりに感動しました。

http://www.youtube.com/watch?v=zldvn4XyhiU

近年は英プレミア、西リーガに押されていますが、ドイツサッカーは、かつてのベッケンバウアーはもちろん、最近でも世界最高の守護神カーンに代表されるように欧州サッカーの頂点にあったのです。そのサッカーは、ゲルマンの鋼鉄のような肉体と精神そのものを具現していました。オリッチ観ていて思い出した、そんな感じですね。

ドイツサッカーもまた観たくなってきたなあ。。。(汗)

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